例年のように、ボンマルシェの店内中央吹き抜けには吊り物デコレーションが施されています。今年のボンマルシェのクリスマステーマは「La magie de NOEL/ラ・マジ・ド・ノエル」”魔法のクリスマス”。グリム童話に登場する「金の鳥」を意識し、その旅立ち(おそらくボン・マルシェ160周年記念の新たなる旅立ちとかけているのではないかと思われる)を表現しているのではないかと思われます。金の鳥と鳥籠状モチーフが、ウィンドーや店内各所に飾り付けられており、さながらボンマルシェ自体が「魔法の鳥籠」のようです。皆さんは、金の鳥や鳥籠モチーフについてどのように思われますか?個人的には、籠の中の鳥と解放のイメージが浮かんで来ました。さすがボン・マルシェ、奥が深いです。
パリの百貨店も各所クリスマス商戦の追い込みに入り、どこも連日クリスマスプレゼントを買い求めるお客様で賑わっております。日本では当たり前のことですが、12月に入ると日曜日も営業するようになります。満を持して、いよいよ真打ち登場。今年創業160周年を迎えた、高級百貨店''ボンマルシェ”です。これで、毎年恒例各百貨店ごとのカラクリ仕掛けクリスマスウィンドーも全て立ち上がり、子供達には勿論のこと、大人達にもしばし夢の時間を提供してくれます。さすがに''ボンマルシェ”らしく、シンプルで上品な光の演出がなされた外装には、LED照明の美しいクリスマスイルミネーションが刻々と表情を変え、漆黒の冬の夜空を彩っています。皆さんは、パリにある百貨店のクリスマスイルミネーション、どこかお気に入りはございましたでしょうか?個人的には、今年はラファイエットのイルミネーションが大改革されましたが、それでもやはり、勢いとしてはプランタン優勢のような気がしました。