~ 夢の途中 ~

強い?弱い?上手い?下手?そんなの関係ない!
全員が全力疾走!そんな『何か』を感じさせてくれるチームを応援します!

一所懸命

2013年03月31日 | 高校野球

県岐阜商VS大阪桐蔭の試合で物議を醸しだすプレーが起きた。

9回裏、1点を追う大阪桐蔭は2死からヒットとエラーで2死1・2塁と追いすがる。

ここで問題のプレーとなる。

4番がセンターに弾き返しセカンドランナーが同点のホームを狙う。

こちらがそのシーン






「う~~ん」・・・と云うプレーですね。「う~~ん」と云うのは判断が難しいと云う意味です。

昨年までなら「セーフ」と判定されていたかもしれないプレー。

しかし、昨年の世界大会で大阪桐蔭の森君が2度、3度ぶっ飛ばされた。

これにより“日本”のアマチュア連盟が危険防止と云う事で今年の2月から、こんなアマチュアアのみに適用される内規ルールを運用し始めた。

新内規ルールはこちら

上記のルールが適用されるとすれば守備妨害で走者は『アウト』で試合終了。球審の判定が正しい事となる。

この本塁突入についてはかなり批判的な意見が多い。

「そこまでして勝ちたいのか!」、「勝利至上主義の結果がこのプレーだ!」、「卑怯なプレー!」、「スポーツマンシップに反してる!」、そしてトドメは水戸黄門の印籠よろしく「高校生らしくないプレーだ!」


このプレーはホントに危険なプレーだと思う。だが、危険なプレーと卑怯なプレーは明確に違う。

「この1点を取れば同点に追いつける」と云う気持ちと「この1点を防げば勝てる」そう云った強い気持ち同士がぶつかったプレーだろうし、走者もあそこまで勢いがついていればそう簡単に回り込んだり咄嗟にスラに切り替えるのも難しい。

捕手も走者を防ぐために真正面からまともにタッグに行ってしまった。

世間の大半の意見を敵に回し、炎上覚悟で言っちゃうと・・・・これはもう『危険なプレーだけどしょうがないプレー』だと思う。

「そこまでして勝ちたいのか!」・・・勝ちたいのである。

「勝利至上主義の結果が」・・・個人的にはキライだが、勝利至上主義のどこがいけないんだろうか?結果重視のみってのはスキではないが、一つの目標に向かってなりふり構わず必死にしがみつこうとする姿は好きだ。

「スポーツマンシップに反して」・・・途中で諦めてアウトになるのが果たしてスポーツマンシップなんだろうか?

「高校生らしくないプレーだ!」・・・なんだ?高校生らしいプレーって?たかだか高校生、未熟なプレーをしてもいいではないか?彼らはまだ成長して行く途中、自分自身がこのプレーに対してどう思うのか、次はどうすればいいのか?・・・ただそれだけだ。

ここで私が感じたことは「すげーな!県岐阜商の監督は!」です。

この場面、1点リードの9回裏2死1・2塁、打者は桐蔭の4番、1塁走者が還ればサヨナラ負けの場面であそこまで外野手に対し前進守備の指示が出せるなんて・・・。

「同点はしょうがない。それより外野の間を抜けてのサヨナラが怖い。それに打者は桐蔭の4番、外野は定位置はちょいバックね!」って指示でもおかしくないハズ。強気な攻めの守備がセンターの好返球を呼び込んだんでしょう。

まだまだ熱戦が続くセンバツ、1点の重みを感じながら一所懸命な彼等を応援して行きたい。

2年連続の快挙!

2013年03月29日 | 高校野球

年度末のクソ忙しい最中行われている『九州地区高等学校軟式野球福岡県大会』

硬式より先に福岡県優勝校が決まった。



その福大大濠は昨年も躍動していた。

春・福岡を制し、勢いそのままで一気に九州チャンピオンまで駆け上がった。

順調に成長していた選手たちは夏の全国大会でもその存在感を充分に見せつける。

準決勝で惜しくも優勝した中京高校に1-2で惜敗したが、その秋の岐阜国体では一回戦で中京高校と激突、4-0で見事にリベンジした。


新チームになってからは始動が遅れた影響もあるのか県予選の初戦?で敗退したが、一冬越えて逞しく成長したんだろう。

決勝戦もこれぞ軟式野球の醍醐味!と云う1-0で勝負を決した。と言っても7回からしか見れなかったので大した事は書けないが・・・。

0-0で延長濃厚の雰囲気・・・8回裏・福大大濠の攻撃も先頭打者が倒れ一死無走者、ここから一気に試合が動き出す。

まず後藤がレフトオーバーのツーベースで出塁すると、続く山下にもレフトオーバーのタイムリーが飛び出し欲しかった先取点があっさり、ホント「あっさり」って言葉がピタリとハマるぐらい簡単に1点を挙げた。

しかしSOPHIA福岡も粘りを見せる。バッテリーエラーで一死三塁としたが、相手のスクイズを見事に読み切り三塁走者を挟殺し、このピンチを1点で切り抜ける。


最終回、1点を追うSOPHIA福岡も二死から驚異の粘りを見せる。

稲永の三塁打、続く二人も粘りに粘り四球をもぎ取り二死満塁と逆転のチャンスを作ったが反撃もここまで。




最後の打者が三振に倒れ万事休す、悔しい準優勝が決まった。







福大大濠のサウスポ・・・中々いい投手でした。





この結果、優勝した福大大濠、準優勝の上智福岡は4月21日?より宮崎県で開催される九州大会の出場権を手中に収めた。

福大大濠高校は昨年の全国選手権大会、国体と2大会連続のベスト4の壁を突き破って欲しい。

※写真は縮小する時間がないので、後日ブログサイズにしてUPします。

雲が教えてくれること

2013年03月28日 | ステキな話

大切なことは雲が教えてくれる。

今朝も心地よい汗をかきながら

すでに散り始めた桜とおしゃべりしながら歩く。

ふと空を見上げると一筋の雲。もう見慣れた雲だ。

あの飛行機雲のように真っ直ぐに生きたい。

飛行機が運んでいるのは何も乗客だけではない。

乗っている人の数だけステキな未来がある。

そう・・・幸せも乗せて運んでくれている。





皆さん、昨日仮釈放された『ホリエモン』が学んだ久留米大附設高校の空の下より「おはようございます!」

この飛行機雲が出始めるのは6:55分

佐賀空港を6:45分に飛び立った飛行機がちょうど陸上競技場の上空を通る時間です。

この雲が出始めると「さぁ!あと50分頑張るぞ!」そんな時間を知らせてくれます。


今日は娘の高校入学祝いにプレゼントを買いに行く予定。

中学の時は「GLAYのBESTでよかよ!」そう投げやりに言われ、ちょいとカチンときた。

だがここで怒っては大人気ない。

冷静に判断し、頭に指で唾を付けトンチを働かせた結果・・・・


『灰色のチョッキ』 を買い与え、父の威厳を保ちつつ勝利した。


そして今回は高校である。娘を持つ父親であれば誰もが年頃の娘との付き合い方を悩むであろう。

と、同時にそれは嬉しい悩みだったりもする。

さてプレゼントである。それも女子高生となる娘へのプレゼントである。

これについては悩む事はない。いや、悩む事さえ許されない。何故ならば人類普遍の法則がすでに発見されているからである。

これはもう霊長類が2足歩行を始めた頃からの定めであり、人類が歩行し続けるかぎり敢え無い(あがなえない)モノである。

ホモ・ハビリスからジャワ原人へ、バトンを受け継ぐかの如く北京原人へ、

さらにはネアンデルタール人から現在のホモ・サピエンスが受け継いだと云う伝説を持つ『ルーズソックス』である


日本中の・・・いや、そんな小さな括りではない。全世界、娘を持つ父親であるならば皆が憧れを持つ『ルーズソックスをプレゼント出来る日』がついに訪れたのである。

勿論、私もバリバリの体育会系で育った人間である。いきなり新入生が『ゴム抜きルーズ』や『スーパールーズ』は上級生に目を付けられるだろう。其の辺はわきまえてるつもりだ。

カワイイ娘がルーズソックスにローファーをあわせている姿・・・父親冥利に尽きる日だ。



ただ一つ気になるんだがルーズにソックタッチはセット買いが正解なんだろうか?

※画像はネット上の画像です。誤解されませぬよう宜しくお願いします。

本格的球春到来

2013年03月27日 | 高校野球

春はセンバツから・・・このフレーズが好きである。

まさに日本全国津々浦々、各地方大会が続々とその幕を開けている。

TVでは土佐高校の全力疾走を賞賛したり、済美・安楽投手が152キロを計測したり・・・


SNSなんかでも甲子園の話題で持ち切りだ。


そうなると・・・である。

普段この駄作を読んで頂いてる方ならもうお分かりだろう、典型的B型天邪鬼の私は敢えて触れない。

むしろ高校野球の悪いとこを探し、自分を納得させるかの如く、独り言のように悪口を呟く。

たかが高校生の部活動じゃないか! それにこんなに個人情報を流していいのか?身長、体重はもとより出身中学や出身クラブまで明らかにして。普段口煩い高野連はどこ行ったんだ!

だが報知高校野球、週ベ、センバツ高校野球完全ガイド、野球太郎、挙句にサンデー毎日増刊号まで私の手元にあったりする。

「へぇ~このチームは軟式出身者が多いな。ほぅ、ここは硬式上がりばっかだな。やはり騒がれる打者だけあって地方大会できっちり打ってるな!」な~んてニヤけて見てたりもする。

そうなんである。面倒臭い人間である。

前置きが長いのは合点承知の助、ここからが今日の本題だ。

そうです。軟式野球です。福岡県高校野球軟式大会も開催されているんです。

会場は久留米市軟式野球(つまりは草野球)で云う処の甲子園球場とも呼べる『新宝満川球場』だ。

昨日は準決勝2試合、上智福岡VS筑陽学園、福大大濠VS八女学院戦が行われた。

ちなみに上智福岡のユニホームに書かれたSOPHIAの文字が好きだったりする。


さて試合です。48,000人の大観衆が見つめる中、SOPHIAが優位に試合を進める。

前半は先制のチャンスを掴んだが筑陽学園の必死の守備陣を前に無得点に抑えられる。

しかし4回、先頭打者のスリーベースを足掛かりに2点を先制、その後も追加点を加えていく。


一方の筑陽打線、SOPHIAの好投手を前に中々チャンスを作れれない。

と、ここで・・・・痛恨のエラー・・・・をしてしまう私。

な、な、なんと・・・カメラのバッテリー切れと云う失態を犯す。

それからはもうお菓子を買ってもらえず駄々こねてる子供状態。ふてくされ少し泣きながら試合を観ていた。

それでは数少ない写真をどうぞ。




















尚、試合結果です。このブログの誤字脱字の多さはご存知の通り。

ランニングスコア等間違ってても謝んねぇ~。



今日は決勝戦、久留米は雨。ドロンコ試合も面白そうだ。

さぁ~てと・・・・・。


法を犯す者達が世に蔓延っている

2013年03月26日 | 愚痴話し

あるスポーツ新聞が先に行われたWBCの総括として、数日に分けて連載していたコラムが終了した。

それに対し、ある種の違和感が残った。

それは全てが二次元的要素に思えたからだ。

なるほど、「監督の力量不足」、「選手の人選に問題が」、「コーチが合宿中ギャンブルしてた」、「ボールへの対応が・・・」、「練習時間の短さや環境」・・etc。

それに対し選手会からNPBに対し要望書が出されるらしい。

監督・選手の人選やボールの対応、環境の不備はコミッショナーをはじめとするNPBの責任は重いだろう。

戦略的な問題はなかったのか?

自分たちは強いんだ!そんな気持ちで胡坐をかき、他チームの分析を怠ってなかったのか?ここをもっと掘り下げて欲しかった。

ダブルスチーム失敗は結果論であり、私が思う1番の敗戦の理由は 分析不足 これに尽きると思う。

準決勝を見てイライラしてた方も多いだろう・・・日本の攻撃陣、右打者は外に逃げるボール球を振らされ、左打者はワンバウンドするボール球を振らされ続けた。

翻ってプエルトリコの各打者はキッチリと外のボールを見極めていた。

本来は日本がやらなければいけない事を逆にやられての敗戦だった。

それについては今後の課題、4年間でどれだけ対戦国のデータを集められるか!これで解消できると思う・・・・・


が・・・「コーチが合宿の休みにギャンブルしていた」、「練習が休みのでも自主練習してた選手もいたのにコーチが見に来なかった」、だからチームがまとまらなかった・・・って子供かっ!

プロの選手が情けない!

ヤルのは選手だ!グランドの外で何があろうと関係ない。どんな時でも「ベストの状態でグランドに出る」これはプロとして最低限のことではないのか?


涌井・森福へべれけ状態で美女を持ち帰っても



ましてや合宿中杉内投手が女を呼び出し浮気していた・・・何の問題があるのか?


確かに彼らは性欲は抑えられなかった。だがその分、相手打線を抑えたからいいではないか!

だいたい浮気ぐらいで大騒ぎしてどうするんだ!

倫理的、道徳的には問題があるだろうが違法ではなく、罰則があるわけでもない。

もし浮気が犯罪として成立するのであれば『私以外のほとんどの旦那さんは犯罪者』に成りえてしまうぞ!

世の奥様方、自分の行動を振り返ってみては如何だろうか。

現在の日本の法律は囮捜査は違法である。例えば麻薬密売組織に身分を偽り潜入、そこで得た証拠は決して裁判では認められないのである。違法に対し違法で掴んだ証拠は認められないのである。

では世間の奥様方は平成17年4月1日から施行されてる 個人情報保護法案 はご存知だろうか。

そうなのである。旦那さんの携帯をこっそり見て「ぬわぁー!なに?このメールは!」、「なんなのよ!この写真は!」ってコトになろうとも、その証拠は無効なのである。

なぜならば 『個人情報保護法』に抵触しているからである。

それを鬼の首でも取ったかのように威風堂々と責め立てやがる。しかしそれは間違いだと気付かないのか? 自分の行動こそ責められるべき行動だと気付け。いや、ゴメン、気付いて欲しい。・・・いや、気付いて下さい。

いかんいかん弱気になってる。気を取り直して・・・・いいか!キミ達は法律を犯しているのである。法に抵触する者達が開き直って責め立てるなんぞ不届き千万の言語道断だ。

世の旦那様よ!

立ち上がるときは?いつ立ち上がり声を上げるのか!「今でしょ!」


まっ、オレには関係ない話だけどね・・・・。

大谷選手・・・これだから応援したい。

2013年03月23日 | プロ野球
日本ハム・大谷、157キロ&痛烈一ゴロ!衝撃二刀流デビュー

ついにここまできました!

驚愕です。

彼の何が凄いって、150キロ後半の連発でもなく


痛烈なファーストゴロでもなく





ライトでの守備!

守備機会こそなかったが彼のカバーリングの意識の高さに「恐れ入りました!」です。

普通は緊張して体が動かずうっかり・・・とか、プロに入ったとたんチンタラカバーをする選手が多い中、

大谷選手の意識の高さ、いやもしかすると無意識でのカバーリングダッシュかもしれない。

となれば・・・・さすが『花巻東』出身だ!


佐々木監督から叩き込まれた野球が彼の身体に染み付いてるんでしょう。


やらされていた練習、意味も解らず「ただなんとなくカバー」に入る練習だったら・・・あの緊張感の中出来なかったでしょう。

徹底したカバーリングの指導で定評のある佐々木監督・・・さすがです。


やはり彼は前人未到の200勝! 2000本安打!と云う夢を見させてくれる選手です。


ふる~い頭の評論家やOBさんの口を閉じさせてくれ!


逆にカァーーーーツ!と言ってやれ。

加藤コミッショナーの大仕事!

2013年03月23日 | プロ野球

NPBコミッショナー加藤さんの発言に非難轟々だ。

現在NPBで使用されてるミズノ社の統一球はWBC使用球に近づける意味で導入されたのは周知の事実。


飛距離が出ないと選手からクレームが出ていたが『WBC3連覇』と云う錦の御旗で導入。

その結果、ホームラン数は半減し、1試合あたりの得点数も減り、防御率1点台の投手がワンサカ出てきた。

中にはホームラン数の減少と観客減を結びつけるコラムも雨後の筍よろしくニョキニョキ。

そして今回の加藤コミッショナーの発言である。

WBC球と別物…「統一球」とは何だったのか

ほとんど・・・いや、全ての意見がコミッショナーの意見に批判的である。

が、私は大賛成だ。

何故わざわざ質が落ちるボールを使わないといけないのか?

何故わざわざ故障し易いボールで国際大会をしなければならないのか?

「NPBが使用している『ミズノ150』の方が、MLBが使用しているローリングス社製のボールより優れている。だからミズノのボールを使おうではないか!」こんな交渉をすべきだし、これは加藤さんが就任して以来3回目の大仕事だ。


ちなみに1回目は

公式試合球にサインすること。


2回目は、ヤクザ崩れに「浮気をバラさたくなければ1億円払え」と脅されて、球団絡みでこっそり1億円キャッシュで払い、それがバレても大した追求もせずに「野球に集中して頑張ってください!」と輩(やから)とズブズブの関係となってしまった紳士球団とその監督が軍門に下った瞬間を世間に広めてくれたこと。

で、今回が3度目の大仕事です。

さっ!今日はヤフオクドームで広島とのオープン戦を見てきます。

ソフバ・中村選手と柳田選手の足に注目です。

地上波放送すらしないなんて・・・

2013年03月21日 | プロ野球

これが現実か・・・・・。

WBC決勝戦を地上波放送しないと云う現状。

負けたからもう日本人は興味はなくなったとでも思ったのか?

国際的にもマイナーなスポーツである野球、日本では一番メジャーなスポーツだったが、もはや野球はマイナーになりつつあるのか?


これがもしサッカーだったら?

W杯の決勝戦に日本が出てないからと言って放送番組を差し替えたりするのだろうか?

絶対にしない。するワケがない。そんなことすりゃ~日本中のサッカーファンが暴動を起こすだろう。

クラブワールドカップですらJチームが敗退しても当然の如く全試合放送する。


翻って野球世界一を決める大会、それも決勝戦を差し替え放送するなんて、もはやTV局にすら有力なコンテンツじゃないと切り捨てられる始末。

NPBはこの現状をどう捉えてるんだろうか?

WBCと云う大会を育てていこうと考えてるんだろうか?

まさかMLBと新聞社球団さえ儲ければいいとでも思ってるんじゃ・・・?

もはやオリンピックからさえも除外された野球、唯一と言っていい世界大会がWBCのはず。現在のMLBだけ儲ける大会からホントの世界一を決める大会に育てて行くためにも、ここがNPBの正念場。

今のお飾りコミッショナーから「日本球界を変えてやる!」・・・これぐらいの気概を持った人物を選ばなければ衰退の一途を辿ってしまう。


サッカーのW杯、今ですら200を超す参加国で五輪を凌ぐほどの大会ではあるが、第一回大会の参加国は僅か13チームで予選すらなかった小さな大会だった。

大事なのはこれからです。


『一流の大会だから一流の選手が出場する』ではなく『一流の選手が出場し続けるから一流の大会に成長していく』んです。


日本が主導権を持ちこのWBCを成長させて行きましょう!


青空に映える桜、やがて刹那に散りゆく花びら達を見ながら


「オレの恋よ!散らないでおくれ!」二日酔いの頭を抱えながら想う。




何だ? このぬる~い空気は・・・!

2013年03月18日 | プロ野球

日本代表のWBC3連覇の夢は潰えた。

戦前の下馬評では日本が圧倒的有利であったが結果は仕方がない。

これが野球でありスポーツの醍醐味だと受け止めなければいけない。

『強いチームが勝つのではなく勝ったチームが強い』・・・まさに格言ピッタリです。


でもなんだ?この生温~い空気は?

「選手たちは良くやった」、「夢をありがとう!」、「戦犯探しは止めよう!」etc.

そりゃそうだ!選手達はよく頑張った!福岡ラウンドから劣勢を撥ね退け、最終ラウンドを1位で突破し決勝トーナメントに進出した。

だが目標は 3連覇 だったハズ。

しかも闘っていたのは全員がプロである。そのプロが目標を達成出来なかったコトに対し「良く頑張った!」では逆に失礼ではなかろうか?

勿論、選手や采配を個別批判すべきではない。

日本人メジャー選手が出てれば・・・・こんなクソみたいな言い訳もいらない。それこそ死闘を尽くした選手に失礼だ。

ベンチ入りしていた選手が現在の日本のベストメンバーだし、どんな事情があるにせよ代表を辞退した選手は日本代表ではない!出てない選手をどうのこうの言っても仕方がない。

「内川選手は悪くない!」、「井端選手も悪くない!」、「チャンスを潰しまくった阿部選手も悪くない!」・・・「采配がーーー!」ここで思考停止していたら進歩がない。

大事なのはこの敗戦から何を学ぶのか!次の大会にどう活かすか!・・・だろう。

その中でもやはり象徴的なのが8回裏の攻撃。

スリーベースの鳥谷選手を井端選手のタイムリーで1点返し、内川選手もライト前で続き1死1・2塁。

ここがこの試合最大の山場であり、「この回に追いつかなければ日本の勝機はない!」・・・その大事な場面で致命的なミスが出てしまった。

内川選手が飛び出し挟殺されてしまった。

ここでのサインに賛否両論があるのは当然だろう。

何故同点のランナーになる1走・内川選手に代走・本多選手を使わなかったのか?

ランナー1・2塁で「行けたら行け?」こんなサインをホントに出したのか?

仮に出てたとしたら・・・確かに井端選手は数歩スタートを切った。が、内川選手は前の走者を見て動かないといけない。

でもこの場面で「行けたら行け!」なんてサインは出てないと信じたい。


何故4番阿部選手の時に動いたのか?

ここで動いても良かったと思う。阿部選手は間違いなく日本を代表する打者だが、今日は全くタイミングがあってなかった。

ここで一番怖いのが内野ゴロゲッツーである。であれば、今日の阿部選手の状態だったらそれもありかな?と。

2点のビハインドで終盤の8回、もうここしかない場面、「ここでスモールベースボールを仕掛けなきゃいつ仕掛けるの?」だ。

スチール、エンドランと奇策と言われようがなんだろうが『奇襲戦法こそがスモールベースボール』の真骨頂、まさかここで・・・!

仕掛けたのは正解だろう。

いくらメジャー屈指の強肩捕手モリーナだろうと投手がスタート切られりゃ刺せっこない。


惜しむらくはサインの徹底だった。

もしホントに走らせたいなら イケ! のサインを出すべきだっただろう。

反省すべき点を洗い出し次のステップに向かうために日本球界は・・・真剣に考える時期なのでは?

「考えるいいチャンスをもらった。これからの日本球界の教訓に活かすには・・・」前向きに捉えましょう。


コレで終わりじゃない。4年後にはリベンジのチャンスがやって来る。

今大会の反省を活かせれば「3度目の優勝!」はそう遠くないと思う。

できれば次大会には万全の準備をして挑んでもらいたい。

まさか4年後も「大会使用球に慣れない」とか、

内野ゴロで全力で走らない選手や


明らかなワンバウンドを振り三振・・・これはしょうがないが振り逃げの可能性を捨てチンタラとベンチに帰る選手は選出しない方がいいんでは・・・。



さあ皆さん!次の大会まであと4年しかありません。

この敗戦をきっかけに全力で走らない選手にはファンであろうとブーイングを・・・

例え敵チームであろうと好プレーには惜しみなく賞賛の拍手を送りましょう・・・

4年後にもう一度笑うために!



ちなみに『プエルトリコ』ではなく『プエルト リコ』だそうです。