俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『ダイヤモンド富士の前日』

2011-02-09 20:12:23 | Weblog
ダイヤモンド富士を見るべく印旛沼の高台へ行って来ました。
残念ながら、雲の状態が良くなくて御覧の写真しか撮れませんでした。


明日こそ、山頂に懸かる“ダイヤモンド富士”です。

“あ~した てんきになあ~れっ!”

『いじわる道路』

2011-02-08 13:38:20 | Weblog
風速・濃霧によるスピード規制、積雪によるチェーン規制や通行止め、降雨量が増した時の規制などの気象条件によるものに出くわすことがあります。

車輌の高さ、幅員、重量などによる規制標識は何処でも見かけます。
道路工事による交通規制も、年度末にはあっちこっちで出くわします。
そのほかにも通勤時間帯の交通規制、夜間走行車線の規制など道路管理上の規制が沢山あります。

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大型車などの通行を制限するために、幅を狭めて杭やガードレールを道路上に設置して実力行使的に規制する道路が、千葉県内には、やたらと多いのです。
例えば、R356号線の印西市中ノ口交差点から我孫子寄りの地点には、“国道なのに”上下線ともガードレールでしっかり幅が規制されています。

杭やガードレールには、運転の下手な奴の車がこすった跡がいっぱい付いています。
いつも通っている常連通行者は、スピードも緩めずにあっと言う間に通り抜けて行きますが、高齢者やオバサン運転者は止まりそうなノロノロ運転でやっとこさです。
なかには分かっていても、“ズズズーッ”と、こすってしまう人もいます。

みんなは“いじわる道路”と呼んでいます。

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サイクリングロードにも同じように幅規制の杭があちこちで打ち込んであります。
車が入らないように制限のためです。

花見川沿いの花島公園の入り口には、バイクなどが入れないように極端に狭めた杭が打ってあります。
自転車がやっと通れるぐらいの幅です。

そこを自転車に乗ったまま通り抜けようとしてコケたのです。
後輪に負荷がかかって自転車のリムが捩れてしまい、ブレーキがかかった状態になって乗れなくなってしまいました。

途方にくれていると、ちょうどそこへ犬の散歩中の特別可愛いお嬢さんが通りかかって、親切にも自転車屋さんまで案内してくれました。
・・・でも、部品取り寄せで、すぐには直らないとのこと・・・

仕方無しに、後輪のブレーキを外して、12kmの距離をのろのろ漕いで、自宅近くのかかりつけのサイクルショップへ行きました。
全治一週間、一万円の治療代と診断されました。

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夕方、くだんの富士見台へ行きました。
ダイヤモンド富士が近いという事で、大勢のカメラマンが待機していました。

天気は良いのに富士の方角だけ、ガスって見えそうもありませんでした。
みんな、諦めきれずに太陽の方を見ていました。
 

こんな日は見えるはずも無いので早々に引き上げました。

ついてない日とは、こんなものですね・・・

『野焼き』

2011-02-06 20:29:45 | Weblog
立春を過ぎたら、急に春らしくなって来ました。

というのは、気温が10℃以上で風もほとんどなく暖かい日が続いていて、田畑では、もう農作業も始まりました。

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“野焼き”で有名なのは、関東では箱根仙石原や渡良瀬遊水地です。
箱根の仙石原では、「すすき草原山焼き」と銘打って、今年は3月9日(水)に予定されているそうです。春の風物詩・観光スポットです。
渡良瀬遊水池の「ヨシ焼き」は3月20日(日)の予定とのこと。

葦(よし)と葦(あし)と芒(すすき)と茅(かや)の違いってあるのでしょうか?
すすきと茅(かや)は同じですよね?
お寺や古民家の茅葺屋根は、すすきの茎の部分で葺くのです。

ヨシとアシは、漢字ではどちらも“葦”ですから同じですよね?
国語辞典によれば、【「悪(あ)し」に通じるのを忌んで、「善(よ)し」にちなんで呼んだもの】と、ありました。

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今日、自転車で寄り道しながら印旛沼を一周していたら、印旛沼に流入する小河川の土手に生えてる葦の野焼きに出くわしました。
空高く上がる煙霧・・・


燃え盛る葦原・・・


時期的には、ちょっと早すぎるのでは?と思ったのですが、3月では農作業が忙しくなってしまうため、入会権のある各戸から人を出して行なっているようです。

野焼きは、葦原の健全な再生のためであり、池沼や水辺の浄化であり、野火などを防ぐことであり、そのことによって、動・植物、鳥たちを守り続けることになるのだそうです。

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今日の自転車の走行距離は35kmでした。
穏やかな春でした。

でも、おかげで今日も富士山は見えません・・・
“ダイヤモンド富士”は、どうなるのでしょう・・・

明日こそ、冬日に戻って欲しい・・・ が、本音です。

『印旛沼の夕日』

2011-02-05 12:00:47 | Weblog
昨日は立春で、おだやかな春の一日でしたねぇ・・・

日中の気温は12℃と3月の陽気とのことでした。

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印旛沼からの“ダイヤモンド富士”を間近に控え、ベストポジションの丘には連日おおぜいのカメラマンが夕刻に集まってきます。

いつがその日か、とか、天気はどうか、気温はどうかなど、ベテランというか、先達というか、ここの主のような情報通の話を聞きながら、みんな少年のように目を輝かせ、心躍らせながら富士山の方向を見つめています。

1月31日にはくっきりと赤富士が見えました。
富士山の手前が丹沢で、宝永火山も見えていて、そこから斜め右上から山頂に太陽があたって、赤く映えているのが見られました。


富士山は、人口密度の高い船橋や都心や川崎越しになりますから、気温が10度を越すと、ガスって見えません。
残念ながら、この日は富士を拝むことは出来ませんでした。


べた凪ぎの湖面に映る夕日は、何ものにも代えがたい厳かさです・・・


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ダイヤモンド富士の予測日は、10日と言う人もいれば、11日と言う人もいます。
昨日は、7日じゃないかという方も現れましたが、ワルポンの予想では8日だと思っています。

困ったなあ・・・ 囲碁の約束しちゃった日じゃない・・・ 困ったなあ・・・

いずれにしても、晴れて、しかも気温が10℃以下でないと・・・

『印旛沼』

2011-02-03 13:56:25 | Weblog
その昔、印旛沼には水の出口がなかったため、利根川の水が増水するたびに周囲は洪水に見舞われました。
そのため “あばれ沼”と呼ばれて来たのです。

江戸時代から大規模な放水路工事が何度も行なわれてきたのですが、ことごとく失敗し、結局、放水路が完成したのは昭和に入ってからのことなのです。

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印旛沼の水位は、酒直水門と酒直機場を操作して、5月から8月まではYP2.5m、9月から4月まではYP2.3mで一定水位になるように管理しています。
常時の印旛沼の水は、長門川を通って利根川へ流下します。

(酒直水門・機場、手前は北印旛沼、水門の向こう側が長門川)

洪水時に利根川の水位が上昇して利根川への自然排水が不可能となった場合には、印旛水門を閉じて利根川からの流入を防ぐとともに、印旛機場(最大92㎥/s)を運転して洪水を利根川に排水します。

(左端が印旛水門、右側が印旛機場、堤防の奥は見えてませんが利根川、手前は長門川)

それでも印旛沼の水位が下がらない場合は、さらに大和田機場(最大120㎥/s)を運転して、印旛沼放水路を通じて東京湾にも排水します。
印旛沼より印旛沼放水路側の河床の標高(4.36m)の方が高いためポンプアップするのです。

(大和田機場、右奥が新川:印旛沼)

洪水時に大和田機場が稼動するのは年に2~3回程度ですが、試運転も兼ねて月1回はポンプを動かしているそうです。
印旛沼放水路は人工の川で、一般的には、八千代市内は新川、千葉市内は花見川と呼ばれています。

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戦後の食糧難対策で進められた干拓事業によって堤防が築かれ、水路が掘られました。開発以前には29K㎡あったのが、北印旛沼6.26Km3と西印旛沼5.29K㎡、合わせて11.55K㎡と、半分以下となってしまい、完全に、人間に管理される沼となってしまったのです・・・

・・・でも、自然は徐々に再生しています。
木々や草花におおわれ、鳥や魚たちも甦ります。

印旛沼は、今でも自然の宝庫なのです。


【水資源機構及び印旛沼環境基金の諸資料から引用しました】

『行徳野鳥観察舎』

2011-02-01 19:46:04 | Weblog
「行徳野鳥観察舎」(市川市の湾岸)の桜がほころび始めました。
多分、河津ザクラだと思います。

もうすぐ春ですねぇ・・・

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「行徳野鳥観察舎」のある千葉県指定の「行徳鳥獣保護区」と、隣接する宮内庁の「新浜(しんはま)鴨場」を合わせた面積は83haもあり、野鳥の楽園となっています。
ここでは、多くの野鳥たちに出会うことが出来ます。

早速、ご紹介いたしましょう。

観察路に入ると、コガモが出迎えてくれました。
こちらがオスです。


こちらはメスです。


足の指に黄色い手袋をしたようなコサギが、川の中にぼーっとじっと佇んでいました。
身体の大きさは、ダイサギ、チュウサギ、コサギの順です。
3種類まとめて、白鷺と呼ばれています。


オナガガモのオスです。


オナガガモのメスです。
カモのメスは、皆同じに見えて、なかなか区別がつきません。


ウミアイサのつがいでしょうか?
仲が良くて、同時に潜っては、しばらく経ってから、再び同時にピョコンと水面に出てきます。


樹木も多くて、ムクドリも沢山いました。


大きいのがセグロカモメ、可愛いほうがユリカモメです。
みんな並んで同じ方向を向いているのは、風上を向いて羽が乱れないようにしているのだそうです。

3時のおやつの時間です。

いっせいに飛び立って、おやつのパンを目指して、われ先を争そって飛び交っています。



じっと、チャンスを狙っていた欲張りなハシブトガラスは、大きなパンを丸ごとゲットしました。

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県と市が発行した「しおり」には、
「草も木も 鳥も虫も めいめい くらしをもっています
   私たちはそっと のぞいてみるだけにしましょう
    ゴミやすいがらは 持ち帰りましょう
     とってよいのは写真だけ 残してよいのは足あとだけ」
と、ありました。

“ハイ わかりました!”

・・・ 小学生に戻ったみたいです・・・