~ 夢の途中 ~

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夏が終わった?

2015年08月22日 | 高校野球

「まだ終わってねぇーぞ!」そんな声が聞こえてきませんか?

甲子園100年大会と銘打った今年の甲子園。

東海大相模が優勝候補と言うプレッシャーを撥ね退け下馬評通りの力を見せつけ見事優勝!


街の声は「感動をありがとう」、「甲子園が終わったら夏が終わった気がする」、「なんか甲子園が終わったら急に寂しくなる感じが・・・」である。・・・いやいや終わってねぇーし。

なにか忘れてませんか?去年の感動を忘れてませんか?



甲子園が100周年ならコッチも第60回と云う記念大会である。

第60回全国高等学校軟式野球選手権大会が今日開幕を迎える。

あのアツい夏が今年も帰ってくるのだ。

「オレ達の夏はこれからが本番だぜ!」と言わんばかり明石トーカロ球場、高砂球場で熱戦の火蓋が切って落とされる。



今回は残念ながら福岡の雄、福大大濠高校は出場していない。(毎回しつこいですが軟式は各県1校の出場ではなく、各地区の代表戦となる。ちなみに九州は各県で予選を行い県代表を決める。さらに北部九州大会(福岡・長崎・大分)、南部九州大会(熊本・宮崎・鹿児島・沖縄)に進み、さらにその上位1校が南部九州代表、北部九州代表となり全国大会に出場する)

今大会の見所はなんと言っても硬式・軟式のダブル出場が3校あるが、そのうちの2校、鹿児島実業(南部九州代表)と上田西(北信越代表)がいきなり激突する組み合わせ。

ダブル出場のもう1校である作新学院(北関東代表)も東中国代表の倉敷工業と対戦する好カード。

そして・・・みなさんの記憶にも新しいだろう昨年延長50回を戦った中京高校と崇徳高校も揃って出場。万が一両校が勝ち上がれば昨年同様準決勝で相見えると云う因縁めいた対戦があるのか?崇徳高校が昨年の雪辱を晴らすのか?それとも中京高校がリベンジ阻止するのか?

全国最多優勝8回を誇る作新学院がその偉業を伸ばすのか?それとも中京高校が2年連続優勝で作新の最多優勝に並ぶのか?

昨年夏、にわかに盛り上がった軟式全国大会。今年も昨年のような中京(東海代表)VS崇徳(西中国代表)の壮絶な試合の再現はあるのか?






同じ高校球児、甲子園で流す汗も明石トーカロ球場で流す汗も・・・あるいは名も無き地方球場で流れた汗には何の差もない。一所懸命流れた汗は勝とうが負けようが尊い汗であることになんら変わりはない。(ちなみに・・・スーツに入れっぱなしにしてたキャバ嬢の名刺が奥様に見つかり「なんなの?この今日はプレゼントありがとうって?」、「なんなの?また来週も会いにきてって書いてあるのは?」、「なんなの?あなたの存在意義って?」って、感じで問い詰められた時に世の男性諸氏が流す冷や汗とは全然別物である)

話がブレまくりだが・・・・第60回大会の覇権はどの高校が掴み取るのか・・・さぁ開幕です!

美談なのか?

2015年08月20日 | 久商野球部

それは美談なのか?

高校野球を観戦した方なら一度は目にしたであろう風景・・・・その日の最後の試合をした高校がゴミ袋を抱えて清掃している姿を。



彼らは毎回大量のペットボトルをゴミ袋一杯に詰め込み球場から出てくる。

この姿を見た人、あるいはSNSなんかで取り上げられると「さすが高校球児、しっかり教育されてるね」、「清々しい風景」だの・・・。

これはホントに美談なのか?

ただ単に「ゴミを散らかすだらしない大人たち」の後片付けをさせられているだけではないだろうか?

「高校生が一所懸命頑張ってるんだから観戦してる大人もしっかりせいっ!」なんである。


美談と言えば男性が料理作るのが上手い事が良い話のような風潮の昨今・・・それは本気か?

だいたい男が料理が上手いってのは・・・料理を作ってくれる彼女がいない → しょうがないから自分で作る → 「あぁ~もし彼女がいればこんな料理を作って欲しいなぁ~」と妄想する → 妄想が瞑想へと変貌 → 気持ち悪がってますます女性が近づかなくなる → 一人で料理を作るしかない → ますます料理が上手くなる・・・と云う負のスパイラルに陥る。

それが悲しい現実なんである。それをもこみち君なんかが「男の手料理です!」なんてMOKO’Sキッチンでムチャクチャ美味しそうなの作られたらオレ達の立場がないではないか!


日テレはもう少し考えて制作して欲しい。


料理つながりで考えると言えば・・・・まだ東京で寮生活を送っている頃。

給料日まで1週間お金がない → 野球部員でお金を出し合い食料確保に挑む → ちなみに6人の全財産集めて2000円弱 → 米を買うかインスタントラーメンを箱買いするか知恵を絞る → 導かれた答えが『江戸川・荒川に生息する食べられる野草』と云う本を買う →  旧江戸川の行徳付近で食料調達した。こんな負のスパイラルも体験したこともある。

ちなみに旧江戸川の河口には葛西臨海公園とディズニーランドがあり、シンデレラ城を眺めながらの野草摘みには一抹の寂しさも感じたが「たんぽぽ」と「カラスノエンドウ」の天ぷらが意外と美味いことも知った春。


結局なにが言いたいかと言うと・・・大人がしっかりせい!高校生に迷惑かけるな!・・・・だけ。

返す返すも・・・

2015年08月16日 | 高校野球

返す返すも残念でならない。


関東一のオコエ選手のスピードに注目が集まってるが、ぜひとも甲子園で見たかった選手がいた。


佐賀商業・江崎選手だ。


スピードではオコエ選手に分があるだろうが彼の盗塁技術は目を見張るものがある。

トップスピードに乗るまでの早さ、スライディングでスピードが落ちるどころか滑り出してからも加速してるんではなかろうかと見紛う・・・彼の技術が全国に通用するのかどうか見たかったのだが・・・。



それはそうと先日このブログにも登場した『ラガーさん』、一時は終結したかに思われたが今現在も偽ラガーと奮戦中らしい。

明日の東海大相模(偽ラガーさんは東海大相模中退らしい)戦ではA73席、つまりはこれまでラガーさんが独占してた席に狙いを定めてるとのこと。

それを阻止すべく『8号門クラブ』の方がすでに8号門前に並んでるとのこと。

今から明日の試合の為に並ぶのを係員の方に注意されたため、8号門クラブの数名は現在は8号門周辺に集結してるとのこと。


母校の相模戦のためだけに良い席を確保しようとしている偽ラガー、それを阻止しようと毎日見てるにもかかわらず見応え抜群の今日の対戦である秋田商-健大高崎、中京-関東一、仙台育英-花巻東、興南-鳥羽戦を見ないと言う暴挙。

もうここまでくるとどっちもどっちであり、何が何だかなんである。もう何が目的なのか本末転倒のような気がする。


色んな甲子園がるもんだな・・・と思ったら朝日新聞、こんな記事載せて大丈夫?いや、大丈夫じゃないのはこの二人か?

名前まで出しちゃったら・・・未来永劫名前検索でひっかかるぞ。。。

ヒロムへ、甲子園で吹かせてくれてありがとう

二人に幸せな結末が訪れればいいんだが・・・・。

と、同じように明日の相模戦の結末が楽しみだな。

毎回の事だが・・・

2015年08月14日 | 高校野球

なるほど・・B型とは常に周りを巻き込んで行く人種なのかもしれない。

良く言えば【猪突猛進】【行動力がある】

悪く言えば【周りのことは考えず】【思い付きで行動】する・・・らしい。


斯く言う私もB型ではあるがそんな事は微塵もないと思ってたんだが・・・。


つい先日甲子園感染(もうこの暑い最中に好き好んで甲子園球場に来る人は明らかに野球熱に感染してる)に訪れた。

ただ、私の場合は甲子園「に」行くではなく、甲子園「も」行く・・・旅なんである。

毎回車で途中途中の名所を廻りながら・・・であり、大まかに分けると山陽道メインの瀬戸内海コースと中国・山陰道の日本海コースに分別される。

ちなみに中国・山陰道の日本海コースは早朝4時に自宅を出発 → 

唐戸市場で朝食の海鮮丼を食らう →



津和野で歴史に触れ心を癒し → 


宍道湖のしじみ館でロングドライブの疲れを癒す足湯としじみ丼の昼食 →



鳥取砂丘で夕日を撮影 →
 


一気に兵庫まで突っ走り、22時に「からとの湯」に到着 →


この銭湯がまた優れモノで深夜1時まで営業している。宿泊施設はないが温泉の種類も豊富だ。


ここでお風呂上がりに特製のぬか漬け+カツ丼を5杯ほどの生ビールで流し込み・・・

ご好意により駐車場で寝ることも出来る。と言っても3時半には起きないといけないので実質2時間ちょっとの仮眠しかできないのだが。

そこから近所のコンビニで身支度を済ませ、阪神電鉄の打出駅駐車場に車を停め(めちゃ安の駐車場発見!12時間駐車しても2000円かからない)4時52分の始発or5時15分の電車に乗り込む事10分でココに!


で、もうひとつのパターンも朝食の唐戸市場までは同じ。宮島で一旦高速を降り「うえの」であなごめしを喰らい・・・もう面倒くさくなったので山陽コースは簡単に。

→尾道で散策しおやつがてらに尾道ラーメンを食し・・・最終的にはやはり「からとの湯」なんである。


と、ここまでが前置きだったりする。


人気校や地元の高校が出場する日は大混雑必死。先日観戦した日は智弁和歌山、天理、地元の滝川二が登場するとあって始発が動く前から大行列。私たちが到着した時点で高速下どころか甲子園駅前まで行列が出来てた。5時半には「中央特別中央席(これはバックネット裏の席)及び1・3塁特別自由席は並んでも買えないかもしれませ~ん」と叫ぶ甲子園の係員。

ちなみになぜこんなに並ぶのか?甲子園大会における甲子園球場の席は極々一部を除きほぼ自由席、つまりほとんどが当日券なんです。

ここからいや~な感じ、ってかムカつく。毎年そうだがここで怒号が飛ぶ。関西弁を聞き慣れない人には恐怖感すら与えるだろう。

そして後ろに居たオッサンオバチャン軍団が気が付けば前にいると云う二代目引田天功も真っ青になるぐらいの移動マジックすら飛び出す。

関東から来たであろう兄ちゃんグループ「割り込んでんじゃねぇ!」と文句を言うが全くのスルー。(心の中では必死に兄ちゃん達を応援してたんだが)

およそ2時間ほど並びゲット出来た座席はココ!


選手たちをこんなに近くで見れちゃう席なんです。


まだここまでは海のように広い心を持つ私は許す事ができる。

しかしだ!どうしても理解に苦しむ、いや、許せないことがある。

気温35℃の炎天下の中で必死にボールを追いかけてる高校生。その部活動の一環である高校生の試合を観ながらビールを飲む観客。

なぜ?

なぜ高校生の試合を観ながらビールを飲めるんだ?

その目下には1球1打に自分の将来すら賭けて戦ってる高校生がいるのだ。

ちなみに私は球場では今まで一度たりともアルコールを口にしたことはない。それが高校野球だろうとヤフオクドームのソフバ戦であろうとだ。それが私のポリシーだ。

高校生の煌く汗の一滴たりとも見逃したくない、プロ磨き抜かれたの技を見逃すわけにはいかないのだ。だから球場でビールを飲むなんて信じられない行為にしか映らない・・・・が表向きの理由であり・・・・実際の理由はこうだ。

そんなもんガッツリ汗かきながら飲むビールは美味いに決まってんじゃん!

ましてや甲子園球場の


こんなビールが美味しくないなんてありえない。

そして

きゅうりの浅漬け、甲子園名物のゲソ焼きとビールの組み合わせは最高過ぎる。

であるからして・・・・一口でもアルコールを口にしようものなら2杯や3杯で止まらなくなるのは誰の目にも明らかであり、一目瞭然の公然たる事実であり、自制心が非常に希薄なB型。

つまり球場でアルコールを口にすれば志村けんのコントに出てくるような酔っ払いになるのは間違いない。

休日出勤の事務所、こっそりと見ている甲子園のTV中継にチラチラと映り込むビールを美味そうに飲む観客に嫉妬全開である。

さぁあと3時間。。。。

一足先に・・・

2015年08月12日 | 高校野球


三潴(みずま)高校野球部・・・一足先に甲子園参上。










とりあえず今大会は帽子と『這い上がる』タオルのみの参上だが、近い将来『M』のマークがグラウンドを所狭しと駆け回っているだろう・・・・駆け回って欲しい・・・・いや、頼むから駆け回ってくれ!


今日は前置きも短く内容もないよう・・・なんです。



初出場の津商は試合後半に怒涛の走塁で智弁和歌山を寄り切り、











創成館が天理高校にサヨナラで甲子園初勝利を上げた。




藤崎造園のせがれが好投!



そして同点の9回裏二死三塁で役者の登場


もうこの時点で「こりゃ~鷲崎の勝ちだな!」そんな根拠のない確信めいたものがあった!



鷲崎のサヨナラ打!




それにしても創成館の応援は素晴らしい!




色鮮やかに一瞬で切り替わるアルプス。

それはもう見事なもんで大迫力の津商や、



智弁和歌山のジョックロック、


天理の「わっしょい」と遜色ないどころか遥かに凌駕した一糸乱れぬ応援だった。


もし夏の甲子園にも『応援団賞』があれば創成館で間違いなし!それぐらい心が震える応援だった。



創成館の皆さん!ナイスゲーム!


二回戦は『機動破壊』の健大高崎、あの足を完全に封じることは出来ないだろうが喰らいついて欲しい。。。。


ちなみに今日、ある意味話題を独占したラガー紛争。


ちゃっかり娘と記念撮影です。

写真をボカシてるのはともに一般人なので・・・。

道程

2015年08月06日 | 久商野球部


堂々の行進・・・・



100年前、久商の先輩方はどんな気持ちでこの大会に挑んだんだろうか?


そして100年後、彼はどんな気持ちでこの舞台を歩いたんだろうか?



残念ながらチーム全員で歩く事は叶わなかった。

でも、彼は100年分の想いを背負って歩いてくれた事でしょう!「功仁郎!100年の道程、力強い立派な行進だった!」


カーナビから流れる開会式・・・すばらしい出来だった。


また始球式がいい!



アナウンサーによる王さんの長ったらしい紹介がなければもっと良かったんだが・・・。

ソフトバンクがどうじゃの元プロ野球がどうだのかんだの・・・・余計な飾り言葉も形容詞もいらない。ただ「早稲田実業OBで元甲子園球児の王さんです」それだけで十分なんである。

それに高野連も朝日新聞もここまでショー仕立ての開会式にするなら王さんに100年前の早実のユニホームを着せるくらいのことすればもっと盛り上がったろうに・・・。








ちなみに・・・私の誕生日に行われた都市対抗の始球式も良かった。




神スイングで話題の稲村亜美さんの投球フォーム・・・投球動作解析の第一人者である久保田氏はどう解析しどんなアドバイスを送るのだろうか?

「肘の高さは問題ない。踏み出しの膝が割れてないのはいいけど膝下に少し黒ずみがあるよね。ここはラスターの美白クリームを使った方がいいだろうね」とか、

「静止画で確認しないと分かんないけど少し枝毛が多いかも・・・。だったら日々の練習も大事だけど毎日のヘアケアを怠っちゃダメだね。それに一度洗い流さないトリートメントを使わせたいね。ただし髪同士を擦り合わせずに手の間に挟んで叩くようにしましょう」ってな感じだろう。

最終的には「もはや球速アップよりバストアップだね!」あたりが着地点だろうね。



そして久保田先生はこのスイングにどんなアドバイスを送るんだろうか?





さぁ8月9日・・・まさに野球の日に甲子園に行く。

順調に行けば天理高校の『わっしょい』が聞けるだろう。。。。