~ 夢の途中 ~

強い?弱い?上手い?下手?そんなの関係ない!
全員が全力疾走!そんな『何か』を感じさせてくれるチームを応援します!

素晴らしき野球バカたち

2013年04月15日 | ステキな話

先週末も魂が震えるような夜をアツい仲間たちと過ごせた。

今の少年野球界を何とか出来ないのか?

もっとキチンとした技術を、正確な技術を子供達に伝えていきたい、自分たちの知識のなさで子供達の未来を奪ってはいけない・・・。

こんな旗印の下に集まった素晴らしき野球バカたち。

『知識がないのは悪いことではない。知識を得ようとしない事が悪である』

集った方々は自分なりの野球観があるだろう。「こう投げなきゃいけない。こう打たなきゃいけない」・・・etc

しかしこの会に集まって頂ける方々の素晴らしいところ、それは『人の言葉に耳を傾けられる』だ!

それだけではない。体はデカいが態度もデカい広川の監督は「明日から実行しますっ!」ってメモまで取っている。

この吸収力・実行力は流石の一言、こう云った指導者が増えていけば少年野球の未来は明るいんでしょうが・・・。


もっとアツい・・・触ると火傷しそうな久保田先生、日本全国を獅子奮迅の活躍、彼の素晴らしい知識と実践力にはやはり最敬礼してしまう。

なんせ居酒屋で酔っ払いながら「肩甲骨はこうやって・・・」、「股関節の動きは・・・」居酒屋の床に寝転がってお手本を見せる姿に尊敬に念だ。

彼に関われる野球少年は間違いなく幸せだ。もちろん素直に受け入れ実践すれば・・・だが。

人間性も素晴らしい久保田氏、しかし神様は彼に歌の才能までは与えなかったらしい。

これまでに何度も(もう聞き飽きた)聞かされたミスチル。野球の知識は最高なんだが彼の歌だけは何とかせねばなるまい。

オレに無理矢理『女々しくて』を歌わせることも・・・。おかげでソファーに乗って暴れてしまい、お店の女の子達に引かれてしまったじゃねぇ~か!


そんなアツい夜に鼻を・・・いや華を飾ってくれた女性も乱入してくれた。

『しゅけい』さんの毒舌に心を折られ、麻さんのあま~~い声に心癒された。

二人の年齢を感じさせない相変わらず美しさに見惚れてしまう。

久留米が・・・いや、日本が・・・いや、もはやそんな形容詞も陳腐である。

全人類が、地球が、銀河系が・・・いや、全宇宙人に誇る絶世の美しさ、そんな言葉しか持ち得ない自分にがっかりしてしまうほどの美しさである。

出来れば宇宙人に連れ去ってもらいたい、逆に自分たちの星に連れて帰ってくれないだろうか?そんな懇願さえしてしまうぐらい虐められた夜。

無論、翌日の野球は寝坊。8時30分試合開始だが、目が覚めたのが7時50分。

「ぬをぉぉぉぉぉーーーー」わずか2秒で頭もパッチりだ。

グランド到着後5分で試合開始。ウォーミングアップどころかキャッチボールすら出来ない始末。

こんな状態で試合になる訳なく・・・いや、なっちゃうのである。

いきなりの打席で先制タイムリーを放ち走者を戻すが、塁上では胃の中から違うもんを戻しそうになっていた。

さぁ、今週は出張。異国情緒を肌で感じてこよう!

嬉しい活躍

2013年04月13日 | プロ野球





今年の1月、ソフバ・本多選手の自主トレを見学し「この選手は今年来るぜ!」って書いた選手がいた。

それがこの選手!




オリックス・バファローズの安達了一選手がそれだ。

安達選手を見て以来、色んな場所(ほとんどが飲み屋だが・・・)で「オリ・安達選手は今年爆発するぜ~」と公言していた。

ただ、九州での安達選手の知名度は残念ながらほぼゼロ。ほとんどの方が「誰それ?」だった。


「ほ~う。で・・・その活躍するって言った根拠はなんなの?」


そんなモンない! ありゃしない! 今、私が服用してるダイエットサプリの効果ぐらいないのである。

が!練習後、嬉野みゆき球場を「これでもかっ!」ってぐらい丁寧に整備をする姿に惚れた・・・ただそれだけである。

いや・・・むしろ彼の活躍は「これだけグランドを大切にする選手が活躍しないハズがない。こう云った選手が活躍して欲しい」・・・そんな願望に近い感情だけだ。


グランドを、野球道具を大事にする選手は見ていて清々しい。

私はこういった姿を見て「う~ん、これぞプロ!」こう思ってしまう。

どんな状況でも全力でプレーする姿、内野ゴロでも全力で走る、来るか来ないか分からないボールに対し全力でカバーリングに走る選手が徹底的に好きなのである。

であるからこそ、ジャイアンツの『浪速のMKコンビ』とほざいてた選手が嫌いなのである。男・清原は大好きだが、プロ野球選手・清原には何の魅力も感じない。一塁到達タイムを計ろうにも一塁ベース手前でベンチに帰る姿を見て愕然とした記憶が蘇る。

まぁ、そのチンタラ走塁は今の4番打者にも受け継がれているが・・・。


安達選手の4月12日現在の成績、46打数14安打 本塁打2 打点5  打率.304 出塁率.373

プロ2年目で素晴らしい開幕スタートを切った。これからも安達選手を応援する。

※ ちなみにバファローズであり、バッファローズではない。


と、実はこんな事を書く暇はない。

こんな事を書く時間があればさっさと出張報告書まとめればいいんだが、なんせ『自衛隊パブ』が強烈な記憶となり頭から離れないのである。

ミニスカ女子が『ほふく前進』する姿が瞼に焼き付き過ぎている。

「お客様~、こちらの1、000円のオプションチケットを買われますと、こちらのステージを一周、女の子の後ろをほふく前進出来ますよ!」


バカにすんじゃねぇ!無駄に4,000円も使っちまったじゃねぇ~か!

さぁ、さっさと書き上げて今日の飲み会に備えよう。

今日もアツい少年野球をどうにかしようぜ!の飲み会が待っている。


今朝の近畿地区地震で被害が出ませんように・・・。

緊急・・・急募!

2013年04月11日 | プロ野球

ますますエリア拡大、日本全土を網羅中のソフトバンク社のiPhone。


電波のつながり状態も飛ぶ鳥を落とす勢いで増しているんだとか・・・。


だが・・・・その落とされた鳥はどうやら『鷹』だったらしい。


携帯のつながりやすさに反比例、『鷹』の打線はつながらない。


そこで今日は・・・・



【急募】 4番打者募集

福岡ソフトバンクホークスでは打点の稼げる4番打者を募集してます。


職種  : 職業野球 1試合のうち、1人のランナーを1回だけホームに返す簡単な作業です。ただし、打席に入る際に走者が1人もいない事も多々予想されます。その場合は1人で1点取って頂く事となりますがご了承ください。
      

勤務地  : 福岡ヤフオク!ドーム(年間70回ほどの出張あり)

給与   : 歩合制 (基本給+能力給)

交通費  : 全額支給 福岡市営地下鉄唐人町から徒歩15分

条件   : 国籍は問いません。 尚、入団前に簡単な九州弁のテストがございます。
 
     : 未経験者可  ※経験者は優遇致します。ただし学生は不可。

勤務時間 : 2シフト制 平日は18時~21時30分。土日は13時~16時30分まで。なお若干の残業がありますが、残業手当は付支給致しません。 

休日   : 月曜日。出張先が雨天の場合、急遽休日になる可能性あり。※ただし、チーム成績次第では休日返上にて練習の恐れあり。

応 募   : TEL後、履歴書(写貼)をご持参ください。
 
※受付、面接はホテル・シーホークにて担当の秋山幸二が行います。


今回の募集につきましては、守備力、走力は一切問いません。追い込まれてから右打ち出来る技術をお持ちの方は最大限に優遇させて頂きます。

福岡市営地下鉄、唐人町から徒歩15分、目の前には海も広がり、職場は完全冷暖房完備!終業後には花火を見れる特典まで付いてます。

どしどしご応募下さいませ!


なお、今回は犬が苦手な方はご遠慮下さいませ。

緊張と解放な週末

2013年04月11日 | 日記

先週末は緊張 ⇔ 緩和、屈曲 ⇔ 伸張、S極 ⇔ N極、自薦 ⇔ 他薦、歩合給 ⇔ 固定給、体の一部への血液の集中 ⇔ 離散、浮気 ⇔ 俺・・・・こんな対義語のような出張だった。

木曜の夜に東京へ。この日は東京時代の野球部の先輩・後輩と飲む。これは遊びではない。翌日に発表を控え、緊張感が鎧の如く全身を包み込んでいた。

ただでさえ久留米弁を一度左脳に入力し、言語中枢で標準語に変換しながら話さなければならないのに、このままでは『噛み噛み』で何言ってんの?状態は間違いないし、手が震えてパワーポイントの操作もおぼつかないのは火を見るより明らか。あくまでも仕事上成功するために必要事項なのである。

この日の飲み会テーマは「昔を懐かしむ」。当時のままの行動パターンを再現すべく、丸井錦糸店ウラの『酔い鷹』→ 新小岩のマニア過ぎる世界 → 江戸川球場横の『居酒屋・伊作』と辿る・・・・・予定だった。

が、緊急的突発事項の発生により歌舞伎町へ。

待ち合わせはココ・・・



何が悲しくて歌舞伎町まで来てバッティングセンターで汗を流さなきゃいけないのか・・・

何が悲しくて『つぼ八』なんだ・・・。

しかしそこはそれ、昔話に花を咲かす。監督のあまりの老けように「この20年で何が起こったのか」・・・皆が触れないのでアンタッチャブルな気がして聞けなかった。

まあ、明日の発表に備えて今日は軽めに・・・・終わるハズがない!

ホテルのすぐ横は大久保、最近彼らがハマってると云う韓流パブへ。

ここでも人助けをする。困っている人をそのまま見捨てられるような冷酷ではない。

私のテーブルに着いてくれた韓国女性、なんでも国のお父さん・お母さんが病気らしくて仕送りが必要らしい。

「1杯注文スルト1000円貰エルデス。注文シテモイイデスカ?」

「そんな事情があるのか!お~よかよか!飲め飲め!」・・・1杯2000円もする烏龍茶をガブガブ飲んでた。

ビックリするぐらいの支払いになったのは云うまでもなく、結局最後はこんなディープな世界でシメる羽目になった。



しかし心は晴れやか!「If I wasn't hard, I wouldn't be alive. If I couldn't ever be gentle, I wouldn't deserve to be alive.」である。(強くなくては生きていけない 優しくなくては生きていく資格が無い。スペルが間違ってても指摘しないように)そう・・・やはり人助けは自分助けでもあるのだ。


さぁ・・・発表当日、不整脈を起こしてるんじゃないか?ってぐらいの心臓と、何故だか分からないがガンガンしてる頭、地面を引きずるぐらいもたれてる胃を抱きかかえ決戦の地、ヒルトン東京へ!



・・・二日酔いにて何も考えられない状態が功を奏したんだろう、爽やかな笑顔で発表を終え、ムカつく質問もスルりとかわす。


ついに『All is over』!

研究会後のこんな洒落たパーティーも気はそぞろ。


心はすでにココに向かってる。


今日の打ち上げのために試合が終わって着替えもせずに駆けつけてくれたコイツや




コンサートや『ノリ』を投げ出して駆けつけてくれた友。




昔の友との再会をひとしきり楽しんだあとは・・・・季節外れの嵐にのまれながらも本日最大の目標である『自衛隊パブ』へ!

とても不思議な空間だった。女子全員が迷彩柄のタンクトップと迷彩色の超ミニスカと云ういでたち。

ある意味、日本を守ってくれてる彼女達に対しヤラしい気持ちなんぞあるはずもない。ただただ彼女達に感謝するのみだ。

男性諸氏は充分にご理解されてるだろうが、こういったお店は短時間に女性が代わる。代わるたんびに「私も一杯頂いてよろしいですか?」これで料金がガンガン加算されていくと云う、日本が独自に開発した世界に誇るべきシステムなのである。

ただこの『自衛隊パブ』はそんじょそこらのキャバクラとはちょいと違う。テーブルからテーブルへと移動する際に、彼女達はホフク前進で移動するのである。刺激的である。

しかしあまりにもパンツが丸見えのため「そこまで見せちゃいかんバイ!」と注意してやると・・・・


「ザンネンでした~!これは見せパンですぅ~」だって。

キミらはバカなのか?何が「ザンネンでした~!」だ!「そっちこそザンネンでした~だ!こっちは見せパンでもすっげ~嬉しいんですけど!」

「お客様!写真はご遠慮下さいませ」ってことで、このお店の写真はこれだけ。




この3万もする部屋に滞在したのはわずかに3時間のみ。


嵐の夜景でも見ながら一杯飲んで寝るか・・・・気が付けば朝。


結局はこの高級ホテルのベットには一度も入らないと云う結末・・・・





来週は神戸で思い出作りだ。早めに今回の報告書をまとめよう。


江本孟紀氏の反論

2013年04月04日 | 久商野球部

昨日は乙武氏の『投球過多を制限すべきじゃ』の意見について書いてみた。

今日はその真逆・・・とまでは行かないが、プロ野球評論家の江本孟紀氏のブログをご紹介します。


済美 安楽投手の“余計なお世話”

さて選抜高校野球で、愛媛の済美高校の安楽投手(2年生)が投げた球数が正気の沙汰ではないと批判しているアメリカのスポーツ紙のニュースを見た。

上から目線のコメント記事だ。

安楽投手の「余計なお世話だ」というようなコメントが載っていた。全くアメリカの勉強不足と自分達の基準でモノを言うという傲慢さに呆れる。一度アメリカの若者達や指導者も日本の高校野球の練習やピッチングの技術などを勉強しに来たらどうか?

球数を投げないのがいかにも科学的で、スポーツ医学的にも自分達が優れているということを押し付けてくる。これには最近のプロ野球がこの風潮に惑わされ、折角の投手としての素質が開花されずに、むしろ投げないことで故障して育たないことも原因の一つになっている。(松坂などがいい例だ!)


アメリカのそのメディアよ、正気の沙汰とか言う前に、何故16歳の少年がこれだけの球を投げられるのか科学的に証明し研究してみれば?

みんながみんな投げている訳じゃないのだから。むしろ今は日本でも投げないことが多いのが現実だ!

しかし安楽投手のこの強い肩とスタミナが何故優れているのかを研究して、是非日本にも学びなさいと言いたい!

そして日本の高校野球を含めて、少年野球などの指導者、監督、コーチの優秀さも見習うことを勧めたい。


今回も恐らく昔のカミカゼニッポンの古風さを批判したいという心理があるのかもしれないが、日本の高校野球ついて大きなお世話だと反論してやるべきだ!

今更、高校野球の甲子園大会の球数制限だの球児の肩肘などの故障等を心配する前に、自分達の心配をしろと言いたい。

アメリカは肩肘を壊している故障者選手が今の考え方でいないのならまだしも、相変わらず故障者がいるではないか!

ただ何もみんなに安楽投手のように投げるべきだとは言っているのではない。投げられた投手を批判するなと言っているのだ!

参考の為に連投のきく投手の条件としては、元々連投のきく地肩の強いタイプがある。そして故障しにくい美しいフォームが出来ていること。それを作る為の練習方法などによって強靭な足、腰、肩が作られる。そして最後は手首・握力のパワーが連投できる元だ(これについては「知的スポーツのすすめ」深代千之著 東大出版会 の「投手編」を読めば参考になる)!

この安楽投手がそれに当てはまるのではないか?!

因みにオレは連投のきかないタイプでフォームもキレイではなかったが・・・。

まあこの手の話しになるとすぐに訳知りの意見として、肩は消耗品だとか連投は寿命を縮めるとかもっともらしいことを言うが、いずれは投げられなくなるし、年齢的なものもある。いつまでも投げられないのも当たり前だ!

だからと言って健康の為に投手をやっている訳じゃなく、肩肘など故障をするかもしれないリスクを、勝利という代償を得て戦いプレーするのだから、あれもダメ、これもダメ等と他人がとやかく言うべきじゃない。

その証拠に安楽投手は今日も堂々と投げて勝っているではないか!

それを故障して肩を壊すから止めろということは無責任でしかない。

本人が納得し、決めることなのだ!


なるほど・・・です。

これには個人的に賛成の意見と反対意見がある。ここで紹介されてる安楽投手の「余計なお世話だ」と云うコメント。もしこれを本当に彼が言ったのであれば痛快、アッパレです。まぁ、これぐらいの気持ちがないとあそこまで勝ち上がれなかったでしょうね。

次に反論したいこと・・・「本人が納得し決めることなのだ!」これだけは正気の沙汰とは思えない意見だ。先進派の江本さんらしくない。本人が決めるってもっともらしく聞こえるが、そのための判断材料を選手は持ち得ていない。これには相当な医学的知識が必要だからだ。たかだか高校で学ぶ時間で習得できるハズもないし、そんな中途半端な知識では判断はできないだろう。それこそ今と変わらない「行けるか?」「行けます!」で終わってしまう。

次は「アメリカでも肩、肘故障して投げられない選手がいるじゃないか!」って、そりゃ~いるでしょ。でも投球制限ってのは絶対に故障しないと云う保証ではなく、故障の確率、リスクを軽減させるためのモンでしょ。それを故障者がいるから・・・・で、終わらせるのはあまりにも乱暴すぎるし、それを言い出したら議論もストップですね。


次にこの意見・・・むしろ投げないことで故障して育たないことも原因の一つになっている。(松坂などがいい例だ!)
と、言っているが松坂投手の故障の原因ってそこなの?投球フォームから来るモンかもしれないし、高校野球で酷使し続けた結果が今出てるのかもしれない。

確かに甲子園で連投し続けて成功した選手もいるだろう。田中将大投手、松坂投手、桑田投手・・・その反面、酷使し続けたことにより潰れていった投手も沢山いる。(あえて名前は言わない。しかし名も知れず、草野球ですら投げられなくなった投手はゴロゴロいる)

昨日メジャーで惜しくも完全試合を逃したダルビッシュさん、高校時代は成長痛などで甲子園でも投球回数は少なかった。もし高校時代から万全の体調で投げ続けていたら・・・・もっとスゴイ投手になってるかもしれないし、もうプロの世界にいないかも知れない。
全て「知れない」と云う予測しか出来ないだろう。


私が考えうる投球数制限の最大のメリット。それは選手の肩・肘の故障防止にどれだけ影響があるのか分からないが、少なくとも今よりはマシになるだろう。
それよりもなによりも現状の一人のスーパーエースに頼りきって勝ち上がることが出来なくなる。それにより指導者が本氣になって勉強し、第二、第三の投手育成に取り組むようになるだろうし、ある程度失点する可能性も高くなる。そうなると点数を取らないと勝てなくなり、今のハンコを押したような「ただゴロを転がし走者を進める打撃」を教え込み、打者の可能性を阻害するような指導も出来なくなるだろう。

が、メリットです。

デメリットは本当の修羅場、疲労が出た頃にピンチを迎え交代!ではその投手が真のエースとして育たなくなる。ピンチに強い、逆境にも負けない投手が育つ土壌が失くなってしまう・・・です。

でも今夏は朝日新聞さんが何らかの対策を講じてくれるでしょう。なんせ今日の朝日新聞に『大会を振り返って』と称しこう書いてある。

※象徴的な言葉を抜粋しました。作為・悪意はありません。

「今大会は決勝に進んだ両2年生エースがほぼ1人で投げ続けたのには抵抗を感じた。準決勝進出4校のうち、複数投手を使い分けたのは高知だけだった」そう書いている。

であれば、春よりも過酷な条件下で戦う夏の甲子園は何かやってくれるハズです。なんせ天下の朝日新聞の主催大会ですから・・・。

まぁ、ハナっから朝日新聞なんかにゃ期待はしてないが・・・。

乙武さんのツイート

2013年04月03日 | 高校野球

昨日、乙武さんの投稿に考えさせられた。

まずはその内容をどうぞ・・・。


済美・安楽投手の連投に思うこと

甲子園で行われている選抜高校野球大会。済美高校のエース・安楽智大投手は、県岐阜商との準々決勝でも138球を投げ抜き、3試合連続完投勝利。準決勝にコマを進めた。最終回には、151kmを計時したという。野球ファンをわくわくさせるような怪物の登場だが、僕は手放しによろこべずにいる。

 安楽投手は、今大会すでに529球を投げている。初戦でいきなり232球を投じたが、アメリカの高校生は一ヶ月でも200球を超える球数は投げないそうだ。成長過程にある高校生がそれだけの球数を投げることに対し、科学的に疑問符がつけられるのだろう。ちなみに、安楽投手はまだ2年生だ。

 ところが報道を見ていると、「エース力投」など美談、賞賛の一辺倒。なぜ、ここまでの球数を投げさせることに疑問を呈する報道が見られないのか。それは高校野球を「教育の一環」ではなく、「ビジネスのコンテンツ」と見ているからだろう。だが、そこで得られる利潤が高校生の手に渡ることはない。

 もちろん、球児たちは利潤など望んでいない。ただ、彼らの純粋さを、大人たちが利用しているだけなのだ。高校野球とは本来、部活動であり、教育活動の一環である。それが、あまりに「興業」としてのウマ味が大きいために、「球数制限」などあって然るべき対策がいつまでも講じられずにいるのだ

高野連のホームページを開くと、トップページには「スポーツ障害の予防・治療・復帰プログラム」についてのバナーが貼ってある。笑止。本当に球児たちの体のことを考えているなら、なぜ球数制限の導入を検討しないのだ。本音と建前の乖離に、野球ファンとして、教育に携わる者として、苦言を呈したい。

 何より疑問を感じるのは、スポーツマスコミの姿勢。「エース力投」「鉄腕安楽」――たしかに新聞は売れるでしょうだろう。だが、そうした記事が、はたしてジャーナリズムとしての機能を果たしていると言えるのか。今朝の各紙に踊る文字に、元スポーツライターとして落胆の色を隠せずにいる。

 もちろん、球数制限だけが唯一の解決策ではない。好投手を多く集められる私立の強豪校が有利になるなど、導入による弊害もあるだろう。また、安楽投手本人も「これが普通。他の高校生もこれくらい投げている」と発言するなど、完全燃焼を良しとする高校球児たちが球数制限を望んでいるとも言いがたい。

 だが、少なくとも「将来ある高校球児があれだけの球数を投げることの是非」については、もっと論じる必要がある。その世論を喚起するのがマスコミの仕事だと思うのだが、その役割を果たせているようには、とても思えない。

この件に関して、Twitterでも述べた。すると、大リーグで活躍するダルビッシュ有選手をはじめ、多くの方からリプライをいただいた。


と、乙武さんは言っている。・・・・・難しい問題ですね。

ダルさんやアメリカのスポーツ科学を信仰される方は乙武さんの意見を支持。ダルさんは具体的に「球数制限は当たり前。ベンチ入りメンバーを増やし、学年ごとの球数制限をすべきだ。」との意見。これに対し賛成意見のツイート多数。

これは「高校野球をどう捉えてるか?」で意見が大きく割るでしょう。

教育の一環だと考えるならば、例え本人は「これで肩を壊して投げられなくなってもいい。このチームで優勝したい」そんな燃え尽きる覚悟があったとしても、選手生命や今後の日常生活にも影響を及ぼすかもしれないってコトまで賭けてやる野球なんて、もはや教育じゃない。

一所懸命野球に取り組んでる高校生投手に対し「どうだ?行けるか?」と聞けば「はいっ!行けます!」そう答えるだろうし、そこを抑えてあげるのが教育だと思う。

しかし一方で、仲間のために頑張る、その頑張りに他の選手が奮闘し成長して行く。これも教育なんだろうし・・・。


またその逆に、アマチュアと名乗り入場料を取って興業として「高校野球と云うコンテンツ」として捉えるならば、お客さんを呼べるエースを投げさせないワケにはいかないでしょう。まあ、現状は春・夏合わせても僅か4週間で150万人を集め、莫大なお金が動く興業としての性格も無いとは言えない。


でも、今まで不思議なのはこう言った議論が行われて来なかったことでしょう。

「何が良い悪い」と議論を進めてルールをきちんと作り上げて行く事は大事ですね。こんな議論が今まで表沙汰になってないってことが、高野連が『伏魔殿』と呼ばれる由縁でしょう。

ただ今大会の安楽投手は明らかに投げすぎだと思う。確かに体はデカイが去年の今頃に中学を卒業したばかり。そんな子供が僅かの期間に772球も投げたのは異常と言われてもしかたないかもしれない。

これは何も安楽投手だけに限った事ではない。むしろ少年野球の現場の方が酷いチームもある。土曜日完投、日曜日は2試合完投・・・常軌を逸してるチームも多数ある。

普段は「子供の健全育成」なんてもっともらしいことを言っているが、いざ少年野球でも制限がかかると「選手の数が少ないからしょうがない」とか「それでは選手層が厚いチームには勝てない」、「ウチはエースが投げないと勝てない」なんて言い出し、自分の意見が矛盾極まりないことに気付いていない。出来ない選手を出来るようにするのが指導者の役割だし、最初から出来る選手に「これでもか!」と投げさせ勝ち誇る姿は滑稽以外の何者でもない。

まぁ、個人的には投球制限には反対だが、現状では導入せざるを得ないんではないだろうかと思う。

今出来る対処法は「大会日程をゆとりを持たせるよう調整すること」しかないでしょう。全国大会の試合会場を幾つかに分散化させ、準々決勝ぐらいから甲子園球場で・・・みたいな。

これも甲子園がここまで神格化されてる以上ムリでしょうが・・・。

でも個人的には根性論は基本的には大好きである。

そこに科学的根拠があろうがなかろうが「練習中に水飲むな!」や「技術が足りない部分は気合でカバーしろ!」こんな言葉は大好きだ。

時代が流れてる以上しかたないんだろうが「変わらなきゃいけない部分」と「変わってはいけない部分」・・・線引きは難しい。全員が納得出来る答えは・・・・出ないだろうな。



次回はプロ野球評論家の江本孟紀氏のブログについて・・・です。

共感出来るトコも非常に多いし「それはちょっと・・・」て感じで面白い。

う~~ん・・・・

2013年04月02日 | プロ野球

昨日飛び込んできたニュース。

長嶋茂雄さんと松井秀喜さんが国民栄誉賞受賞!

「おいおいマジか!エイプリルフールって言ったって長島さんと松井さんに失礼だろ」・・・どうやらホントらしい。

と云うか、長嶋さんはとっくに受賞されてたと思っていた。

長嶋さんと云えば日本のプロ野球を引っ張って来た大スターだし、勝負強い打撃、華麗(に見せる)な守備、超人的なエピソードをお持ちだ。とは言え、私自身は長嶋さんのプレーを実際に見たことないし、長嶋選手にそこまで思い入れはない。

でも順当な受賞なんでしょう。


で、松井さん。日本人選手が一丸となり戦い、日本国民に勇気と元気をもたらしたWBCを個人的な理由で辞退した。そんな松井さんが国民栄誉賞?(松井選手は大好きだが、それとこれは別)

「う~~~ん」である。松井さんの受賞選考理由であれば野茂さんやイチローさんの方が受賞するに相応しい存在だし(まぁ彼等は辞退するでしょうが)彼等以上の成績を残しているとは思えない。

であれば、MLBストで離れていったファンを球場に呼び戻し、日本人選手がメジャーの打者をぶった斬る姿を見せてくれた野茂さんの方が
先でしょう。なんせMLBで2度もノーヒッターになってるし、なんと言ってもメジャーで初めてホームランを打った打者は野茂さんである。

イチロー選手にしても然り。現在進行形で前人未到の記録ホルダーだし・・・。


と言いつつも松井さんは大好きな選手の一人です。

一番好きなのは彼の人間性。松井選手と云えば甲子園での5打席連続敬遠が有名だが、その時の投手と対面した時の彼の気配りと優しい笑顔に惚れた。



それだけではない。これだけのスター選手なのに「アダルトビデオ鑑賞が趣味です。」と公言する潔さ。

    

こう言う人間臭い選手は大好きだが心配だ。

好みのジャンルは「ストーリーのしっかりした単体もの」とか、日本のファンからのプレゼントに対し「全く同じ物をもらったり、内容が被るんだよ。送ってもらうのはありがたいんだけど、ジャンルや女優が被らないよう、もっと考えてほしい」・・・筋金入りである。

ついには趣味が高じて、東スポが主催する『アダルトビデオ日本一決定戦』の特別審査員に名前を連ねるトコまで来た。

私も詳しくは知らないが、この時のAVオープン参加部門での準優勝は我らが愛すべき存在である『デビュー!! きこうでんみさ』である。

第二回大会には松井さんは試合中の怪我により左手首を骨折したため会場に行けなかったが、しっかりコメントを出していた。それがまた面白い。

『本来ならばその場に駆けつけなければならないところなんですが、現在チームは松坂くんのレッドソックスに大きく水を空けられている状況で、トーレ監督もピリピリしております。とてもじゃないですが、トンボ帰りでいいので日本に行かせてくださいと言える雰囲気ではありません。来年はジータとプライベートジェットを借りて飛んでいこうかと思います。19作品全て鑑賞させていただいて、どれも力の入った作品と感じました。実際に強烈に刺激してきた作品もいくつかありました。ただ、個人的な好みなどいろいろ考えまして最終的な審査結果は該当作品無しということにさせていただきます』

最高の人物である。

そんな大好きな松井さん、国民栄誉賞を受賞したことにより窮屈な生活になってしまうのではないか・・・心配だ。