礫川全次のコラムと名言

礫川全次〈コイシカワ・ゼンジ〉のコラムと名言。コラムは、その時々に思いついたことなど。名言は、その日に見つけた名言など。

大雅新書、既刊3冊近刊1冊の内容を紹介する

2018-12-10 05:55:25 | コラムと名言

◎大雅新書、既刊3冊近刊1冊の内容を紹介する

 大雅新書について紹介しているいる。本日は、その二回目。本日は、大雅新書版『木馬と石牛』の最終ページ(二〇〇ページ)にある、大雅新書既刊三冊、近刊一冊の内容紹介を、そのまま引用してみたい。

大雅新書  新書判・カバー付美本 各冊¥150.〒20

去 年 の 雪 ―文学的自叙伝― 矢 野 峰 人著
《内容》 去年の雪・抱月と須磨子・西田幾多郞先生・菊池寛氏を懐ふ・国禁の書・「悲しき玩具」・作歌の思ひ出・愛詩帖・上田敏先生の思ひ出などの11篇。詩人で英文学者たる著者の、明治、大正、昭和3代にわたる文学的自叙伝。特に海外文学の移植について新たな分野を拓く。著者は東京都立大学教授、文博。

父親としての森鷗外   森  於 莵著
《内容》 鷗外の健康と死・観潮楼始末記・鷗?外の母・鷗外と女性・鷗外の隱し妻・父親としての鷗外など5篇。はじめて明らかにされた家庭人としての文豪の側面。鷗外文学理解の書として深き感銘を与う。口絵写真多数。著者は東邦大学医学部教授、医博。

木馬と石牛 ―民族学の周辺―   金 関 丈 夫著
《内容》 婬樹譚・木馬と石牛・ニムロッドの矢・ごましお頭の男その他・デイアポロ・百合若大臣物語・陰牙説話など11篇の説話学隨想にオナニーの文学・体臭の文学・蓮の露の3篇を加う笑いを含んだ、肩のこらない、民族学的小品集ながら、同時に豊富な資料と独自のヒラメキをもつ学術的エツセイ集としても注目されよう。著者は九州大学教授、医博。
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    〈近刊予告
あるPTAの記録   立 石 鉄 臣著
 国画会会員である著者のPTA 会長としての2年間の記録。画家の眼で見た新教育の推移が洒脱なタツチで描かれた好著。東京戸山ハイツのある小学校のPTA の記録であると同時に、全国のPTAにも共通する幾多の話題をふくんでいる。

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