
今日も「熱中症警戒アラート」が発令されるほどの暑さ。でも、家の中に閉じこもってばかりでは身体にも心にも良くない。思い切って、散策へ出かけることにしました。行き先は福島潟です。
世間では3連休の最終日。通常は休館日の「ビュー福島潟」も今日は特別に開館日。そのおかげか、潟のまわりには思いのほか人の姿も見られました---といっても、この暑さですから、数えるほどでしたけれど(笑)。
雲ひとつない空、日差しは容赦なく照りつけます。さすがに直射日光の下は歩きたくないので、木陰のある自然観察園へ向かいました。
写真のオレンジ色の花は「ヤブカンゾウ」。ちょうど今が盛りのようで、鮮やかに咲き誇っていました。ただ、この暑さのせいか、花びらはチリチリと乾いたような様子に。
一瞬、暑さにやられてしまったのかと思いましたが、調べてみるとヤブカンゾウは「一日花」---開花した翌日にはしぼんでしまう儚い花なのだそうです。なるほど、だから少し立ち枯れたように見えるのかもしれません。
ちなみに、この一日花には「ワスレグサ」という風雅な別名も。なんとも日本語らしい情緒ですね。
自然観察園といえば、昨年はアサザの当たり年でした。黄色い小さな花が水面を彩り、撮影にも随分と楽しませてもらいました。
今年はどうかな、と期待半分で覗いてみたら??咲いていました、写真の黄色い花が。でも、花の数はまばらで、去年を知っていると少し拍子抜け。反動ということなのかもしれません。
とはいえ、まだこれからが盛りの季節。次回の訪問では、もっと咲き誇っている姿を見られることを願います。
夢中で撮影していると、スマホが「ピロリーン」と鳴って警告音。画面を見れば、「外出自粛」の通知でした。確かに汗はどっさり、水筒の水もすっかり飲み干してしまったので、今日はここまで。安全第一、ですね。




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