朝雨戸を開けてビックリ!天気予報通りの雪景色。しかも先週の土曜日より少し
深い!
テレビでは、名古屋は2センチと言っていましたが、我が家はもう少し積もっている
ような気がします。雪かきをしても又元通り!
これは雪の仁王門を撮影に行かなきゃ!と思い、カメラを抱えて雪道を歩きまし
た。
ナナなんと!仁王門の中で人々が作業をしています。近くへ行ってみると、
明日の鬼祭りで、境内で炊く大松明を作って見えるではないですか!例年は
滝山寺の駐車場で作られていますが、この雪で仁王門の中で作ることになった そうです。 ラッキー!
鬼まつり研究の、野本欽也先生もみえていました。
知った人が多いのを特権に、勝手に撮影を許可してお邪魔虫をしてきました。
松明を作る手順 1 竹を割る
2 竹を編む
3 笹を入れる
4 穂先に松の割木を入れる
5 縄で縛る
簡単に言うとこれだけなんですが、これがなかなか大変でした。
朝7時30分に集合で、作業を始めたそうです。
竹割です。長さ3Mの孟宗竹を6ヶに割っていました。今年は竹の幅が広いと
言ってました。7cmほどの幅のがありました。普通は4cmくらいかな。
割った竹を仮縄で編んでいきます。縄を編む人3名。反対側で縄を持つ人3名。
竹を渡す人1名。長さを整える人1名。と多くの人手がいる作業です。
明日の鬼祭りで、庭祭りと薙刀、12人衆と、鬼面を被る方が総出で作業に
参加してみえました。
笹を2段並べ、その上先端部分に松の割木を18貫(何キロかな?)乗せて行きま
す。
これをまとめていくのが又大変で、何度も転がして口を絞っていき、最後に
両端をつないで筒にしていきました。全体重をかけての作業です。
9M3本、10M3本、11M4本、12M3本の合計13本の縄でしっかり縛ります。
縄を竹の下を潜らせるのにも、竹を曲げ、先端部分に穴を開けてあり、その中に
縄を差し込み反対側にくぐらせていました。すごい技です。
完成です。
薪を計る道具です。いつの時代の道具か、分銅とかごで量っていました。
ちゃんと計算通り入れないと、早く燃えてしまうそうです。
私がおじゃましたのは、1本が完成するまでで、もう1本作られます.半日以上
かかる作業ですね。この日の昼食は、自分たちで用意するそうで、途中二人の
方が、昼食作りのために抜けられました。精進料理だから、どんなかなー?