試合が終わった後、インタビューが3つ続いた。
最初は、試合で2得点を決めた三戸。
次が、優勝チームのキャプテンということで、堀米。
ここで、2003年の初めてJ1昇格を決めたときのキャプテン山口素弘の名言を、堀米が期待通りに叫んだ。
「新潟、最高!」
新潟サポには、当時の山口のひと言は、心にズンと響いたのだ。
だから、それをもう一度聞きたいというサポーターの願いに、堀米がしっかり応えてくれた。
堀米キャプテン、あなたはえらい!
そして、3番目に優勝監督インタビュー。
19年前、当時の反町監督は「新潟のおとぎ話の第1章が今日完結した」と、名言を残した。
松橋監督は、何を言ってくれるのか、期待がふくらんだ。
すると、「私も短く」と言った後、確かに短く叫んだ。
「新潟、超最高!」
ピンぼけになってしまったが、カメラは一瞬の松橋監督のドヤ顔(?)を写していた。
いやあ、キャプテンも監督も、すばらしい名言で締めくくった。
場内は、大喝采だった。
選手たちもとてもはしゃいで何か一斉に叫んでいたようだが、よく分からなかった。
家に帰ってから確かめてみたら、何度も何度も、「松橋力蔵、男前!」と繰り返し叫んでいたのだった。
これまた、懐かしい。
19年前には、サポーターから当時の反町、監督に対し、
「反町、反町、男前!」
のコールが挙がったことを思い出した。
サポーターでなく、選手たちが口にしていたことで、それだけ
続いて、表彰式が行われた。
まずは、トロフィーが堀米主将に渡された。
そうか、渡されるのは、シャーレだけではないのだなあ。
次に、お待ちかねのシャーレが渡された。
そのプレゼンターが、野々村チェアマンだった。
堀米にしてみると、野々村氏は、彼がコンサドーレ札幌在籍当時の社長だっただろうから、きっと感慨深いだろうなあ、と思った。
そして、そこから、優勝チーム待望のシャーレを掲げるシーンになる。
一度に挙げるのではなく、2度ためて、3度目に挙げるというふうにやっていたなあ。
最初は、堀米主将が、ベンチ入りメンバーと共に挙げ、そして選手に促されて松橋監督も挙げていたのが、やはりいい感じだった。
それから、ベンチ外だった選手たちも、コーチやスタッフも入って、いろいろな選手やスタッフがシャーレ挙げを楽しんでいた。
その最初に、チーム内ではこの5年がんばってきた堀米、高木、早川の3人で挙げるようにしていたのはさすがだった。
もっとも、そのとき、堀米の顔に手をかけ前が見えないようにしていた、千葉のいたずらがあったのだった。
そして、ホーム最終戦セレモニー。
今年は、知事も副知事も新潟市長も来なかった。
もっとも、中原市長は市長選投票の日、来られるはずがない。
中野社長は、話は長くなったが、5つの感謝について心を込めて話していた。
続いて、松橋監督の話、
そして堀米主将の話だったが、
今回は万感迫っているような堀米の表情が印象的で、2人が何を話したか、思い出せないな。
セレモニーが終わって、すぐに場内1周に移るかと思ったら、ここで今季最後の「千葉劇場」。
騎馬戦のようなGK勢で馬を作って、馬上に弓を構える三戸。
流鏑馬のように走りながら、3度矢を射ると、そこに現れたのは、
「松橋力蔵男前」の文字。
やがて、選手や家族、スタッフが場内1周して1年の支援にあいさつして回った。
選手の子どもたちには元気な子たちもいて、選手たちより早く400mトラックを2周して回る子たちもいた。
家族と一緒に回って歩くのも、とてもいい記念になるのだろうなあ。
選手生活は長くはないから、できるだけ長くこのチームで活躍して、家族とともにいい思い出を新潟で作ってほしいなあと思いながら見ていた。
印象的なのは、松橋監督と、トーマス・デン。
2人とも、スタンドに顔を向けて、ずうっと手を振って歩いてくれた。
本当に、いい人柄をしているんだな、と感心し、そういう監督や外国人選手がいるチーム自体をうれしく思った。
多くのサポーターがいるNスタンド前で、歓迎を受けながら、「ハルヲスイング」やシャーレ挙げや写真撮影などを行っているのを見ながら、私たちは、帰ることにした。
なにしろ、試合前から試合中、試合後と、ずっと雨に当たったので、体が冷えてしまったのだ。
だから、その直後にあった松橋監督の胴上げは見そこねてしまったのは、残念だったけれども。
ああ、今季の試合が完全に終わってしまった。
雨の中だったけど、勝利で締めて有終の美を飾った新潟。
勝ち点84で優勝。
堂々1位でJ1昇格。
勝利数は25で1位で、負け数は8で2位。
得点数は最多の73、失点数は最少の35で、得失点差は驚異の38。
しかも、連敗は1度もなし。
ファウルの数も最少。
レッドカード退場者は、0(ゼロ)。
2ケタを記録した得点者こそいなかったが、なんと20人がゴールを記録した。
攻守にわたって、すばらしい成績を残した2022シーズンも終了だ。
スタジアムの外は、すっかり暗くなってきていた。
スタジアムの変化する七色の光がきれいで、さびしい心を少し温めてくれる気がした。
これを見るのも、今年最後。
今度来るときには、2023年、J1リーグの戦いになる。
アルベル監督の指揮するFC東京とも戦うことになるのだな。
とにかく、今からアルビレックス新潟の来季の活躍が楽しみだ。
Visca Albirex !!
最初は、試合で2得点を決めた三戸。
次が、優勝チームのキャプテンということで、堀米。
ここで、2003年の初めてJ1昇格を決めたときのキャプテン山口素弘の名言を、堀米が期待通りに叫んだ。
「新潟、最高!」
新潟サポには、当時の山口のひと言は、心にズンと響いたのだ。
だから、それをもう一度聞きたいというサポーターの願いに、堀米がしっかり応えてくれた。
堀米キャプテン、あなたはえらい!
そして、3番目に優勝監督インタビュー。
19年前、当時の反町監督は「新潟のおとぎ話の第1章が今日完結した」と、名言を残した。
松橋監督は、何を言ってくれるのか、期待がふくらんだ。
すると、「私も短く」と言った後、確かに短く叫んだ。
「新潟、超最高!」
ピンぼけになってしまったが、カメラは一瞬の松橋監督のドヤ顔(?)を写していた。
いやあ、キャプテンも監督も、すばらしい名言で締めくくった。
場内は、大喝采だった。
選手たちもとてもはしゃいで何か一斉に叫んでいたようだが、よく分からなかった。
家に帰ってから確かめてみたら、何度も何度も、「松橋力蔵、男前!」と繰り返し叫んでいたのだった。
これまた、懐かしい。
19年前には、サポーターから当時の反町、監督に対し、
「反町、反町、男前!」
のコールが挙がったことを思い出した。
サポーターでなく、選手たちが口にしていたことで、それだけ
続いて、表彰式が行われた。
まずは、トロフィーが堀米主将に渡された。
そうか、渡されるのは、シャーレだけではないのだなあ。
次に、お待ちかねのシャーレが渡された。
そのプレゼンターが、野々村チェアマンだった。
堀米にしてみると、野々村氏は、彼がコンサドーレ札幌在籍当時の社長だっただろうから、きっと感慨深いだろうなあ、と思った。
そして、そこから、優勝チーム待望のシャーレを掲げるシーンになる。
一度に挙げるのではなく、2度ためて、3度目に挙げるというふうにやっていたなあ。
最初は、堀米主将が、ベンチ入りメンバーと共に挙げ、そして選手に促されて松橋監督も挙げていたのが、やはりいい感じだった。
それから、ベンチ外だった選手たちも、コーチやスタッフも入って、いろいろな選手やスタッフがシャーレ挙げを楽しんでいた。
その最初に、チーム内ではこの5年がんばってきた堀米、高木、早川の3人で挙げるようにしていたのはさすがだった。
もっとも、そのとき、堀米の顔に手をかけ前が見えないようにしていた、千葉のいたずらがあったのだった。
そして、ホーム最終戦セレモニー。
今年は、知事も副知事も新潟市長も来なかった。
もっとも、中原市長は市長選投票の日、来られるはずがない。
中野社長は、話は長くなったが、5つの感謝について心を込めて話していた。
続いて、松橋監督の話、
そして堀米主将の話だったが、
今回は万感迫っているような堀米の表情が印象的で、2人が何を話したか、思い出せないな。
セレモニーが終わって、すぐに場内1周に移るかと思ったら、ここで今季最後の「千葉劇場」。
騎馬戦のようなGK勢で馬を作って、馬上に弓を構える三戸。
流鏑馬のように走りながら、3度矢を射ると、そこに現れたのは、
「松橋力蔵男前」の文字。
やがて、選手や家族、スタッフが場内1周して1年の支援にあいさつして回った。
選手の子どもたちには元気な子たちもいて、選手たちより早く400mトラックを2周して回る子たちもいた。
家族と一緒に回って歩くのも、とてもいい記念になるのだろうなあ。
選手生活は長くはないから、できるだけ長くこのチームで活躍して、家族とともにいい思い出を新潟で作ってほしいなあと思いながら見ていた。
印象的なのは、松橋監督と、トーマス・デン。
2人とも、スタンドに顔を向けて、ずうっと手を振って歩いてくれた。
本当に、いい人柄をしているんだな、と感心し、そういう監督や外国人選手がいるチーム自体をうれしく思った。
多くのサポーターがいるNスタンド前で、歓迎を受けながら、「ハルヲスイング」やシャーレ挙げや写真撮影などを行っているのを見ながら、私たちは、帰ることにした。
なにしろ、試合前から試合中、試合後と、ずっと雨に当たったので、体が冷えてしまったのだ。
だから、その直後にあった松橋監督の胴上げは見そこねてしまったのは、残念だったけれども。
ああ、今季の試合が完全に終わってしまった。
雨の中だったけど、勝利で締めて有終の美を飾った新潟。
勝ち点84で優勝。
堂々1位でJ1昇格。
勝利数は25で1位で、負け数は8で2位。
得点数は最多の73、失点数は最少の35で、得失点差は驚異の38。
しかも、連敗は1度もなし。
ファウルの数も最少。
レッドカード退場者は、0(ゼロ)。
2ケタを記録した得点者こそいなかったが、なんと20人がゴールを記録した。
攻守にわたって、すばらしい成績を残した2022シーズンも終了だ。
スタジアムの外は、すっかり暗くなってきていた。
スタジアムの変化する七色の光がきれいで、さびしい心を少し温めてくれる気がした。
これを見るのも、今年最後。
今度来るときには、2023年、J1リーグの戦いになる。
アルベル監督の指揮するFC東京とも戦うことになるのだな。
とにかく、今からアルビレックス新潟の来季の活躍が楽しみだ。
Visca Albirex !!