ディスカバリー伊豆

伊豆の美しい自然と貴重な歴史物語を徒然なるままに気の向くままに綴りたいと思います。

賽(サイ)の神

2012-09-19 | 八幡野・赤沢地区

<賽の(サイ)の神>
道阻神(ドウソシン)とも言う。古い村落の辻、村落に通ずる道の傍らや分岐点によく見かける石像です。八幡野の旧道(旧下田道或いは東浦路と呼ばれる道)にはあちこちに賽の神の石像があります。男女一対の石像が多い。
「賽の神」はその村に疫病や悪霊が入って来ない様に、また、災害が起らない様に村を守る「守り神」として村の中心や村への道々に置かれました。また、男女一対の石像は「夫婦和合」を願い村が繁栄することを祈る神としても作られました。その後、道々の傍らに置かれ「旅の安全を願う神」の目的も出てきました。