俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『白馬・栂池高原』

2013-10-04 18:36:27 | 観光地
9月月末の土・日・月と信州に行って来ました。

初の転勤で上京して西も東も分からなかったころから引退するまでの約40年もの間、何かに付け教えを頂いた取引先の大先輩を訪ねたのです。
信州の秋といえば紅葉ですけど、時期的には未だ早くて・・・、それでも高いところに行けば少しは見れるかもしれないということで、白馬の栂池高原へ連れてって頂きました。

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長野を抜けて406号線から、「日本の道100選」の一つで古くは信濃の国に塩を運ぶ街道であったことから「塩の道」とも呼ばれる国道148号線に入ると、北アルプスの山容が恐ろしいような迫力で目の前に迫ります。


JR大糸線白馬駅の先から左折して、いよいよ山道を上り栂池高原の駐車場へ車を置きました。

栂池高原駅から「栂池ゴンドラリフト」で栂の森駅へ、徒歩5分ほどで栂大門駅へ、そこから「栂池ロープウェイ」で栂池自然園駅へ、合わせて27分間の「栂池パノラマウェイ」によるすばらしい景観を眺めながらの空中散歩を楽しむことが出来ました。

栂池高原駅の標高は939mで栂池自然園の標高は1829mですから一気に990mも登ったことになります。
栂池ロープウェイのガイドさんは、「あと一週間すれば最高の紅葉になる」と云っていましたが、
結構綺麗に見えませんか?








白馬乗鞍岳です。


小蓮華岳です。


白馬連峰の主峰の白馬岳(2932m)です。


高層湿原の細流(せせらぎ)には岩魚が、人が近づいても逃げることも無く、ゆったりと泳いでいました。


アキアカネもいました。

彼らは、どうやってこんな高いところまで上って来たのでしょうか?

遠く雲間に浮かぶ浅間山や八ケ岳の眺望にも感動しました。




白馬岳の1900mの高地では、それなりの秋景色に浸ることが出来たのです。

下界に下りて、戸倉上山田温泉の隣の坂城の湯に浸り、その夜は奥様の手料理に舌鼓打ちながら一升瓶を空っぽにしたのでした。

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帰路は一人弥次喜多で、あちこち眺めながらのカメラ旅です。

浅間サンラインから田んぼ道を上り、今では珍しい「はざ掛け」を見つけたり、畦道の傍らに鎮座する道祖神に出くわしたりしては、昔、田舎で見た光景のようで懐かしさがこみ上げて来ました。


中軽井沢では、浅間山の山頂にかけて吹き飛んだ大亀裂の噴火口を見て、その爆発の大きさはいかばかりだったのだろうかと恐れおののきながらシャッターを切りました。


更け行く信濃路の抜けるように真っ青な秋の空を満喫することが出来た旅でした。



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