癒し系獣医師の動物病院開業日誌

アニマルセラピー団体で活動している癒し系獣医師。農業団体職員から脱サラし、動物病院を開業しています!

鼻炎は鍼灸治療で

2015年02月24日 | 東洋医学
このところ雪も降らず、温かい日が続いています。
消耗した体力も徐々に回復しつつあります。
皆さんにご心配いただき大変恐縮しています。
温かい春が待ち遠しいですね。
雪が融ければうちの子たちもお散歩デビューです。

ところで、猫やうさぎさんは鼻炎の子が多いようです。
大抵は抗生剤の投与等で治癒するのですが、なかなか治癒しない子もいます。

そんなときは鍼灸治療がよく効きます。
私の場合はまず、鼻腔内洗浄をおこなってから「印堂」というツボに鍼をします。印堂は経外奇穴で大抵は単発で刺入しますが、これに肺兪や迎香というツボも加えます。

今まで抗生剤で治療したが治癒しなかった鼻炎はかなりの確率で1発で治癒に向かいます。

写真の子はうさぎさんですが、おとなしく鍼をさせてくれました。
良くなると思います。
最近うさぎの診療が増えてきており、ペット業界も少し変わりつつあると感じています。

うさぎも鍼灸により元気になってますよ。