ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

記録より楽しく走り切れればいい~‘16笹川流れマラソン大会(3)~

2016-04-05 22:26:42 | RUN
復路を走りながら、ふくらはぎの痛みが出てこないことに、ほっとしていた。
ありがたい。
きっと、足首&ふくらはぎサポーターの効果でありましょう。
しかし、12km、13kmといくうちに、少しずつつらくなってきた。
当たり前だ。
11月3日の胎内市ロード大会以来、こんな20km以上の距離は走ったことがない。
12kmほどを2回くらい走っただけに過ぎない。
明らかに練習不足、トレーニング不足。
20km以上の距離を走るのなら、最低で16,7kmの距離を何度か走っておかなくては。
それが、ふくらはぎ痛等のせいで、練習がままならず。
エントリーはしておいたため、走らずに棄権はしたくなく、今日の日を迎えてしまった。

このマラソン大会の景色は、よい。

確かに今年は晴天もあり、青い海がいちだんと美しくきれいだった。
トンネル近くの斜面には、カタクリや白いキクザキイチゲの群落も見ることができた。
楽しく走れているのだが、体は正直だ。
疲れが出てきている。
それが顕著になるのが、トンネルだ。
ここのコースは、トンネルの直前や直後が坂道なのだ。
トンネルの前は上り。
その後は、下り。
この上りがつらい。
上りになると、後ろのランナーに抜かれ、あごが上がる。
上りは、体力消耗が激しい。
キライだ~!

14kmの給水地点で、もう一度、アミノサプリの粉末を水とともに流し込む。
体力よ、脚よ、どうかゴールまでもっておくれ。

復路はキロ6分そこそこで走れていたのが、15kmを過ぎると、キロ6分20秒台になってしまった。
脚が、つらい。
これでよくもまあ、昨秋はフルマラソンだの25km以上の長距離だのが走れたものだ、と改めて思う。
しかし、その時走れたことが財産になっているから、今、走れるのだろう。
とはいえ、その財産を使い果たそうとしている。

自分の感覚として、まったく速さがなくなった。
それでも、残り1km少しとなったところで歩いているランナーに、「あと少し、がんばりましょう。」なんて声をかけていた私であった。

そして、道の駅桑川を通り、国道と別れを告げ、横道に入る。
そこで、ひざとふくらはぎに少しだけツンとした痛みが来た。
いよいよだめか?
と思いつつも、「ま坂」に挑む。
…が、「挑む」ことなんてできない。
だって、脚が上がらず走れないんだもん。
仕方なく、腕だけは振って、走ろうとする意思のあるところを、周囲の人たちに見せる。
(あれ、これと同じことを以前もやったなあ…。)

つらい「ま坂」を登り切ると、ゴール!!!

やりましたあ~。
体調不良の練習不足の中、21kmを走破しました。
安直に、うれしい~!!!

ゴール直後に「あおさ汁」をいただいた。
みそ汁の味がうまい。


記録は、昨年に比べて3分も悪い、2時間8分台後半。
それでも、うれしかった。
だって、走れないかと思った今日、参加することができ、ゴールにたどり着いたのだから。
自信になった。
多少のコンディションの悪さはあっても、これからまた少しずつ走り続けていきたいと思った。

ゲストランナーの千葉ちゃんは、入賞者にメダルをかけていた。

最後は、これ、がんばった自分へのごほうび。

道の駅桑川で、「日本海ソフト」。
1個350円ナリ。
いやあ、うまかった。

家に帰ると、どっと疲れが出た。
風呂を沸かし、ゆっくりつかった。
夜のビールが、最高にうまかった。

記録よりも、とにかく楽しく完走することを目指した笹川流れマラソン大会。
めでたく終えることができましたよ。

バンザーイ\(^o^)/バンザーイ\(^o^)/バンザーイ\(^o^)/

思わずはしゃいでしまう気分の私であった。
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