「まだ終わってねぇーぞ!」そんな声が聞こえてきませんか?
甲子園100年大会と銘打った今年の甲子園。
東海大相模が優勝候補と言うプレッシャーを撥ね退け下馬評通りの力を見せつけ見事優勝!
街の声は「感動をありがとう」、「甲子園が終わったら夏が終わった気がする」、「なんか甲子園が終わったら急に寂しくなる感じが・・・」である。・・・いやいや終わってねぇーし。
なにか忘れてませんか?去年の感動を忘れてませんか?
甲子園が100周年ならコッチも第60回と云う記念大会である。
第60回全国高等学校軟式野球選手権大会が今日開幕を迎える。
あのアツい夏が今年も帰ってくるのだ。
「オレ達の夏はこれからが本番だぜ!」と言わんばかり明石トーカロ球場、高砂球場で熱戦の火蓋が切って落とされる。
今回は残念ながら福岡の雄、福大大濠高校は出場していない。(毎回しつこいですが軟式は各県1校の出場ではなく、各地区の代表戦となる。ちなみに九州は各県で予選を行い県代表を決める。さらに北部九州大会(福岡・長崎・大分)、南部九州大会(熊本・宮崎・鹿児島・沖縄)に進み、さらにその上位1校が南部九州代表、北部九州代表となり全国大会に出場する)
今大会の見所はなんと言っても硬式・軟式のダブル出場が3校あるが、そのうちの2校、鹿児島実業(南部九州代表)と上田西(北信越代表)がいきなり激突する組み合わせ。
ダブル出場のもう1校である作新学院(北関東代表)も東中国代表の倉敷工業と対戦する好カード。
そして・・・みなさんの記憶にも新しいだろう昨年延長50回を戦った中京高校と崇徳高校も揃って出場。万が一両校が勝ち上がれば昨年同様準決勝で相見えると云う因縁めいた対戦があるのか?崇徳高校が昨年の雪辱を晴らすのか?それとも中京高校がリベンジ阻止するのか?
全国最多優勝8回を誇る作新学院がその偉業を伸ばすのか?それとも中京高校が2年連続優勝で作新の最多優勝に並ぶのか?
昨年夏、にわかに盛り上がった軟式全国大会。今年も昨年のような中京(東海代表)VS崇徳(西中国代表)の壮絶な試合の再現はあるのか?
同じ高校球児、甲子園で流す汗も明石トーカロ球場で流す汗も・・・あるいは名も無き地方球場で流れた汗には何の差もない。一所懸命流れた汗は勝とうが負けようが尊い汗であることになんら変わりはない。(ちなみに・・・スーツに入れっぱなしにしてたキャバ嬢の名刺が奥様に見つかり「なんなの?この今日はプレゼントありがとうって?」、「なんなの?また来週も会いにきてって書いてあるのは?」、「なんなの?あなたの存在意義って?」って、感じで問い詰められた時に世の男性諸氏が流す冷や汗とは全然別物である)
話がブレまくりだが・・・・第60回大会の覇権はどの高校が掴み取るのか・・・さぁ開幕です!