残り5節。
今日、新潟は、アウエーで磐田との対戦。
去年も、残留争いの中、新潟は10月のアウエー磐田戦で勝利し、残留につなげたのだった。
しかし、今の磐田は好調。
6位に位置しながら、ACL出場権のある順位をうかがえる。
前節でガンバ大阪に勝った新潟の勢いは、本物だった。
今日も、前半からよく走ってよくプレスに行き、ボールを奪った。
何度目かのチャンスで、ホニが先制ゴールをあげた。
今季現在、リーグ最少失点の磐田から堂々とゴールを奪った。
しかし、相手は、アダイウトンと、かつて新潟に所属していた川又が脅威だ。
おまけに、フリーキックの名手中村俊輔がいる。
案の定、中村のフリーキックから、新潟で主将を務めた大井に同点ゴールを決められてしまった。
こら、大井、新潟に世話になった恩を忘れたのか!?
…勝負の世界は非情だ。
だが、新潟の闘志はしぼまない。
前半のアディショナルタイムに、ホニが中村俊輔からボールを奪取し、ゴール前へ速いボールを送った。
そこへ飛び込む河田が、逆転のフライングヘッドを決めた。
2-1で前半を終えた。
後半になっても、いくらか守勢に回ったが、新潟の選手たちはよく走っていた。
小泉は、アダイウトンに自由にプレーさせなかった。
ついには脚を痛めて矢野と交代した。
ソンジュフンも、川又を抑えていた。
前線では、河田が疲れ知らずの動きを見せ、前から守備に行っていた。
90分を回る前に、新潟は攻撃の小川から守備の大野へと選手を代えた。
そして、アディショナルタイムは、5分。
まもなく4分が過ぎようとしていた時、ゴール前でフリーキックを与えてしまった。
大丈夫、中村俊輔はもう交代して引っ込んでいる。
このピンチをしのげば、勝利だ!
…というところで、磐田のフリーキックはゴール前へ。
点取り屋アダイウトンのヘッド一発。
再び同点のゴールが決まってしまった。
…あの試合終了直前の被弾は、「ドーハの悲劇」を思い起こさせた。
ただ、違っていたのは、新潟の選手たちは、あのときの日本代表のようにくずおれてしまわないで、すぐに勝ち越し点を取ろうとしたところだ。
結局、相手ゴール前まで迫れたが、さすがに再度の勝ち越しゴールは生まれなかった。
新潟、勝ち点3を逃す。
引き分けに終わってしまった新潟は勝ち点1を加えたのみになってしまった。
この結果、
15位 ヴァンフォーレ甲府 勝ち点28 得失点差 -15
16位 サンフレッチェ広島 勝ち点27 得失点差 -17
17位 大宮アルディージャ 勝ち点24 得失点差 -23
18位 アルビレックス新潟 勝ち点16 得失点差 -36
となった。
残りは、4試合。
どんなにがんばっても、勝ち点は28にしかならない。
得失点差で、甲府と21も離れている以上、これを4試合でひっくり返すことは、まず不可能だ。
…認めたくないが、事実上の降格が決まった、と言える。
でも、今日も現地へ行ったサポーターたちが、試合を終えた選手たちを拍手で迎えたように、
本当にいい試合をしたと思う。
泥臭く走り回り、最後まであきらめないで勝利を目指す。
新潟のサポーターたちは、前節や今節のような試合を見たかったのだ。
惜しむらくは、この戦い方が固まるのが遅かった。
だが、このような戦い方ができれば、J2から再びJ1に上がるのにも多くの時間はかか
らないだろう。
まだJ1での試合は4試合残っている。
次節には、ホームに帰って来る。
拍手で迎え、闘志ある選手たちの闘いを見たいと思う。
声援は、ずっと送り続けたい。
顔を上げ、前を向こう、アルビレックス新潟!
今日、新潟は、アウエーで磐田との対戦。
去年も、残留争いの中、新潟は10月のアウエー磐田戦で勝利し、残留につなげたのだった。
しかし、今の磐田は好調。
6位に位置しながら、ACL出場権のある順位をうかがえる。
前節でガンバ大阪に勝った新潟の勢いは、本物だった。
今日も、前半からよく走ってよくプレスに行き、ボールを奪った。
何度目かのチャンスで、ホニが先制ゴールをあげた。
今季現在、リーグ最少失点の磐田から堂々とゴールを奪った。
しかし、相手は、アダイウトンと、かつて新潟に所属していた川又が脅威だ。
おまけに、フリーキックの名手中村俊輔がいる。
案の定、中村のフリーキックから、新潟で主将を務めた大井に同点ゴールを決められてしまった。
こら、大井、新潟に世話になった恩を忘れたのか!?
…勝負の世界は非情だ。
だが、新潟の闘志はしぼまない。
前半のアディショナルタイムに、ホニが中村俊輔からボールを奪取し、ゴール前へ速いボールを送った。
そこへ飛び込む河田が、逆転のフライングヘッドを決めた。
2-1で前半を終えた。
後半になっても、いくらか守勢に回ったが、新潟の選手たちはよく走っていた。
小泉は、アダイウトンに自由にプレーさせなかった。
ついには脚を痛めて矢野と交代した。
ソンジュフンも、川又を抑えていた。
前線では、河田が疲れ知らずの動きを見せ、前から守備に行っていた。
90分を回る前に、新潟は攻撃の小川から守備の大野へと選手を代えた。
そして、アディショナルタイムは、5分。
まもなく4分が過ぎようとしていた時、ゴール前でフリーキックを与えてしまった。
大丈夫、中村俊輔はもう交代して引っ込んでいる。
このピンチをしのげば、勝利だ!
…というところで、磐田のフリーキックはゴール前へ。
点取り屋アダイウトンのヘッド一発。
再び同点のゴールが決まってしまった。
…あの試合終了直前の被弾は、「ドーハの悲劇」を思い起こさせた。
ただ、違っていたのは、新潟の選手たちは、あのときの日本代表のようにくずおれてしまわないで、すぐに勝ち越し点を取ろうとしたところだ。
結局、相手ゴール前まで迫れたが、さすがに再度の勝ち越しゴールは生まれなかった。
新潟、勝ち点3を逃す。
引き分けに終わってしまった新潟は勝ち点1を加えたのみになってしまった。
この結果、
15位 ヴァンフォーレ甲府 勝ち点28 得失点差 -15
16位 サンフレッチェ広島 勝ち点27 得失点差 -17
17位 大宮アルディージャ 勝ち点24 得失点差 -23
18位 アルビレックス新潟 勝ち点16 得失点差 -36
となった。
残りは、4試合。
どんなにがんばっても、勝ち点は28にしかならない。
得失点差で、甲府と21も離れている以上、これを4試合でひっくり返すことは、まず不可能だ。
…認めたくないが、事実上の降格が決まった、と言える。
でも、今日も現地へ行ったサポーターたちが、試合を終えた選手たちを拍手で迎えたように、
本当にいい試合をしたと思う。
泥臭く走り回り、最後まであきらめないで勝利を目指す。
新潟のサポーターたちは、前節や今節のような試合を見たかったのだ。
惜しむらくは、この戦い方が固まるのが遅かった。
だが、このような戦い方ができれば、J2から再びJ1に上がるのにも多くの時間はかか
らないだろう。
まだJ1での試合は4試合残っている。
次節には、ホームに帰って来る。
拍手で迎え、闘志ある選手たちの闘いを見たいと思う。
声援は、ずっと送り続けたい。
顔を上げ、前を向こう、アルビレックス新潟!