ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

コウゾリナ~なるほど、「顔剃菜」かあ!!~

2012-05-29 22:30:50 | 草木花

コウゾリナ。
その名前を聞いた時、どこからそんな名前がついたの?
と、疑問に思った。


タンポポやブタナに花が似ている。
そして、花の後、しっかり綿毛を付けるところなど、これらの花々の仲間だろうと思う。

5年ほど前、勤務していた土地では、道路や線路沿いに、このたくさんの黄色い花が咲いていた。
出張で日中出かけると、太陽の下、その黄色い花々の輝きをすごくまぶしく感じたものだった。
面白いことに、曇り空だったり夕方近かったりすると、花々は閉じてしまい、その輝かしさは薄れ、つぼみのような状態になっていた。
だから、青空のよく晴れた初夏に、コウゾリナの黄色い花々は、とても美しいと感じていた。

それにしても、「コウゾリナ」である。
最後の「ナ」は「菜」だろう。
ただし、「こうぞる」菜、とは、何じゃらほい!?
「こうぞ・みつまた」とでも関係があるのかな?
などと思っていた。

また今年も、コウゾリナの咲く季節となり、今回調べてみた。
すると、
「全体に剛毛があり、さわると著しくざらつく。このような手触りをカミソリにたとえ、『剃刀菜』と呼んでいたものがコウゾリナになまったという。」
「顔剃菜は,葉にざらざらした独特の毛があり,これが剃刀のような質感があることに由来する。」
…ということがわかった。

なるほど。

漢字で書くと、
「顔剃菜」(かおそりな)
または、
「剃刀菜」(かみそりな)
ですかあ。

「カオソリナ」の方が、「カミソリナ」よりも、「コウゾリナ」に近い気がする。


いずれにしても、通勤時に車を走らせていくと、すっくと立って黄金色に咲くコウゾリナが目立つこの季節である。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする