博多弁辞典

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　インターネットを、あれこれクリックしてたら、何時の間にやら「博多弁辞典」みたいなものを見つけたのである。日常、当たり前に使ってる博多弁も、この様に収録すると、随分沢山の博多弁が存在するもんだと実感する。現在使われてる博多弁は、殆ど収録されてるようだ。
　
「消滅寸前博多弁」となると、私がガキの頃、近所のおばあさんが、喋ってた博多弁を思い出す。確かに現在では、殆ど使わなくなった博多弁が「消滅寸前博多弁」に収録されてるようだ。
　たまに同級生と話すことがあるが、「消滅寸前博多弁」が飛び出すと、お互い指を指して笑い転げることもある。「おまやぁ、そげな昔の博多弁ば、知っとるとばいな」＝「おまえは、そんな昔の博多弁を知ってるんだ」

　道で、すれ違いざまに若い人達の会話を耳にすることがあるが、博多弁と東京弁が入り混じってることがある。「Aさんが、すしば　食べちゃった　げな」＝「Aさんが、すしを食べたそうだ」
　テレビの影響かもしれない。現在使われてる「博多弁」が「消滅寸前博多弁」とならないよう祈るばかりである。