二科の支部展が終了! 過去最大の絵を精一杯で描き上げ 達成感もありますが それ以上に大変だったのが本音です
そして 作品展の受付当番を連日 朝から終了時まで担当し有意義ではあったものの疲労感いっぱい
やっと終わった!!!
ホッとしていますが 次を描かなければ~~~ 早く描いてみたい思いも募っています
作品の全体ではありませんが 主役の『ボロカサゴ』 作品の一部分です
昨年から SMサイズ 2枚仕上げていました
右向きを描いた後 サカナは 左向きの方が 見慣れてしっくりくるかと 2作目は左向きに
どちらが描きやすいのか。。。。。結局のところ 差はない気がしましたが(笑)
出品する F80号を描くに当たって ボロカサゴが 海藻に紛れてゆらゆら揺れている様子を 表現しようとP10号も試作しました
どうやって描けば 揺れている感じが表現できるのかと 1ヶ月間悩み続け
白い用紙に鉛筆で描いているときに 海藻と一体化するように長く描き足してみようと ふと思いつき
夜中に このヒラメキが上の試作より好いかも!!とやってみることに決定
ボロカサゴの 薄い皮弁のようなヒレを薄衣(うすごろも)に見立て 海藻に擬態している様が 面白い
ということを伝えたかったのですが
講評頂いた先生方には ボロカサゴのそんな生態の特徴自体が伝わらなかったし
私自身が海に潜って 間近でこのサカナと出会った感動など 伝わっていないことがとても残念でした
アートは サカナの生態などは問題ではなく 美しいモノをより美しく表現して 見る人に感動を伝えるモノだと
つくづくと感じることは出来たかもしれません
それでも この薄衣をまとった 揺れて擬態するサカナを
もっと大きく描こうと
懲りずに思っている疲労困憊の 今夜。。。。。。。
F80 『揺れる薄衣 (ボロカサゴ)』