マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

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警務官望月初芽さん 殺人鬼を追え!! 中編

2018-03-05 15:51:28 | マクロス短編
初芽は同僚の可馨と共にホノルル警察の依頼で殺人犯を誘き寄せる囮捜査に参加した。
可馨を囮にして初芽は出てきた所を強襲し制圧。

前提としては捕らえる事であるが、可馨や自分自身が危なくなった場合は殺害してもいい事になっている。

可馨は囮として殺人犯が出てくる路地裏に待機し、初芽は監視する。
このまま現れるのを待つだけだが、初芽の背後から不気味な影が迫る・・・・

黄可馨「初ちゃん・・・・・」

可馨は不安になり初芽に電話した。
この路地裏はハワイの温暖で楽園のような街並みとは正反対の悪魔の巣だ!
ゼントラーディ軍の攻撃で荒廃する以前と同じくアラワイ運河沿いやアラモアナ方面は夜になると助けを呼びにくくなるし。
ワイアナエコースト一帯は戦後に生まれたハワイアンギャングと日系のジャパニーズギャング.コリアンギャング.イタリアンギャング.チャイニーズギャングなどのならず者が抗争している。

現在いる、この場所も窃盗などの犯罪が起きている。

だから、可馨も不安になってしまうのもしょうがない。

望月初芽「どうしたの可馨?」

黄可馨『初っちゃん、私大丈夫かな?不安で・・・・』

望月初芽「大丈夫だよ、可ちゃんも格闘戦など得意じゃん。そんなに不安がる事じゃないよ。」

黄可馨『でもね・・・こんな派手な恰好だし殺人鬼以外の淫らな変態に襲われ・・・』

望月初芽「ぼこぼこにしてホノルルシティ警察に引き渡すから安心して♪」

黄可馨『可怕的早萌(初芽怖い)』

楽しく会話をしているが、初芽のぼこぼこ発言に可馨は母語を口にする程怖がる。
初芽は姉千代には劣るが優秀な兵士である。
短期間で行った沖縄基地では、10件の荒くれ兵士を検挙しており。
ベテラン兵士にも勝つ程の実力がある。

それほどまでに凄い兵士である。

楽しく会話をする初芽であるが・・・・後ろから・・・

「若い人間の血・・・そろそろ・・・くれ・・・・・」

不気味な男がナイフを持ちながら初芽の背後に忍びよった。
口からよだれを出しており、何か薬物に手を出した感じがする。
どんどん初芽に接近しすぐ後ろに接近する。

そして・・・・・・・・・・

               グサッ

不気味な男は初芽を刺した・・・・
刺した瞬間、不気味な男は変な声を出して笑っていたが・・・・・・

「ぐばぁぁぁ」

望月初芽「残念でした・・・・・・・・少し怪我をしたけど、治療用テープを張れば・・・・すぐに止血できちゃうんだよね~。」

初芽は体を動かし、左腕の一部をナイフで刺されるが大きな怪我を負う事を回避。
更に体を動かして不気味な男の顎を蹴り、距離を取る。
そして腰から治療用テープを張り、刺された個所を止血する・・・・・

残った血は初芽の口で舐めとる。

「きざまぁぁぁゆるざぁぁんぞ」

望月初芽「こいつは制圧する必要はないわ、尋問しても何も聞き出せない。完全に廃人ね、何か危険なヤク(薬物)でもしているのか・・・・・・・・」

「うごあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

こいつは明らかに普通の人間じゃない。
それに明らかに危険な薬物を使っている・・・・・・・・もう元に戻る事が出来ない程に・・・

明らかに殺害可能要件。
初芽はナイフを取り、襲ってきた不気味な男を迎撃態勢を取った。

                 キィーン

望月初芽「こいつ・・・・・・」

ー狂っている割にはナイフの攻撃が正確だ・・・・・・・・・・
ー一歩判断を間違えれば自分自身が殺されてしまう・・・・・・・

「ぶぼぉぉぉぉぉぉぉ」

望月初芽「とあぁぁ」

             ガシッ ダンッ!!

「ぐぉぉぉおあぁぁぁ」

望月初芽「まるでアニメの生物兵器ね・・・・・・・・・・・」

ー狂っている・・・・・・・・・・・・

「ぐあぁぁぁぁぁ」

望月初芽「くっ・・・・・やられる・・・・・・・・・」

ーだけど・・・・・・・・・・

「ぐぎゃぁぁぁぁぁ」

望月初芽「左腕は使えないはず・・・・・・・・どうだ・・・・・・」

ー腕前は自分自身が多少上だ・・・・・・

初芽は不気味な男の左腕をザクロが実を開けるかのように斬り裂き。
飛び出た返り血を顔を濡らす。
不気味な男は叫び声をあげるが、直ぐに表情は狂った表情に戻る。

「ぐぁぁぁぁぁ」

望月初芽「よっ」

                      ドッ

「ぐぁ」

不気味な男から殴られるが、初芽の体の柔らかさを生かし回避。
腹を蹴って怯ませる。

怯ませるのに成功するが、不気味な男も態勢を戻す。

ぐっと身を構える初芽・・・・・
その時・・・・・・

ズドォォォン

「ぐばぁぁぁ」

望月初芽「何!?」

突然、銃声と共に不気味な男の肩から血が飛び出す。

「命中・・・・しかし・・・・奴は・・・・・」

「まだ死なんのか・・・・・・」

警察と軍の狙撃部隊だ・・・・・
建物の上から狙撃支援をしている。
これなら楽に戦えると初芽は判断する・・・・・・・・・・・
が・・・・・・・・・・・

ダッ

不気味な男は突っ込んで来る。
初芽はそこを決めてとして決着をつけようとする・・・・・・
ナイフではなく、拳銃で・・・・・

だが・・・・・・・・

望月初芽「えっ・・・・・・・・・」

不気味な男は初芽を相手せずそのまま何処かへ行ってしまう。
一体何処へ行くのか・・・・
初芽は考えるが・・・・
頭の中で最悪な事が思い浮かんでしまう。

望月初芽「可ちゃん!?」

それは囮として行動していた可馨である。
このままでは可馨が殺されてしまう・・・・・・・・
初芽は大急ぎで可馨の元へ向かう・・・・・

黄可馨「銃声があったけど、初ちゃんの所で・・・・・」

囮役としてその場にいた可馨も不安そうに初芽のいる方を見ている。
一体何が行われているのか分かってない。
すると・・・・・・・・・・

「ぐぉぉぉぉぉぉ」

黄可馨「何!?あいつ・・・・・・・・・・」

不気味な男がやってくる。
例の殺人鬼と判断した可馨は拳銃を構える。
発砲しようとするが・・・・・・

ズゴォン

黄可馨「あっ」

銃声と共に拳銃を殴り飛ばされてしまう。
可馨は咄嗟に回避するが、どんどん追いつめられる・・・・・・・・

ー助けて初ちゃん・・・・・

助けを求める可馨・・・・
初芽は果たして間に合う事が出来るのか・・・・・・
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