暗い年度初めとなっているけれども…

3月31日から４月１日。
令和元年度の最終日そして令和２年度の最初の日だ。
昨日付、そして本日付の辞令を受け取った人も多かったことだろう。
異動によって今日から新しい職場で働くことになった人も、様々な不安を抱えながらのスタートとなっていることだろう。
それなのに、加えて、新型コロナウイルス感染症だ。
まともな送別会もできなかっただろうし、歓迎会も開けないことだろう。
そして、巷では新入社員・職員がまともな入社式もできずに、初めての社会人生活を始めることになったというニュースが流れていた。
先を見通せず、いつになったら落ち着いた環境になるのか考えると、さらに不安は広がるばかりかもしれない。

だけど、そういう時だからこそ、不安にばかり目を向けず、自分の心に少しでも明るさや楽しさをもてるようにしたいものだ。
ただ、単純にその明るさや楽しさを求めて行動してしまうと、「『３密』回避」の原則を守れなくなって、逆に感染拡大を招くことにつながってしまう。
だから、自分が、自分の周囲から楽しさを見つけられる心をもちたいものだと思う。

家の比較的近いところでは、街路樹のこぶしがきれいに咲いているところがあった。



近くの運動公園には、桜が開花し始めていた。



こんなに暗い世情の中でも、春をきれいに飾ってくれる花たちがある。
そんなことにも楽しさを見つける心があると、いささか不安が和らぐ気がする。

年度初め、環境が様々に変わって不安な人が多いだろうけれど、きっと時間が解決してくれる。
楽しさ・明るさを見つけながらがんばろう、という気持ちで、耐えてがんばっていきましょう。