ディスカバリー伊豆

伊豆の美しい自然と貴重な歴史物語を徒然なるままに気の向くままに綴りたいと思います。

元中丸供養塔

2012-08-23 | 富戸地区

富戸海岸ナガネ(長根)にある「元中丸」供養塔。

昭和7年11月14日、大型台風が伊豆半島を襲い、伊豆は大暴風雨。当時北海道から清水に向かって航海していた近海郵船所属元中丸(3206トン)は伊東の東側海上で風速40mの北東の大風と大波によって航行できなくなり午後8時ごろ長根と短根の間に座礁し船体は大破した。富戸の消防団が決死の乗組員救助に当たったが乗組員42名中助かった者は7名のみ。
死者/行方不明者35名の御霊の供養のため建てられた供養塔である。海難事故の翌年、富戸の消防団の救助活動に対し近海郵船より消防ポンプが贈られた。


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