やったね!!
首位名古屋に4-1。
快勝だ!
リーグ戦で5試合未勝利の新潟と、6試合負けなしの名古屋の対戦。
とても10位対1位の対戦とは思えなかった。
開始直後は思った。
オーストラリア代表のケネディはじめ、名古屋の選手は皆立派な体格をしている。
玉田と中村の2人だけが、さほどでもない。
それにひきかえ、新潟の選手たちのなんときゃしゃなこと。
外国人選手たちを比較しても、ケネディやマギヌン、ダニルソンに比べて、ミシェウやマルシオの小さいこと小さいこと。
でも、そんな立派な体格の名古屋の選手たちに、新潟の選手たちは立ち向かっていった。
とにかくよく動く、よくからむ。
名古屋にチャンスを作らせない。
新潟も目立ったチャンスを作れない。
しかし、前半30分過ぎから、目まぐるしく試合は、動いた。
新潟が先制。
2分後に名古屋が同点に追いつく。
さすが首位のチームだ、やっぱりだめか、とも思った。
しかし、あきらめずに、新潟は全員守備、全員攻撃。
三門の魂のこもったボレー・シュートが決まり、勝ち越す。
最後まであきらめない(ファビーニョの精神)大島のスライディング・シュートが決まる。
前半のうちに3対1とリードして、折り返す。
後半、名古屋が猛攻に来ることが予想された。
しかし、新潟は、攻守のけじめをつける。
なるべくボールをもつ時間を多くする。
相手にボールを持たせないようにし、慎重にパスを回す。
そして、機を見て一気に攻めへと加速する。
たまらず、名古屋の中村がファウルで止めようとする。
この日2枚目のイエローカード。
中村退場。
アルビより動きの悪い名古屋が、10人になってしまった。
事実上、ここで勝敗は決まった。
あとは、新潟がボールを的確に動かして時間を使い、追加点。
見事に、8月以来久々の勝利を、首位名古屋から手に入れた。
名古屋の選手たちの給料は、高い。
体格も、またすごい。
そして、首位を独走している。
そんなチームを相手に、見事なジャイアント・キリングを演じた新潟の選手たちだった。
去年は鹿島。今年は、清水、名古屋と、首位を走るチームに土をつけるアルビレックス・新潟。
楽しい。
強きをくじき、弱きを助ける!?
本当に新潟の試合は面白い。