真夜中のひとりごと・・・・・☆

ちょっと元気なリラックスタイムに心動いた事など・・気まぐれに色々と できれば画像も加えて書きたいと思いま~す。

真夏のダイビング@葉山

2023-07-24 | ダイビング

 
 色々多忙で 1ヶ月ぶりになってしまい 梅雨は明けて海日和に恵まれました

   古見きゅうさんの写真集 出版記念で皆で集まってお祝いと出版エピソードや 写真集の海のお話など聞く

  トークショウやBBQパーティーで盛り上がりました


 今年初めての ウエットスーツでのダイビングは 身軽でとても快適

   ドライスーツでは 5~6kg のウエイトですが ウエットスーツでは 2kg

       陸上が熱くて 早く海に入りたい!!とドボンとボートからエントリーすると 冷たい

     と 気持ちが良いと思うのもつかの間で 寒くなって ブルブル

  あまり寒いので じっとしていられず ・・・・・・・



 ちょうど 大好きなアカオビハナダイのオスが 鮮やかに婚姻色を出して 泳ぎ回っていたので

     追いかけて撮影するには丁度良い被写体でした

    トップの画像は ホンソメワケベラがクリーニングをしている間 じっとしていたアカオビ君に

カメラを向けて 撮りました

     今日の一番気に入った写真を1枚提出して きゅうさんに選んで頂く という突然のミニフォトコンに出して

          見事に 見向きもされなかった 残念な写真になってしまいましたが。。。。。。。

  でも 派手な姿で 求愛行動をしているアカオビ君は たまらなく好きなので絵にしたいと思っています 



  キタマクラの幼魚が キレイなヤギの中に!! 

    真正面顔が豚鼻になっているところを狙いたくなります



  キュートなイワアナコケギンポを案内してもらう直前 寒くて2本目はギブアップかな~~~~

    と思っていたら 水深10mまで浅くなり 急に水温が上がり 救われました 

       ・・・・・・ところが 次の試練が待っていようとは 

   そこで ガイドのスミエちゃんから 安全停止の指示が有り ロープへと行く辺りから 嫌に流れがひどくなってきたかなぁ。。。と


 そういえば イワアナ君を撮ろうとするとき ピントが合わせられないほど 身体が揺れた気がしたのは 流れのせいでした 

水深5mで 3分間身体をキープしている間 びゅんびゅん身体が持って行かれそうになる激流に

    こんな葉山は滅多に無いかなぁ~~~~などと思いつつ ボートに戻りました



  2本目は 潮が引ききっているのでさほどの流れはなく 水温も高く セーフ 

    可愛いアライソコケギンポの欠伸の横顔をget

青抜き ならぬ グリーン抜きが美しいと自画自賛 

      色を変えず撮ったままの色です



  ついでに 同じ子の正面顔

ここのポイントは カエルアンコウ祭り 



  白っぽい子 アップで撮ってみると



  とっても不細工ですが 愛らしい 



  大きくて 全身が入れられない場所にいたので 顔だけ何とか・・・



  黒い子が砂地に! 黒くて目が判別できないので アップで撮ろうとしたときに タイムアップ



 スズメダイが 岩の面に卵を産み付け オスが護っている姿には いつも感心させられます

    まさに イクメン 

  波乱のダイビングから始まりましたが そんなこんなも無かったような

     楽しく過ごした夏の1日でした

   



     

『生きた化石』との出逢い@古座川

2023-07-09 | ダイビング


 紀伊半島の先端近く古座でダイビングでしたが 和歌山県に行ったのも人生初 

  古座の海に潜った感動を blog に記録するのも中々大変なことなので後回しになっていますが・・・・

     海の合間に 古座川に オオサンショウウオを見に連れて行ってもらえるというので

    真っ先に志願  していました

  本物を見たことは全くなく映像や写真では目にしていますが 大きさなど見当もつかない 激レア生物 

   日本の固有種で 世界最大の両生類だとか 

      国の 特別天然記念物に指定されています 

 海に面した古座のダイビングショップから 狭い山道を上り 下り 殆ど車と出会うこともなく1時間あまり走ったでしょうか

  まっすぐに伸びる杉林の下を 綺麗な川が流れているのが古座川でした

      民家がある場所から 川に降りていくと 渓流が 静かに流れ 水はとても澄んでいて冷たいこと 

  ドライスーツは着ていますが 海の水温よりずっと低く感じられ オオサンショウウオが潜む場所としては 納得の美しさ



 しばらく 探してもらい 見つかったという岩の下に移動

    のぞき込むと 思ったより大きい個体が横たわっていました 2m近いのではないでしょうか・・・

        まだら模様で 頭の向きがようやく分かり 光のない岩陰でも撮れる様カメラの設定をしていると

    人の気配が分かったのか 川の流れに乗って 下っていくのが分かり

      こちらも流されて続くことに。。。。。



  透明度が良いので 先にいるのがよく見えて 身体の全体が目の前に出現 

    感動と興奮でいっぱいいっぱいでしたが とにかくシャッターを押さないと

       と 大きな身体をファインダーに収める事に必死 

   現実にこんな生物がいるんだ~~~~~~という興奮は収まらず 



 幸運なことに 目の前に  

   この時のカットを トリミングして見ると 大きな口とつぶらな目 

     白い粘土で作って 中央に黒い点を書いて貼ったような小さな目には瞼はありません

   肉眼では把握していなかったのですが 画像を見て 更に感動してしまいました

     尾と身体の太さが変わらず 寸胴で太くて 前足の指が4本 爪なしで 愛らしい感じ

    後ろ足の指は5本 やはり爪がなく 

       非現実世界の生き物のようです

   トカゲのようで怖いのかと想像していたら やたらと頭が大きく扁平で 身体に釣り合わない短い手足が

      ゆるかわ風のキャラクターのようで愛くるしさを感じました 



  岩の下に潜るのか・・・・!? と思いきや




  岩をよじ登って行き その後隠れる場所を見つけたのか姿が見えなくなりました 


 川の水流が結構強くて 大変でしたが

    オオサンショウウオに逢えた!!!という感動で胸がいっぱい




  気持ちをクールダウンしながら 流れのない場所で 鮎 を撮影

      そして 半水面で 風景も撮って



   こんな感動のツアーをしてくださった DIVE KOOZA の上田さんに感謝です


           https://dive-kooza.com/

  どこに隠れているのか・・・・・尻尾しか見えないかもしれないよと忠告をもらい

     運良く見られたらいいな!と思っていましたが

    梅雨時なのに 連日天気が良かったことも好条件 

        本当に貴重な体験をさせて頂き感謝しています

    
  川に降りる前に出会った集落を巡回しているお年寄りから 昔は山で食糧不足だったので 食べていたこともあった
 
    と衝撃の話を聞きましたが 中国では食用の種類がいて 日本にも持ち込まれ交雑種も

      他の地域では生息しているとか・・・

 稀少な生物を護らなければ!と痛感してしまいました