ホーム神戸戦。
今日勝てないと、残り試合全勝してもJ1残留は無理、という状況の中での試合だった。
試合開始早々にビッグチャンスが続く。
しかし、河田のシュートはゴールキーパーに阻まれ、富澤のシュートはバーに弾かれ、シュートはゴールネットを揺らさない。
ただ、相手神戸も同様に決定的なチャンスを決められない。
そのまま、試合は後半へ。
今日こそは、というサポーターの願いも空しく、後半早々の53分、先制は神戸。
なんと新潟選手のオウンゴールだった。
なんとか1点を、という新潟サポの祈りも空しく、時間は過ぎていく。
そして、88分、大物外国人選手ポドルスキに決められ、万事休す。
ここで、自由席の観客は大勢が立ち上がって帰り始めた。
結局、お決まりのように、0-2で敗れた。
他では、甲府が柏に勝ち、勝ち点を増やした。
あと残り試合は、6試合。
もう、これで残り試合全勝しても勝ち点は30にしかならない。
15位のチームは、すでに勝ち点27だ。
16試合勝ちなし。
次節にも降格の可能性が出てきた。
選手たちが一生懸命にやっているのはわかるが、勝てないのだから仕方がない。
奇しくも、場外に夕日が見えた。
アルビレックス新潟の落日だな、と完全に観念した試合であった。
しかし、日は沈んでもまた昇る。
アルビレックス新潟も、また昇ろう。