商売上手

このところの空模様は、一気に秋がやって来たように感じます。
今日は、朝から雨模様で、午前中はまとまった雨となりました。
湿気はあるけど、もう茹だるような暑さは消えてしまいました。
まだ、日中はセミが鳴いていますが、夜になると既に秋の虫の音が聞こえています。
季節の端境期は、気候の変化が激しいので、どうしても体調が狂って困ります。

先日訪れた、津南町の「ひまわり広場」ですが、中々商売上手に感じました。
「ひまわり広場」自体は無料で入場できますが、駐車の協力金という形で300円の駐車料がかかります。
協力金という名目ですが、駐車場の入り口で会場の人が待っていて、確実に徴収されます。
その代わり、500円の商品券(津南町の地域商品券）を渡されました、会場内のお店で使えるとのことでした。
駐車場と広場の境目に、軽食や冷たいもの、それにお土産を並べたお店が並んでいます。結局、商品券はそこで使ったのですが、ジェラードを食べて合計1,200円支払いました。
通常は、商品券以上の品物を買いますから、確実に訪れた人が買い物をするわけです。
まあ、訪れれば一面のひまわり畑に感激します、しかも「ひまわり広場」自体は無料で楽しめますから、一定のお金を落とすのは義務でしょうね。
ちなみに、ジェラードは絶品でした。

「ひまわり広場」の中に、迷路が作られていました。
入口から出口へ出てくるのに、最低20分かかると説明があったので止めました。
ひまわり畑の中は、意外と湿気が多くて風が通りません、だから迷路を20分歩くと汗だくになるようです。
出口からは、汗まみれの人たちが吐出されていましたからね。

これだけのヒマワリは格好の被写体です、だから一眼レフカメラを振り回して撮影している人が沢山いました。
ただ、三脚禁止と看板がでている脇で、三脚と脚立を立てて、ペンタックスの645Dで撮影している人を見かけました。
会場の注意事項を守ることは、最低限のマナーだと思うのですけどね。
同じ趣味を持っている者として、いささか恥ずかしく感じました。

駐車場の脇に、マンモスの置物がありました。
何かなと思ったら、地元の子供たちがカカシを作って、コンテストをやっていました。
しかし、暑いのに杉っ子をまとったマンモスは、本当に暑そうでした。

あと、誰がいたずらしたのか、ヒマワリ花を人間の顔に仕立ててありました。
中々、洒落っ気があるなと感じました。
しかもです、そのヒマワリにサングラスをかけさせて写真を撮影している人がいました。
これはグッドアイディアです、フォトコンテストへ応募すれば、入選間違いなしでしょう。