~ 夢の途中 ~

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あとひとつ

2013年04月25日 | 高校野球

ついにここまで来た。第132回九州地区高校野球大会。

もう久商を止めれられない。


今日の準決勝、対済々黌高校戦(せいせいこうこうこう)、準決勝でお互いエースを出し合わない展開。

久商は2人の投手リレーで2-1で勝利。明日の決勝戦へと駒を進めた。

今大会は久商のための大会か?と見紛う大会。

今まではどちらかと云えばエース1人が投げ、少ない点差で逃げるチーム。

それがこの大会では複数の投手が大舞台を経験し、しかも各県代表校のチームを抑えてしまうと云う理想的な展開。

野手陣も見事にビルドアップされている。これは3年前に帝京打線にコテンパンに打ちのめされ、そこから取り組んだ加圧トレの成果なのか?

昨秋の九州大会の時より明らかに体つきが違う。春の大会では明らかにスイングスピードが違う。どの選手も格段に速くなっている。

スイングスピードが速くなる → 振り出しを遅く出来る → ボールを見極める時間が稼げる → 外スラ、内スラを振らずにボールに出来る → 投手はストライクゾーンで勝負せざるを得ない → 結果、甘い球を弾き返せる・・・好循環。



決勝は佐世保実業を4-1で破った文徳高校となった。

今大会、あの北別府投手依頼と云う完全試合を達成した本田投手を打ち崩せるのか?(ちなみにその時の北別府投手が完全試合を達成した相手は・・・・伝習館高校である)


奇しくも高校軟式と同じ福岡(硬式・久留米商、軟式・福大大濠)VS熊本(硬軟ともに文徳高校)の争い。


軟式じゃ熊本に負けたが硬式じゃそうはいかない。久商打線が・・・久商投手陣が文徳高校硬・軟ダブル優勝は許さない。


さぁ!109大会ぶり、3度目の優勝が手を伸ばせばすぐ届く距離まで来てる。

福岡135校、佐賀41校、長崎58校、大分49校、熊本64校、宮崎49校、鹿児島84校、沖縄60校、九州地区540校の頂点に立つのは・・・?

が・・・それも夏への通過点に過ぎないだろう。明日も精一杯の経験を積んで欲しい。


※ちなみに九州地区大会は第1回は昭和22年秋で優勝は小倉中、第2回は昭和23年春で優勝は熊本商業、と云う具合に奇数大会は秋、偶数大会は春となっている。

※1~15大会までは小倉中(現・小倉高校)の全盛期であり15大会中8度の決勝進出、6度の優勝を誇る。それ以降は小倉高校に代わり久留米商業が福岡をリードする。第17回・秋準優勝、第19回秋・優勝、第20回春・準優勝、第23回秋・優勝と抜群の強さを誇った。


さぁ・・・飲み行こっ!