イスラエルでの暮らし

イスラエルでの暮らしなど、紹介します。そして今現在の生活で感じたことなど

なかなか前へ進めない構造主義

2008年07月28日 19時27分21秒 | Weblog
ここでまた、私は言い訳をしなければなりません。
構造主義のなんたるかはソシュールを抑えておけばほぼ理解できると思います。
しかし如何せん、構造主義の文章というのはどれを読んでも難解を極めます。
言っていることにハッと気づかされるまでに相当の時間を費やさなければなりません。
「寝ながら学べる構造主義」の最後をかざっているラカンに至っては
あまりの難解さに今現在においてさえラカンに関する学術論文が
発表されていつということです。(実際に私がそれを目にしたわけではありませんが)
つまりそれは、どれほど内田樹さんが寝ながらに学べるほどに
噛み砕いて下さった文章であっても、それを初めて目にするものにとっては
かなり難解なものに思える、ということなのです。
その難解なものを理解し、さらに私の言葉に換えて表現するとなると
これは想像以上に大変なことなのですね。

フーコーの言わんとしている事は大体つかめてはいるのです。
しかしそれをわかり易く私の言葉に換えて表現する、
というところにまでは至っていないのです。

だからここはあえてフーコーを後回しにしてバルトを先に紹介しようかな、
なんておもっているのです。

おもっているのです。おもっているのです。

今日も暑い一日でした。
家にたどり着いたときに飲む冷えた麦茶、なんともうまいですよね。

まー、そんなふうにおもっているんです。