~ 夢の途中 ~

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残酷な結末 Vol.1

2020年05月22日 | 久商野球部

次男、最後の夏が終わった。
挑戦する事すら
負ける事ですら
仲間達と同じ空間。同じ感情を共有する事すら
敵味方関係なく球場で涙を流する事すら許されず夏が終わった。

「ほかの高校生の大会が中止なのに高校野球だけおかしい。中止しろ」
「高校野球だけ特別視するな。みんな同じ高校生だ。」
「野球している生徒達だけが小さい頃から頑張って来たわけじゃない。他の部活の生徒も小さい頃から頑張って来たんだ」
「夢や目標が無くなったのは高校球児だけじゃない」
「他の部活生も夢を諦めたんだから高校野球も諦めるべき」

そう批判していた人達・・・・これで満足ですか?
無理やり悪平等を押し付けて来た人達・・・これで留飲が下がりましたか?
そして甲子園大会中止、この判断が批判していた人達の望んだ結末ですか?

なぜこんな思考になるんだろうか?
高校総体が中止だから・・・・
文科系の大会や発表会が中止だから・・・
だからこそせめて出来る大会だけは開催して欲しい、そう考える事は出来ないんだろうか?

3日後には福岡県高野連の福岡県独自の地方大会可否の発表がある。
高校球児にとって甲子園は軽い存在じゃない。その存在が無くなったとしても高校3年生の最後の花道、次のステージに向かうステップ、今まで支えてくれた指導者や保護者の皆様にここまでの成長、そして恩返し出来る場所を作ってくれる、そんな言葉を信じている。

「どんな対策を練れば開催出来るのか?どれくらいの規模までなら開催出来るのか?」
ギリギリまで大人達が知恵を絞り出して欲しい。
今、福岡県高野連の大人達の知恵と覚悟が試されている。
出来ない理由だけを並べ開催しない、そんな判断はしないで欲しい。

福岡県高野連は選手の事を第一に考えている、そんな大人達の覚悟に期待したい。
でなければ高野連の役員は炎天下の予選、あのじいちゃん達の仕事は球場内のガンガンにクーラーの効いた快適な部屋で「昔はこうやったバイ」「いや、俺たちの頃はもっと厳しかったバイ」そんな昔話に花を咲かせるサロンになってしまう。

3日後の発表に期待したい。

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