しばらく前に、年に一度の健康診査を受けました。
一応、自分の体の状態を把握しておくためです。
私は今のところ、どこの医者にもかかっておらず、医療機関で
血液検査を受ける機会が少ないので、この健康診査を受けています。
一週間後に、ヒラヒラと受診結果が届きました。
やっぱり、予想通り
「脂質異常症が認められます。生活習慣を改善し、内科を受診してください。」
と、書いてありました。
BMI が 21.5、中性脂肪も基準値内の 111の私、
HDL-コレステロールが 165というだけで、画一的に脂質異常と
言われても、変でしょう・・・と、思ってしまいます。
血圧も、血糖値も基準値内なのに、どう生活習慣を改善するのでしょうね?
女性は閉経後は女性ホルモンが減少するせいで、コレステロール値が
グンと跳ね上がりますが、それまで、低い状態が続いていたわけで、
男性に比べると、同じ数値であっても死亡率は低いです。
むしろ、薬を飲んで、無理に数値を下げる方が体に悪い・・・。
( 薬による重大な副作用で死ぬケースもある )
この基準値そのものが、あまり科学的な根拠がないと
近藤誠さんは著書の中で述べられています。
近藤誠 著
「あなたが知っている健康常識では早死にする!」 徳間書店
それによると、健康に長生きするための基本は、BMI の数値を参考に
最長寿ゾーンのBMI は
男性・・・・・25~27
女性・・・・・23~25
( 日本で行われた大規模な住民調査の結果 )
かつ、体調に問題ないなら、自分の体の自然調節機能に任せて、
医者や薬に近づかない方が、いいとの事です。
この、基準からすると、私はまだ痩せている方に入りますね。
やはり、健康診査の基準値そのものの決め方が、いい加減なのでしょうか・・・。