俺はワルポンだっ!

ちょいワルおやじを卒業したワルポンの斜め下から見た現代社会

『抱っこする/許せません!』

2007-12-01 13:20:06 | Weblog
ウサギをつかまえる時は両の耳を持ちます。
決してお腹など抱えてはいけません。後ろ足の爪で、思いっきり引っかかれてしまいます。

伝書鳩などは羽ごと両手で捕まえても、大して力は無いので大丈夫ですが、鶏をつかまえる時は、抱っこすると、くちばしの突っつきや鋭い爪の引っ掻きがありますし、力が強いので翼をバタつかせて逃げられてしまいます。両方の翼を鶏の背中に回しあげて持つのがコツです。仰向けにして手のひらに乗せて持つと、観念したかのように、まるで眠ってしまったかのように、じっとしています。

昔はネズミ退治によく猫を飼いました。猫は首の後ろを皮ごとつまみ上げますと、よくネズミを捕る良い猫は両足をキュンと縮めて背中を小さく丸めます。逆につまみ上げた時に、足も体もだらりと垂れ下がったままの猫は運動神経が鈍く、ネズミ捕りには向かないと言われてました。余談ですが、ワルポンの小学校の低学年の頃はネズミのしっぽを学校に持ってゆくとキャラメルと交換してくれました。したがって、良い猫ちゃんが欲しかったのです。

☆       ☆       ☆       ☆

この間、都心の一等地を歩いておりましたら、きちんと上等のコートを着こなしたスタイルの良い可愛い美人のご婦人が、暖かい茶系の毛のふさふさした、これまた可愛い小型の犬を連れて散歩されておられるところに出くわしました。
深まりゆく秋の街の光景とマッチングして、なかなか絵になる雰囲気で、しばらく見惚れていました。

ところが、ワンちゃんが信号を渡り渋っておりました。するとご婦人、突然にわかにワンちゃんの首の後ろを、猫ちゃんみたいに毛ごと左手でつまみ上げ、ボールでも拾い上げて腕で抱えるように、すかさず、ワンちゃんを放り上げるスピードで持ち上げ、つまみ上げた左手と同じ左腕にヒョイッと抱え上げました。

そのまま抱っこして行ってしまいましたが、愛犬家の風上にもおけません。許せません。
あんな可愛い顔をして、なんと残酷な扱い。まるでワンちゃんを物扱いです。美人の皮を被った雪女です。

それを見ていた女子高校生が、「“うわ~っ!”て云うみたいな感じなんですよね」と同意を求めて話しかけてきた。彼女も犬を飼っているという。
犬の散歩の留意点について話した。(ワルポンが後で、付け足した部分も多い)

☆       ☆       ☆       ☆

【留意点】犬の散歩で許せないと思う行為
・ 犬の虐待行為をする奴
・ 自転車に乗って犬を“はあはあ”走らしている奴
・ 犬が嫌がっているのに、首輪が抜けるほど手綱を引っ張っている奴
・ うんこを持ち帰らない奴
・ ひとんちの門にオシッコを引っ掛けていても放置して、続けさせる奴
・ 公園でブラッシングして、抜け毛を放置してる奴
・ けんかをしかける奴
・ 口から泡やよだれをたらした犬を当方の犬に接吻させる奴
・ お風呂に永いこと入れていないような感じの犬が品のある犬にいい寄らせる奴
・ ボールやフリスビーを投げて、犬がヘトヘトになっても続けてやらせる奴
・ 犬を3匹以上ごちゃごちゃにして散歩させている奴
・ 犬だけで一人散歩させている飼い主
・ 犬を放したまま散歩させる奴
・ 幼稚園以下みたいな小さい子だけで散歩させている親
・ リール状の手綱を目一杯伸ばして散歩させている奴
・ 飼い主同士が話しに夢中になり、犬が退屈している飼い主
・ 犬に犬自身の排泄物の入った袋をくわえさせて散歩している奴
・ 不快感を与えるエトセトラ・・・