「唐草文の主」 ２０１５年３月 フィリピン アニラオで撮影した
テヅルモヅルカクレエビ
白っぽい紐の様な生物は 手蔓藻蔓 （テヅルモヅル）という棘皮動物の仲間
ウニ ヒトデ ナマコのような腕を持つ生物です
５本の腕から 数十回枝分かれして触手となり 海中でここからプランクトンを捕食
光を嫌うため 深海に生息しているそうですが 撮影したものはビーチの１０ｍ位の
浅いところで大きく触手を広げていました ナイトダイビングで撮影
絶えず うねうねとうごめいていて エビが隠れたり（カクレエビっていう名前だけに 笑）
撮影は なかなか上手くいかなくて・・・・・・・・
先端が唐草模様のようで 不気味さと エビのにらみ具合に魅せられました
２ｃｍ位のちっぽけなエビは不安定な所に居るのでよく動き回っていました
今回の写真展「水のとき」 の直前に脚の小指を怪我したため 前半は会場に行けなくて
いつも逢う出品者の方々と逢えなくてとても残念。。。。。。
後半は 当番にも行けるまでに痛みが軽くなり ご心配をかけてしまいました～～
ご来場頂いた方々 ありがとうございました 
『世界で一番美しい海のいきもの図鑑』 を出版された吉野雄輔さんの
スライドトークショーに参加してきました
図鑑・・・とありますが 目を見張る美しい生物や生態の神秘をとらえた写真に加え
興味深い解説が満載の 憧れの１冊に出逢えた嬉しさでいっぱい
浮遊生物 クラゲの仲間に 大きな口が！！ 目も耳も無い動物でも 口はある！！！
進化の話を熱弁されるひとコマですが 掲載されている写真をピックアップして
見せて頂き 解説がどれも 面白くて引き込まれていきました
憧れのシードラゴン 至上の美 と言うしかない写真。。
この写真のように 背景になる海が黒 というのがこの本の特色
質問コーナーで ざっくばらんな質問にも 気さくに答えて下さいましたが
この 背景が黒 は興味深い疑問でしたので 出来る限りご本人の言葉で
記しておきたいと思います
・・・・・・・・撮る人に関係なく 生きものをそのままの姿で撮る事に重点をおいた
なんて素晴らしい姿なんだと感激し それをそのまま伝えるには
背景は黒 あくまでも生きものの素晴らしさだけを そのまま伝える
ための編集をした 撮影で黒く撮っている ・・・・・・・・・・・・・・・
渋谷の umi cafe でたっぷり２時間半 海をこよなく愛する人たちと
ステキなトークショーに参加でき happy な夜でした
しばらく 海の予定がありませんが この本でどっぷりと海を楽しめそうな今年の夏休みです 
先日 イギリス出身の知人に会って すぐに質問されたこと・・・・・
こんな rabbit's ears sea slug 知っているかと！？
お友達が Facebook で シェアしているウミウシ画像を見せてもらったら
白いゴマフビロードウミウシ！！
白いし 触角が大きくて ウサギの耳の様に見えます
トップの写真は ２０１２年２月に大瀬崎で撮影したヤグルマ
ヨコから 見ても触角が大きくてキュート
でも この子には おひげが・・・
触角が大きいウミウシたちって とっても可愛いですよね～～～～
その辺から ウミウシを追い求めるようになった訳で
ルックスからは 確かに耳に見えてしまいますが 違うよと説明するも
触角って何と言ったらいいのかなぁ～～～～アンテナ・・・・・・・・
そんな感じで 分かってもらえました
見た事があるよって言っても 即座には画像は取り出せず
未だに見つかっていませんが でもゴマちゃんのキュートな姿は
撮った事はあります
過去逢った中で ウサギ耳が超キュートだったのは やはりトップの画像の子ですね
６月の八丈で逢った可愛い子たちの記録をアップしておきます
久々に見せてもらったセンヒメ 
極小でちょっと揺れていたため
ピン甘に加えて 可愛らしく撮れなかったのが残念。。。。。
撮りにくい岩壁で見つけた 極小アラリ・・・・時間切れで次のダイブで
撮り直そうとしたら 行方不明 
ニシキの子ども と言っても５cm位
青紫の海藻（アヤニシキ）に近づき乗っかっていく姿がキレイで
嬉しくなった時でした
久々に逢えた ジュッテンイロの極小サイズ
これもウサギっぽくてキュートだと思います
海の宝石 ウミウシたちが ちょっと注目され始めたのは
喜ばしい事です
でも slug （ナメクジ） ではなくて Nudibranch（ウミウシ） という言い方を
一般的にして欲しいかな。。
この日は大雨・・・・・房総半島の南の方 館山の伊戸の海
大雨なのに 透明度がとても良くて 海が青くてキレイ
ドチザメ アカエイが 人間を気にすることなく群れています
隣りの漁港の網に ドチザメやアカエイが 入らないようにと
ダイビングポイントで イワシなどを餌付けしている ちょっと
特殊な事情を 楽しんでしまえるポイント
昨年の夏に初めて潜り 今回は２度目 前回より恐怖感が無くなり
こんな自撮りをする余裕もありました
前回は激流でしたが 安全停止も こんなに穏やか。。。。。
ガイドさんにカメラを持ってもらったら
撮ってくださいました～～ キレイです！
中央に大きなハナタツがいます 
サメたちがいない浅場には タカベやイサキの大群が・・・・
大きいコブダイも登場したり シラコダイの黄色がとても鮮やかで
ちょっとした竜宮城気分 
これもガイドさんに撮ってもらいましたが 海底ではドチザメうようよ～～
サメとコブダイが こんな風に至近距離を泳ぐなんて
なかなか 見られない状況が すぐ近くに ・・・・
穏やかで 碧い海だったのは 超lucky
７月でも 水温が低くて１４℃～１８℃
ドライスーツで 雨もしのげて快適
今年で４回目となった水中写真展のご案内です
水中写真家の中村征夫先生プロデュースの写真展が
金曜日から 新宿で開催されます
在廊予定ですが・・・・・・・・・・
７月２０日（月） １４：００～１８：００ 受付当番
７月２１日（火） １０：００～１４：００ 受付当番
１８日（土） は水泳の大会終了後 辰巳からギャラリーへ向かいますが
夕方近くとなり 何時になるか不明です
１９日（日） ２３日（木）も出かける予定でおります
大体の時間をご連絡いただければ 確実にギャラリーに行きますので。。
今年の３月に撮影した 初の出逢いで夢中にさせられた ちょっと面白い表情の生物の
写真を出展します 
（未公開画像です
）
もしお時間がありましたら是非お立ち寄りください 
台風１１号の影響なのか 強風と猛暑に見舞われた 超多忙な
１日の締めくくり・・・・・・・・・・・・
そんな１日を劇的に彩ってくれた 夕暮れ風景
始まりは 金色に輝く うねうねの雲
強風のためか 雲の動きが早くて みるみる内に赤みを帯び
あたり一面が 赤い世界に包まれて・・・・・・・
竹が大きく揺れて 部屋の中はザラザラになった１日
でも 雨続きの湿気よりいいのかなぁ～～
ひと目惚れの真っ赤なイロカエルアンコウ 
５ｃｍ位の大きさと言い ゴツゴツ感 表情の不細工さ・・・・
もうすっかりハマってしまいました～～～～～
すると エスカを 振り始め 面白くて 見ていると どんな形をしているのか
興味津々 何だかウミウシの様なカタチに見えてしまいます
スタイリングも なかなかの貫録！！
久々に 不細工さが最高にカワイイ子に逢えました～～～～
