~ 夢の途中 ~

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見事な・・・Vol.2

2017年07月30日 | 高校野球


「大濠の夏はまだ終わってない」そうです。大濠高校『軟式』野球部が見事全国大会出場を決めました!

※なお、このブログは記憶を司る海馬の働きが相当悪くなっている筆者の記憶に基づくものであり、イニングや点差など多種多様・多岐に渡り間違ってる可能性もあります。その際の悪口やクレームは一切受け付けません。
しかしながら優しく訂正依頼があった場合のみ対応致しますのでご了承の方のみお読みください。


その大濠高校が福岡代表に上り詰めた階段は険しいものでした。

二回戦の朝倉東高校戦では5回表に先制され追う展開に。しかしその裏すぐに追いつき7回裏に決勝点を奪い2-1で勝利。

準決勝で八女学院を5-0の完封ゲームで快勝した大濠。

その決勝の相手は、初戦の立花高校を23-1、準決勝の西短大附を13-4で下した糸島農業。

3試合で3失点と投手・守備の安定している福大大濠。実はこの両校は春季大会の決勝でも対戦。その時はい

一方の糸島農業は2試合で37得点と強力打線が売り。

決勝は両チームが持ち味を発揮する。

強力打線の糸島農業がここまで3失点と安定した戦いで勝ち上がってきた大濠に先制パンチ。1回に2点、2回に1点といきなり3点のリード奪う。
このまま糸島農業の強力打線が一気に押し込んでしまうのか?

ここから大濠が意地を見せる。3回4回に得点をあげ3-3の同点に。
もちろん糸島農業打線も黙っていない。

持ち前の打力に物を言わせ2点勝ち越し5-3

これで春に続き夏も糸島農業か!
いやいや大濠も負けてない。8回裏に1点返し5-4と1点差に迫る。

そして迎えた最終回・・・ここでドラマが・・・って、ここで個人的な所要でタイムリミットが!いや、すでに8回ほど着信があり相手の怒りのMAX状態。もうこれまでか!って後ろ髪引かれる思いで、いや正確には刈り上げてるんで後ろ髪なんかないんだが。


球場を後にし・・・・

ヌヲォーーーーー大濠が逆転サヨナラァーーー


画して大濠高校が春の雪辱を果たし福岡県代表として九州北部大会へと駒を進めた。


そして週末に長崎ビッグNスタジアムで開催された北部九州大会、

初戦の長崎代表、奈留高校に8-2、決定戦では大分宇佐高校に4-0で快勝し、明石トーカロ球場への出場権を獲得した。

その大濠高校軟式野球部は全国大会でも活躍。ここ数年で2度ベスト4に進んでいる。

特に第59回大会では皆さんの記憶にも新しい中京-崇徳が延長50回を戦った大会でもベスト4まで進んでいる。



そんなワケで大濠高校『硬式』野球部は決勝で惜しくも敗れたが大濠高校『軟式』野球部は全国大会へ出場を決めた・・・・と言うお話をダラダラ書いただけのブログとなりました。

おわり。。。

見事な・・・Vol.1

2017年07月30日 | 高校野球

見事なまでの負けっぷり。

九国大付らしい負け方で4年連続出場を逃した。「見事な」ってのは悪口でもなんでもなく、ホントに九国らしい戦い方で最後まで小細工せず、打ち勝つ自分たちの野球を貫いての敗戦は見ていてカッコ良かった。

2度の無死二三塁のチャンス、特に最終回は1点返し2-3、なお無死二三塁。ここで最低でも同点、あわよくば2塁走者まで帰して逆転の場面。
通常なら・・・・「まぁ一人目は打たして得点出来なかったら二人目ではスクイズで同点・・・・そんな欠片もない。
とにかくバットをぶん回す九国大付。最後の最後まで自分達の野球を貫き通す姿勢は見事だった。

もちろん福工大城東のバッテリーもこのピンチ果敢に攻めた。
攻めた結果凌ぎきり昨年決勝の借りを見事に返した。


もうこのまま福工大城東の優勝かな?って思ってたら次戦の東筑にまさかの逆転ツーランを浴び敗退するとは・・・これがまさに『THE高校野球』なんですね。


しかし今大会一番の見所、それは超個人的な意見で申し訳ないんですが・・・福岡舞鶴高校・富田投手と福大大濠・三浦投手。それはもう見事なまでの投げ合いだった。





いや、互角どころか選抜ベスト8の大濠打線の胸元をガンガン攻め込んだかと思えばブレーキ鋭いスライダーで三振の山を築き5回まで無安打に封じ込んだ。むしろこの試合の主役は富田君で三浦君が脇役にすら思えた。

ただ観戦しながら「初回からこんなに飛ばしまくって最後まで持つんかいな?」、「ん?大濠の三浦君てこんなもんなの?」

そんな感じだったが・・・頭から全力で投げなければ大濠打線を抑えられなかった富田君、6回に初安打を浴び同点に追いつかれると7回、8回も失点を重ね計4失点。

9インニグを見越して投げた投げたかのような三浦君は尻上がりに調子を上げ、後半は福岡舞鶴に得点の気配すら感じさせない見事な投球を披露。
「これが選抜ベスト8の投球だよ!」後半の三浦君はそんな凄みある投球だった。




東筑高校おめでとう!

大濠高校残念だったね・・・・いや、大濠高校の夏はまだ続いていた・・・・

次号につづく



必然的に・・・

2017年07月25日 | 久商野球部

ノックが上手い監督が率いるチームは守備が上手い。



フリーバッティングの比率が多いチームは打撃が弱く、

反対にゲームバッティングに多くの練習時間を費やすチームは得点力が高い。

今年の久商は守備が安定。

失点を計算出来るからある程度攻撃に専念出来る。




そんな好循環でベスト4進出。



さぁあと2つ。




このアプローチショット・・・体が開いてるんで恐らくトップ。グリーン横切って奥のバンカーまで飛んでるであろう、

いつものミスショットで「あぁーーーチクショウがっ!またバンカーばい!あぁーークソっ」こんな声が3番ホールと隣の7番ホールにまで聞こえてきそう。


久商監督の芸術的なノックを見てるだけで生ビール5杯ぐらい飲めそうなほどである。

今年の夏・・・まだまだこのノックが見れる喜びと・・・





「俺はちゃんとダイエットしよう」そんな気にさせる2017年の夏。





初戦突破

2017年07月15日 | 久商野球部

親子ケンカは父親が勝った。




1915年大正4年の第一回甲子園大会出場校を率いる監督。

1916年大正5年の第二回甲子園大会出場校の主軸に座るその息子。


その両校が夏の初戦で対戦する事となった福岡の予選。

対戦が決まってからの家庭での雰囲気は・・・・

まぁ間違いなく10月10日自分のお腹の中で育てた母親は無条件に息子に付くだろう。

ましてや父親は20数年前に出会った頃とはその面影すら・・・これ以上書くと叱られるのでここまでにするが・・・。


息子が父親を超えるチャンスは確かにあった。

5点差を追う5回裏、2点返しなお二死1.3塁、ここでバッターは3番打者の息子。

久留米球場にはこの親子対決を知っている観客から「おぉ~こりゃ楽しみばい」

そんな声がチラホラこぼれて来たが・・・・なんとダブルスチールを仕掛け・・・あえなく、と言うか楽々アウトでチャンスを潰す。

この試合、父を倒す唯一のチャンスをあっさりと潰す、いや簡単に手放してしまった。

このプレーで勝負あった。

試合はその後追加点を奪われ8-2で父親の勝利となった。


母校を応援する気持ちと母校を率いる監督の息子さんを応援したい気持ちが絡み合う、なんとも複雑な夏初戦だった。