イスラエルでの暮らし

イスラエルでの暮らしなど、紹介します。そして今現在の生活で感じたことなど

イエス誕生を祝うユダヤ人

2006年06月19日 20時23分12秒 | Weblog
たまにはイスラエルねたでも、
はっきり言って、ユダヤ人は徹底的にキリスト教を嫌っています。もちろんキリスト教どころか他の宗教も入るこめる予知はありません。
だからユダヤ人の住んでいるところにはシナゴーグしかないのです。シナゴーグとはユダヤ教の教会のこと。
そこまでして他の宗教を嫌うユダヤ人ではあっても、一つだけ無視できないものがあります。
クリスマス。
言わずと知れたイエスキリストの誕生日。
世界的なこの行事だけは、たとえユダヤ人であっても、そ知らぬ顔をすることは出来ないのです。
なぜって、クリスマスは一年に一回だけ子供たちの夢が叶う日。どんな子供だってサンタクロースからおもちゃをもらうことを夢見るでしょう。
そんな子供たちの夢を、いくら宗教的な理由があるにせよやはり親である以上、簡単には無視できないのです。
ほら、あの創価学会の人たちでさえ、クリスマスとしては祝わないまでも、仏教的な何かにかこつけて(なんであったかは忘れました)子供たちにおもちゃを買い与えるでしょう。あれと同じです。
もちろんユダヤ人も大々的にクリスマスを祝うわけにはいきません。
そこで出てくるのがハヌカ。
ハヌカとは十二月に行われるお祭りの一つなのですが、これはもう、形を変えたクリスマスにほかなりません。
恐るべし、クリスマスと言ったところでしょうか。
別に恐ろしくはないか。
でもこの影響力はやはり恐るべしか。