

昨日のニュースで、作家の北杜夫さんが亡くなったと報じられていました。
北杜夫さんと言うと、どくとるマンボウシリーズが有名ですね。
私も、北杜夫さんとの最初の出合いは「どくとるマンボウ航海記」でした。
この本に出会ったのは、中学生か高校生の時だったと思います、それも、自分で購入したのではありませんでした。
父親が買ってきた本、それも古本だったと記憶していますが、それを何となく読んだのが始まりでした。
面白い本を書く人がいるものだなと言うのが、率直な感想でした。
外国へ行きたいがために、船医として調査船に乗り込んで、途中で逃亡するんだと、いけしゃあしゃあと書いているんですから、驚きです。
ただ、当時外国へ行くのは、大変なハードルを越えなければならなかったことを考慮すると、うまい方法を考えたものだとも言えます。
この本で、北杜夫の世界にはまり込んでしまって、いわゆる「どくとるマンボウシリーズ」を購入して読みました。
実家には、きっかけとなった「どくとるマンボウ航海記」が残っているはずだし、その後のシリーズもあるはずなので、久しぶりに読み返してみようかと思っています。
ご冥福をお祈りいたします。


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