マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

日本海タワー

2014年06月21日 | 散歩写真




「日本海タワー」という名称を聞くと、凄く高い建物だろうと想像してしまいますよね。
今日、私は初めて日本海タワーを訪れました、写真はその時の様子です。
日本海タワーと言うのは、新潟市水道局が管理している南山配水場(新潟市中央区)の上に乗っかった展望台の名称です。
建物自体はそんなに高い建物ではありませんが、新潟島(新潟発祥の地)の砂丘高台に位置しているために眺望環境に恵まれています。
しかも、展望台は30分で360度回転するような凝った作りになっていて、椅子に座っていると目の前の景色が少しずつ変化して行きます。
作った当時は、廻りに高い建物がなかったはずですから、眺望が素晴らしかったと想像されます、現在は陸側に視界を遮る高いビルが建っているので、少し寂しい環境です。
ただし、海側は日本海がパノラマ状態に眺望できますので、名前に恥じない眺めです。

実は日本海タワーは6月30日を持って展望台は閉鎖されます。
以前は新潟でこのような展望施設はなかったのですが、現在は万代島ビル、メディアシップなどの高層ビルへ展望台が作られたために、こちらの入場者数は激減したとのことです。
そのため収支が赤字になっている上に、設備の老朽化に伴う補修も多額の費用が必要なため閉鎖が決まりました。

今は6月30日までは無料で開放されているので、私にとっては最初で最後の機会となりました。
椅子に座って、少しずつ変化する眺望を何と二回りも楽しんできました。
展望台の回転はゆっくりですが、椅子から立ち上がったら、少しふらつきました。
多分、三半規管が回転に慣れてしまったのでしょう。
展望台からの眺望は良かったのですが、やはり新しい展望台と比較すると高さが足りないのと、窓ガラスの枠が多いことと鉄線が入っているので見づらいと感じました。
写真に写っているカウンターの営業は終わりましたが、新潟市水道局のおいしい水が1本90円で販売されていました。
いつも飲んでいるはずの水ですが、ペットボトルに入っていると、また違った味に感じたのは不思議に感じました。

今日は、私と同じような考えで、最後の眺めを楽しむ人が沢山押しかけていました。
いつも、この位の入場者数を確保できれば閉鎖には至らなかったと思います。
だけど、閉鎖というきっかけがないと入場者数が増えないことも確かです。
この辺は、難しいですね。





























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