マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

100年前

2011年01月12日 | 戯言






1911年(明治44年)1月12日、この日は今から100年前に当たります。
何があった日かと言いますと、日本にスキーが伝わった日になるそうです。
当時、オーストリア・ハンガリー帝国から日本陸軍にやって来たレルヒ少佐が、日本陸軍(高田連隊)の軍人へ「メテレ スキー(スキーを履け)」と号令して、日本でのスキーの歴史が始まりました。

今日は、そんな記念日に相応しい天候でした。
新潟県はすっぽりと寒気に覆われて冷え込みました。寒気が原因で、私が住んでいる地域も、新潟市の中心街も軽い乾燥した雪が激しく降りました。
朝、道を歩くと「キュ、キュ、キュ」と、雪道を踏みしめる音が心地良く聞こえました。スキーを滑るには、グッドの雪です。

新潟は、日本のスキー発祥の地ですから、学校ではスキーの授業がありました。
私が通った小学校も中学校も、特定曜日の午後半日を、スキーの授業に当てていました。
スキーの授業と言っても、直ぐに滑ることができるゲレンデがあるわけではありません。近くの山へ、スキーで雪を踏みしめながら登って、自分たちでゲレンデを作るんです。
ゲレンデを作ってから、やっと滑る事ができます。滑ったことよりも、ゲレンデを作るために山登りをした事の方が強く記憶に残っています。
確か、まともなスキー場へ行って、リフトなるものに初めて乗ったのは、高校になってからでした。

大人になって、映画「私をスキーに連れて行って」が封切られて、猫も杓子もスキー場へ押しかけた時代に、私もセッセとスキー場へ通って滑りまくりました。
経済が、泡立つ良い時代でしたから、道具も、滑る場所も、豪勢でした。

今は、板もウエアも手放してから、随分と時間が経過してしまいました。
今朝の新聞へ、スキー伝来から100年の記事を見て、久しぶりに滑ってみたくなりました。でも、多分体が言うことを効かないことは間違いありません。









コメント
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