~ 夢の途中 ~

強い?弱い?上手い?下手?そんなの関係ない!
全員が全力疾走!そんな『何か』を感じさせてくれるチームを応援します!

初出場初優勝!

2013年08月31日 | 日記

横浜修悠館高校、初出場初優勝の快挙達成!



その決勝戦、試合は初回から動く。

1回裏に1点を先制した横浜修悠館高校、だが26年振りに優勝旗を四国に持ち帰りたい新田高校もすぐさま反撃。

2回2点を奪い逆転に成功、しばらく膠着状態が続くも6回裏に横浜修悠館高校が同点に追い付く。

そのまま両チームとも得点を奪えないまま延長に突入、10回裏、横浜修悠館高校が初優勝を決める劇的なサヨナラゲームとなった。

しかしと言うかやはりと言うか、高校軟式野球は接戦が多い。

今大会も15試合中1点差の試合が8試合、そして決勝戦を含む6試合が延長戦となった。

これなんです軟式野球の面白さは・・・。初回から1点とられたら負けと云う強烈な緊張感と闘う守備陣、もうそんな極端な守備シフトを引くの?ってぐらい初回から勝負をかけた守備が軟式野球の醍醐味。

今大会も充分に軟式野球の醍醐味を味あわせてくれた高校軟式球児に最大限の拍手です!



そして昨夜は台風の影響だろう、衛星放送を受信出来なかったため地上波にどっぷり浸かり『貞子』を観た。



最後まで観たが、結局この映画がSFなのかホラーなのか、あるいはコメディー(たぶんこれが1番近い)なのかわからなかった。

最終的に「石原さとみはやっぱり可愛い!」これ以外なんにも記憶に残らない映画だった。




で、トドメがこれ・・・テラスハウス



このヌル~イ関係がオヤジには理解できない。なぜこの子達は一つ屋根の下で暮らしながら何も起こらないんだろうか?

これが今の若者の姿なんだろうか?それともこの子達が特殊なんだろうか?

いや違うハズだ。私が知ってるこの子達の同世代の久商野球部はもっとガツガツしている。いや、ガツガツどころか超攻撃的人種だ。

どこに飲みに行っても「隙あれば食っちゃうぜ!」ってどころか、何とかして隙を見つけようとしてる奴ばっかりであり(俺以外は)、しかも「え~?そこ行っちゃう?」ってぐらい広いストライクゾーンを持っている(俺以外は)。相手バッテリーがウエストしたボールにさえフルスイングしていくような奴ばっかりであり、選球眼ゼロの元球児達ばっかりだ(俺以外は)。


バブルを生き抜いてきた我々オヤジ世代はおそらく・・・・いや、絶対的に間違いを犯してしまう自信がある。

そんな妄想をするしかないぐらい暇すぎる金曜の夜でした。

さぁ決勝!

2013年08月30日 | 久商野球部

2試合連続完封の秋田商・小野寺投手から5点を奪った新田高校か?

3試合で14得点と破壊力抜群の横浜修悠館なのか?


新田高校は初回に2点先制され厳しい立ち上がり。が、2試合連続完封中の小野寺投手に対し、4回に一挙4点を挙げ逆転。

その後、8回に1点づつ取り合うも試合はそのまま5-3と新田高校が逆転勝ち。




もう一方の横浜修悠館 VS PL学園

今大会ノリにノッてる横浜修悠館の打線はPL学園が繰り出す、櫻-山本-澤村の投手陣を粉砕。4-1で初出場で決勝進出を決めた。



今日の決勝戦は台風の影響を考慮、開始時間を早めて9時開始。


横浜修悠館の初出場初優勝なるのか?

あるいは1987年、松山商業が四国に持ち帰って以来26年振りに新田高校が明石海峡を越えさせるのか?



ここからは下世話な話・・・・


今年は色んな問題があり夏の大会どころか練習試合も出来なかったPL学園硬式野球部。

硬式野球部が出場停止処分を喰らったから軟式へ・・・それは可能なんだろうか?(これは例えなんでPLさんがそうしてるって訳じゃないです)

道義的・道徳的・教育的にはアウトなんだろうが、自分がかかわっていない暴力事件やイジメにより連帯責任を負わされ野球を取り上げられた高校生が、「とにかく野球がしたい。甲子園なんてどうでもいい。とにかく野球がしたいんだ!硬式とか軟式とか関係ない。野球がしたいんだーーーー!」

こんな高校生と云う未成年から野球を取り上げる権利を誰か持っているんだろうか?

普通に硬式野球部を退部し軟式野球部に入部するのは問題ないんだろうが、不祥事を起こし対外試合禁止中の硬式野球部から軟式に・・・ってのは認められるんだろうか?



さぁ明日から福岡では春への戦いが幕を開ける。

三潴高校は初戦から福岡工業と対戦、福岡工業高校と云えば春・夏合わせて8度の甲子園出場を誇る福岡県きっての伝統校であり強豪校だが相手にとって不足なし!

三潴高校野球部に新たな歴史を刻もう!が・・・・明日の予報は台風直撃で試合は無理っぽい。できれば良いグランドコンディションで戦って欲しいが・・・。

まさかのダブルか?

2013年08月29日 | 高校野球

まずは先日の投稿にて「福大大濠の夏が終わった」そう言いましたが間違い・・・大濠高校・・・国体に選出されました。

お詫びと訂正を兼ねて「大濠高校軟式野球部の皆さん!おめでとうございます!」

今年の国体開催地は東京です!

是非、東京でも大濠高校の野球をして欲しい。猪俣投手のクロスファイヤーで度肝を抜いてやれ・・・。

硬式野球の試合会場は八王子市民球場、そして軟式は・・・ん?南原スポーツ公園野球場?私も長いこと(って言っても10年程だが・・)東京に住んでたけど聞いたことない球場・・・・ググってみると・・・・



お~八丈島か!羨ましい!って観客はいるのか?まぁ学生野球なんで観客の入り具合は関係ないが、お客さんが多ければ選手たちの気合の入り方も違うだろうに・・・。


その『第58回全国高等学校軟式野球選手権大会』もいよいよ大詰め、今日は準決勝、ベスト4が激突する。

まずは秋田商業。我らが大濠を延長13回1-0で破り勢いにのり、続く日大土浦も5-0で撃破。エース小野寺投手は2試合連続の完封劇です。

対する四国代表の新田高校は初戦の羽黒(南東北代表)を2-1、準々決勝でも静岡商業(東海代表)を3-2と1点差の接戦をものにし勝ち上がってきた。

秋田商・小野寺投手が3試合連続完封なるのか?それとも新田打線が接戦に持ち込めるのか?


準決勝第二試合は初出場の横浜修悠館(南関東)対PL学園

2試合で13得点と破壊力抜群の横浜修悠館打線、これを1回戦の滝川西(北海道)を延長10回2-1、準々決勝の鹿児島工業戦を1-0と際どい戦いを継投で制してきたPL投手陣が止めることができるのか?こちらも楽しみな対戦です。


ご存知の通り甲子園は前橋育英が初出場初優勝、軟式も横浜修悠館が初出場初優勝となるのか?

過去に、硬式・軟式の優勝校がともに初出場初優勝ってのがあったのだろうか?(調べるのがメンドイんで調べないが)

※ちなみに横浜修悠館高校は通信制の高校で、陸上自衛隊高等工科学校の生徒が高卒資格取得のために集団入学している。相当厳しい学校なんでしょう・・・見たい。見てみたい。が、TV放送は決勝戦のみ。それも9月7日にスカイ・Aが『録画』で放送。8月30日の決勝戦を1週間後に録画放送か・・・。

しかもその録画放送を録画して見るしかないと言う現代の情報デジタル化社会から取り残され、リアルタイムとは程遠い状態で見なきゃならないとは・・・。

夏の終わりのハーモニー

2013年08月28日 | 日記

あんなに力強かった青。

畏怖堂々と夏の空を包んでいた青。

その表情が少しづつ優しい表情に変わっていく。


 




振り返れば秋がいる。(どこかで聞いたようなタイトルかも知れないがそんな事はない。完全オリジナルだ。)

そろそろ秋の音色を聴かせてくれるオーケストラ達が土の中から目を覚ますころかな?

秋・・・昆虫すら愛し合う季節。そう、その音色は求愛のために命をかけた昆虫たちのハーモニー。

まだ見ぬ相手を探し求める昆虫たち・・・「ガンバレ!きっとキミも愛し合える相手が見つかるハズさ!」そう応援したくなる音色を奏でてくれる。

・・・・ってか、やっとカエルが終わったかと思うえば今度は虫かっ!マジうるせぇーし。

・・・・ってか、マジ暑い・・・いや、もはや『熱い』が正解かもしれない。


そんな熱さを和らげる一服の清涼感を発見した。


私・・・恥ずかしながら「あまちゃん」を見た事なかった。が、あまりにも甲子園でブラバンが鳴らしてたためちょいと興味を持ち・・・


ぬをぉぉぉぉぉぉぉ!



私の胸も昆虫たちに負けじとキュンと音がした。

有村 架純・・・・


ヤバい、この笑顔はヤバすぎる。

そう・・・この『キュン』と云う音色が私の求愛ラプソディーなのである。また一人・・・愛すべき女性を発見・・・夏の終わりに恋をした。

そんな下らないお話でした。

力投むなしく・・・

2013年08月27日 | 高校野球

大濠高校・猪俣投手・・・力投むなしく・・・夏が終わりました。


※画像は今年の福岡予選






延長13回表・・・ここまで秋田商業打線を無安打抑えていたが・・・・この試合初めて打たれたヒットが致命傷となった。

この走者が・・・13イニングを戦い唯一ホームベースを駆け抜けた走者が大濠高校に夏の終わりを告げた。






彼らのバットはどうだったんだろうか?菊池選手は二塁打打ったみたいだが・・・秋田の投手が良すぎて打ち崩せなかったんだろうか?

しかし情報が・・軟式大会の情報入手は困難極める。ってか、ほとんどない。


点取り合戦の野球も面白いが、「1点取られた負け!」って試合も初回の守備から緊張感が伝わって来て面白いんですけどね・・・。


とにかく大濠高校軟式野球部の皆さん、「お疲れ様でした。」昨年のベスト4は越えられませんでしたが、2年連続での全国大会出場はお見事です。

下級生の皆さんは先輩たちの背中に追い付き追い越せるよう頑張ってください!

もうすでにご存知だろうが・・・

2013年08月26日 | 日記

もう皆さんはご存知だろう。

「知ってるよ!『ともちん』の卒業だろ!」・・・・そんなのはどうでもいい。と云うかAKBってあまり知らないから。

 

正直、今後『ぱるる』や『こじはる』が卒業しようともほとんど心は動かないだろう。

まぁこれが『あやねぇ』や『かわえい』だったら2~3日寝込むぐらいショックはでかいだろうが・・・

  





いや・・・そんなことはどうでもいい(実際はよくないが・・)。つまりそれぐらいしかAKBさんのことは知らないから。


「あっ!24時間テレビだね!」・・・もっとどうでもいい。

88キロ走って1千万円のギャラ貰えるならオレが来年走ろうかな?ぐらいなモンだ。





「ほ~ら、感動する話を集めたよ!さぁ泣きなさい!」って構成が見え隠れし過ぎてんじゃないだろうか?

もちろん『やらない善よりやる偽善』の方が何倍も良いってのは分かるが・・・。


ちが~う!そうじゃない!国民的行事を忘れてますね!

昨日の第58回全国高等学校軟式野球選手権大会が雨天順延だったことを・・・。

大濠高校軟式野球部、明石トーカロ球場で昨年のベスト4を越える挑戦が仕切り直しです。本日12時50分、新たな歴史を作る戦いの幕が上がります。

大濠エースの猪俣君には1973年、九州工業高校以来、福岡に帰って来てない『全国高等学校軟式野球選手権大会』優勝旗を持ち帰って欲しい。(※過去、関門海峡を越え持ち帰った高校は71年長崎・口加高校(こうか)、73年福岡7・九州工業、75年大分・三重農業、83年熊本・河浦、92、04年大分・四日市、5校で6回)

彼の左腕から繰り出される右打者のフトコロをエグるクロスファイヤーで全国の度肝を抜いてやれ!



3番キャッチャーと好守でチームを引っ張る菊池選手、4番ファーストの松江選手と恵まれた体格をフルに使う彼等のバットから放たれる長打で試合を決めてくれるでしょう!

58回目の歴史に『福岡大学付属大濠高校』の名前を刻もう!

終わり?いやいや、これから盛り上がる高校野球!

2013年08月23日 | 高校野球

甲子園が終わった。

痺れる決勝戦でした。陳腐な表現ですが手に汗握る最終回の攻防でした。

あとアウト3つ取れば初出場初優勝の前橋育英。

9回裏3-4の1点ビハインドで無死1・2塁、1塁走者が帰れば宮崎県念願の甲子園初優勝をつかみ取れる延岡学園。

バントで送らず強攻策で行った重本監督の采配・・・バントで送れば勝ってたかもしれない?采配ミス?そんな外野の声はどうでもいいんです。結果うんぬんはどうでもいいんです。

あの場面でまずは同点・・・そんな考えも否定しないが、一気に逆転サヨナラまで狙った重本監督の腹の括り方は見事!

ただ結果が逆の目に出ただけ。それだけのことなんです。

宮崎県念願の甲子園優勝は果たせませんでしたが、ユニホームの桜の如く見事に散った延岡学園に最大のエールです!


(※ここからの5行は阪神ファンの皆様、前橋育英ファンの方は読み飛ばしてくださいませ。

正直勝てると思っていた。福岡のソフバファンならご理解頂けるだろうが、阪神との交流戦、ピンチを迎えた場面でも「4ばん~サ~ドあらい~」このコールを聞くと「ほっ」と安心しちゃうのである・・・「よしっ!まずはアウト1つもらった」・・・と。
そして前橋育英も漢字こそ違えど「4ばん~サ~ドあらい~」なんである。現に荒井選手は決勝にくるまで1割台の打率でした。それが決勝戦では決勝のタイムリー・・・たまに打つ当たりが決勝の1打になるとこまで似てるとは・・・。
・・・・阪神・新井ファンの皆様、前橋育英のファンの皆様、すいません。。。)

ベンチや試合後のはしゃぎっぷりに賛否両論あるだろうが、喜怒哀楽を全身で表現する面白い監督で好感持てる監督さんでした。(試合中いつ高野連から注意が入るかドキドキでしたが・・・試合後もかっ!)







「はぁ~甲子園が終わると虚脱感に襲われるんだよね~」、「もぅ夏も終わりだね~」・・・いやいやご安心くださいませ!まだまだ夏は続いてます。

いよいよ今週日曜日!8月25日(日)から阪神甲子園球場にほど近い明石トーカロ球場でも新たなドラマが始まります!

そうです!そうなんです!第58回全国高等学校軟式野球選手権大会が始まるんです!

前回の57回大会は北部九州代表の福大大濠高校がベスト4、南部九州代表の文徳高校が準優勝と躍進・・・あのアツい夏がまた帰ってくるんです。

今大会は中京高校(岐阜)の史上初の大会3連覇なるのか?に注目が集まったがなんと予選で敗退。昨年もベスト4に進出し全国最多の8回の優勝を誇る作新学院も予選を勝ち上がれなかった。(ちなみに中京高校は過去2度の2連覇、作新は3度2連覇してる)

今大会に2年連続出場出来たのはわずか2校、四国代表の新田高校、そしてそう、北部九州代表の福大大濠高校です!

大濠高校は昨年のベスト4を超えられるのか?運命の初戦は8月25日12時50分、VS秋田商業。

いよいよその幕があがる!

高野連さん、朝日新聞さん、NHKさん、同じ高校生の同じ野球です。盛り上げて行きましょう!

賛否両論・・・だから野球は面白い-2

2013年08月22日 | 高校野球

前回の続き・・・・他者からのサイン伝達で激しいバッシングを受けている花巻東高校。その中でも千葉選手に対する風当たりが強い。ってか、酷すぎる。ネット上では匿名なのをいいことにプレースタイルどころか人格否定まで・・・ここまでくれば人権侵害であり充分に犯罪として立証出来るんじゃないだろうか?それぐらい酷い。

花巻東の“サイン盗み疑惑”を検証

これが問題のシーン


う~~~ん・・・これだけでは分からないが明らかに何かしらの意図がありそうな千葉選手の動き。

これを見る限り「打者にサイン出してるね!球種とコースを伝えてるね!」そう言われても仕方がない。紛らわしいどころか確信犯と断定されても文句は言えない動きだ。

花巻東を擁護する声で一番大きいのが「他の高校でも普通にやってるよ」、「バレないように上手にしなきゃ」、「野球は心理戦なんだから分からなくても盗んだふりや盗まれたふりをしたり・・・」

ここで思い出されるのが横浜対PL戦。PL三塁コーチャーの平石選手は横浜高校の捕手の構えから球種を見抜き打者に伝達。序盤から松坂投手が失点を重ねた試合があった。球種がバレてるのに気付いた横浜バッテリーはそれを逆に利用し今度はPL打線を手玉に取る・・・ものスゴくレベルが高い玄人受けする試合で、両ベンチの神経を磨り減らせる消耗戦は見応えがあった。

が・・・いつからか知らないが『高校野球・周知徹底事項』ってのがある。ここにこう明記されている。

2.マナーについての項 ③走者やランナーコーチャーなどが、捕手のサインを見て打者に球種やコースを伝える行為を禁止とする。もしこのような疑いがあるとき、審判員はタイムをかけ当該選手と攻撃側ベンチに注意を与えすぐに止めさせる。こう明記されてる以上やってはイケない行為なんである。

私の個人的スタンスはプロだろうがアマだろうが関係ない。勝敗を決めるスポーツである以上、どんな手段を使っても勝ちにこだわるべき・・・だ。

勝つためには相手の主軸を全打席敬遠しても何の問題もないと考える。隠し球だろうとなんだろうとルール上制限されてなければ問題ないプレーだろう。(サンデーウェルの左腕はよく隠し球をしたがる。こっそりボールを渡され演技する我々野手の身になって欲しい)

ただし、それはルールの中において・・・だ。お互いが同じルールの上で勝敗を競うのがスポーツであり、これがなければ成立しない・・・それがルールだ。それがどんなにおかしなルールであり現況の高校野球に則さないルールであろうと勝手に解釈して捻じ曲げてはいけない。もしホントにおかしなルールであったとしたら、それは変えるべきモノであり破るべきモンではない。

同じ土俵の上で同じルールに則ってお互いの技をぶつけ合う・・・たとえ太陽が西から昇り東の空へ沈んで行くことがあったとしても、絶対に守らなければならないもの・・・それが競技におけるルールの位置づけです。


そしてもう一つがコレ・・・・花巻東の千葉、ルールに泣き“カット打法”できず

なんだそりゃ?ルールに泣く?もし千葉選手のカットがバントや打つ気のない遅延行為として反則打球と判断するのであれば泣くのは千葉選手ではない。彼の販促打球に苦しめられた済美・安楽投手であり鳴門・坂東投手だ。いや、その前に彼のカット打法で破れた岩手県予選で破れた高校だろう。



私の目が節穴なんだろう・・・バントしてるようには見えない。素晴らしい技術にしか見えない。(この彼から2三振奪った安楽投手はやはり凄い。3安打されちゃったけど・・)彼が高校野球選手として生き残って行くために身に付けた技術なんでしょうね。勿論、これだけの技術を習得するのはとても一人の力では無理、監督さんをはじめとするスタッフ全員の努力の賜物でしょう。


が・・・ここで大会本部から注意を受ける。「高校野球特別規則 17項」に抵触する可能性があるとして注意という名の勧告を受けている。

ここから高野連や大会本部がヤクザ屋さん同等の・・・いや、言い過ぎた。

「バントの定義」に抵触する可能性があるから止めなさいと指導したのではなく、「そういう規則があることを知っていますか?」「ご理解ください」と通達したということ。違反であるとも有効であるともいわず、やめろともやっていいとも言わず、直接言葉で要求できないことを相手に「ご理解ください」・・・恐ろしい脅し文句だ。おそらく大会本部もあれがバントではないとわかっているんだろう。だからこそ『ご理解ください』なんでしょう。

高校野球特別規則の「バントの定義」。

『バントとは、バットをスイングしないで、内野をゆるく転がるように意識的にミートした打球である。自分の好む投球を待つために、打者が意識的にファウルするような、いわゆるカット打法は、そのときの打者の動作(バットをスイングしたか否か)により、審判員がバントと判断する場合もある』

もし千葉選手がカットではなくバントだと判断したんなら審判がスリーバントのアウトを宣告すればいいだけなのに、わざわざお偉いさんが出てきて「おぉ~と、これ以上しゃべると恐喝罪で逮捕されるからな!全部言わなくてもわかってるよな!理解できるよな!」・・・凄まじい圧力だ。

なんだ?高野連ってのは?もしかしたら今話題の『全日本柔道連盟』よりイキきってるんじゃないのか?

で、結果が昨日の延岡学園戦である。明らかに千葉選手はそれまでの試合と違っていた。ただの小さい選手になっていた。

すごく残念なのはここだ。たとえ注意が入ったとしても、今まで自信を持って続けさせてきた打法であれば、佐々木監督が千葉選手に対し「いままで通りにやれ。責任は俺がとる」と言ってあげなければいけなかったと思う。

いままでそれでさんざん練習させておいて土壇場で注意を受けそれまでの打撃スタイルを捨てさせる。それって監督の責任放棄だと思うんだが・・・。

佐々木監督の責任逃れのようなコメントも然り。サイン盗み疑惑を注意されたことにコメントを求められ「その場面を見てなかったので気付かなかった」って違うでしょ!もしチームとしてやってなければ「そんなことはしてません。もし疑われるような行為があったとしたら私が注意します。きちんと指導します。」と毅然とした態度で選手を守るべきだし、もしホントにやってたとするならば「私がやらせました。申し訳ございません」と全ての責任を被って欲しかった。それがあのコメントでは選手は浮かばれない。

勿論あれだけ素晴らしいチームを作り上げる佐々木監督のことだからマスコミに流れないところで選手たちにフォローはしてると思う。

正直、花巻東の試合結果なんてどうでもいい。花巻東の『本気のカバーリング』を見てるだけでワクワクする。挟殺プレーでもそう、どこから選手が湧いてくるんだ?ってぐらい出てくる。

花巻東の守備で1つの打球に対し9人が連携して動く姿は感動すら覚える。このカバーだけみても佐々木監督の野球に惚れてしまう・・・それぐらい花巻東の野球が好きなんである。

話がまとまらなくなってきた・・・花巻東の選手は雑音を跳ね除けて欲しい。ただしルール上で・・・。

賛否両論・・・だから野球は面白い

2013年08月20日 | 高校野球


チビッ子選手として注目を集める花巻東の千葉翔太選手。

何でも彼は佐藤選手に憧れ花巻東高校の門を叩き、今も尚、佐藤選手の背中を追いかけてるらしい。



おそらくは佐藤選手も喜んでるでしょう。


そして昨日の鳴門高校戦、好投手の坂東投手は彼、千葉選手一人にヤラれたと云って言い過ぎではないんではないだろうか?

第一打席  フォアボール  (13球)

第二打席  センター前ヒット(2球)

第三打席  フォアボール  (8球)

第四打席  フォアボール  (8球)

第五打席  フォアボール  (10球)

1人で41球も投げさせりゃ坂東投手の球数も160球越えるだろう。



あの炎天下の中、何球もファールを打たれ、挙げ句の果てには四球。投手もたまんないが、野手も集中力切らすだろう。現に彼が打席に入ったあとのイニングでは花巻東の失点は少ない。攻撃する側としては粘りに粘って四球・・・いくら花巻東に得点を与えなくても「守備長かった~!さぁ今度は反撃だー!」なかなか切り替えられないだろう。




でも・・・この千葉選手のプレースタイルに賛否両論があるんだとか。

「最初から四球狙いで高校生らしくない」、「投手にわざと球数放らせて疲れさせるなんて高校生らしくない」、「四球で出塁してガッツポーズは相手投手に対し敬意がないしスポーツマンシップに欠ける」.....etc



だいたい悪口言ってる人は何を基準に「高校生らしくない」とか「スポーツマンシップに欠ける」と言ってるんだろうか?

元々スポーツなんて騙し合い。サッカーでも「素晴らしいフェイントで相手ディフェンスを置き去りです!」ってのはよく聞くが「右に行くと見せかけて左に行きました。卑怯ですね~」なんてのは聞いたこともない。

野球でもそう。「ここで意表を突いたスクイズ~~。これはいい作戦ですね!」なんてNHKのアナウンサーが叫んでいるのは聞くが、「ここでいきなりスクイズしました。これは相手を騙す卑怯なプレーですね!」・・・聞いたこともない。

だったらサインなんていらないのである。ただボールを投げるだけ、ただボールを打つだけ、ただ走るだけのスポーツ・・・それが野球になってしまう。(ただランナーいないのにベンチみたり、1球ごとにベンチが配球してるのを見ると興ざめしてしまうのも事実だが)

もちろんこの千葉選手が全く打つ気がなく最初っからファールで逃げているんであれば批判も理解できる。

が・・・批判してる人はたぶん千葉選手の一部分しか見ていないんでは?ただのイメージで批判してるんでは?

このデータを見ると毎打席フォアボール狙いではないことが一目瞭然です。

ノーアウト・ランナー無し 6打席3打数1安打3四球(Ave 7.3球) 

ワンアウト・ランナー無し 4打席2打数2安打2四球(Ave 8.7球)

ツーアウト・ランナー無し 2打席2打数2安打   (Ave 2.0球)

ランナーあり       3打席3打数2安打   (Ave 4.3球)


これで見ると無死、或いは一死での打席は明らかに出塁するために四球狙いと言ってもいいかも知れない。でもそれ以外の打席ではしっかり振っていってる。つまり状況ごとにスタイルを変えている。自分の役割、居場所をキチンと把握してる選手なんですね。

ここまで打率7割、出塁率は驚異の8割、やはり相手にするとイヤな打者だし、こんな打者が2番に入ってるんで花巻東打線は機能してるんでしょう。

そんな千葉選手に向けられた疑惑の目・・・↓ ↓ ↓は又次回に!

鳴門の捕手訴えた「露骨にやってたんで」

古豪復活はまだか?

2013年08月16日 | 高校野球

西では日本一を決めるアツい戦いが続いている。


その戦いの舞台から降りた「オラが町のチーム」はいつもの静寂を取り戻しつつある。







そしてそのほとんどのチームはすでに来春に向かって走り出している。


そんな中行われた筑後地区大会一回戦、久留米商業対柳川高校を観戦。(と云っても仕事の都合により4回までしか見れなかった。これで入場料600円、時給600円だ)



どうしちゃったんだ?柳川・・・。あの憎たらしいぐらい強かった柳川は何処行ったんだ。



4回までしか見てないんで大したことは書けないが、とても打てそうな気がしなかった。








確かに久留米商業の投手は良いかも知れない。いいかも知れないが・・・ここまで・・・・。

確かに部員数は多い。ってことは正しい練習さえすれば・・・正しく鍛えれば・・・何かを変えれば・・・・いや何かを変えて欲しい。


柳川高校・・・いい投手はいる。彼を中心にチームがまとまっていけば・・・いや、まとまって欲しい。





柳川高校の守備陣・・・奮起して欲しい。今日のミスを明日の糧にして欲しい。






やはり柳川高校は強くなければならない。倒したいチームであって欲しい。筑後地区の高校から「打倒!柳川!」を合言葉にされるようなチームになってほしい。


柳川高校復活、これが筑後地区のレベルを引き上げてくれる。これは西日本短大附属ではない、大牟田高校でもない、やはり柳川高校がその役目なのだ。打倒!柳川で切磋琢磨・・・これこそレベルアップの一番の近道です。


古豪・柳川の復活を願う。

その強い柳川を倒し久商が甲子園に出場する・・・・。

11ヶ月後が楽しいだ。