虎バカ グルメ日誌

虎の勝利をバーボンとディキシーランド・ジャズ
で祝うお気楽初老の独り者が紹介するグルメ日誌

《拉麺放浪記》横浜市編1

2014-02-04 20:00:00 | 神奈川県横浜市
2014#05
【虎バカグルメ日誌】

7年振りの上京
横浜家系ラーメンの食べ歩き
昨日は東京都内の家系店を
4軒 巡ったので
本日は家系ラーメンの本場
神奈川県横浜市内に移動して
家系店を巡って行こうと思います。
それでは《拉麺放浪記》横浜市編1を
ご覧下さい。

《とらきち家》東白楽店
 横浜市神奈川区西神奈川 3-1-1

次に予定していた店は
家系の中でも
かなり名の知れた
六角家でした。
そこを目指していたら
何と2軒手前に気になる
店名のラーメン店を
発見しました。
しかも家系のお店です。
予定外ですが虎党の私が
この店名を見て素通り
出来る筈はありません。
後でこの店を調べたら
家系の総本山吉村家の
元直系店であった王道家
その王道家からの
暖簾分け店でした。

ラーメン(並) 650円

麺は王道家の自家製麺で
中太の少し丸みのある麺です。
スープは少しとろみがかった
濃厚な豚骨スープです。
それに合わせた
醤油ダレが曲者で
かなり中毒性が高い
正統派の家系スープで
後に引く絶品スープでした。
予定外でしたが
立ち寄って正解でした。

*横浜家系ラーメン屋評価*
 《吉村家》を10としたら 9点

《介一家》鶴見店
 横浜市鶴見区鶴見中央 4-20-4

毎年お正月に行われる
箱根駅伝のルートでもある
第1京浜(国道15号)沿いの
この店は初訪問となりますが
町田市在住の頃には
成瀬店の方によく通いました。
店内の照明はやや暗めで
落ち着ける雰囲気は
成瀬店と同じです。

ラーメン(並) 650円

麺は丸山製麺の中太縮れ麺
今回の家系巡りでは
初めての丸山製麺ですが
酒井製麺と同様で
家系の代表的な製麺所のひとつです。
私は平打ちの酒井製麺よりも
丸山製麺の方が好きです。
スープはまろやかで濃厚
少し醤油辛いと
感じる人もいるかな?
飛びぬけて旨い
絶品とは言えませんが
悪くはありません。
しかし そんな事より
お店に一言
ホームページには
11時30分開店と
記されていますが
実際に開いたのは11時50分
時間にルーズな店は
味うんぬん以前の
問題です。

*横浜家系ラーメン屋評価*
 《吉村家》を10としたら 7点


《六角家》六角橋本店
 横浜市神奈川区西神奈川 3-1-5

昨日訪れましたが定休日
そこで本日再度アタックです。
家系最古参の老舗店で
カップラーメンにも
なっているので
家系発祥の本家吉村家より
知名度は全国区かも
しれません。
今回の家系巡りでは
絶対に外せません。

ラーメン(並) 650円

麺は酒井製麺の
中太平打ちストレート麺
スープは醤油と豚骨の
バランスの良い
マイルド系ですが•••。
いや ここは正直な
感想を言おう。
こんなんだったっけなぁ???
かなり味が落ちたように感じました。
本店が何をやっているの?
昨日訪問した2軒隣の
とらきち家が
あまりにも素晴らしかったので
またこの近辺に来た時
私が六角家の暖簾をくぐる事は
もう二度とないでしょう。

*横浜家系ラーメン屋評価*
 《吉村家》を10としたら 6点


家系総本山《吉村家》
 横浜市西区南幸 2-12-6

主に関東で広まっている
横浜家系ラーメンの店舗数は
およそ300軒と
言われていますが
その家系ピラミッドの
頂点に君臨している店が
この店です。
今回の家系巡りの
最後はやはり本家本元の
吉村家で締めようと
最初から決めていました。
それにしても
相も変わらずの人気です。
常に店の前には入店待ちの
人達で溢れています。
その大勢の客を基本3人で
裁いていきます。
15人ずつの入れ替え制で
まずは15人の客の
それぞれの味の好みを聞き
作り手に伝える司令塔
基本ラーメンは
スープ作りも麺茹でも
1人で行います。
もう1人はトッピングなどを
担当する補助的な役割です。
その3人の連携は見事です。
客前での調理
見ているだけで楽しくなります。

ラーメン(並) 650円

麺はもちろん
酒井製麺の中太縮れ麺
噛みごたえのある
モチモチ麺は旨い!
スープは中毒性のあるとんこつ醤油
濃厚な豚骨エキスと
塩辛い濃いめの醤油が
家系本来の味!
最近は家系でもマイルド派が
増えていますが
さすが総本山
これからもブレずに
貫き通して欲しいものです。

今回家系巡りをしていて
「味は薄目で脂は少な目で」と
注文している人を
何人か見かけました。
最後に一言 言わせて下さい。
「だったら家系に来るなよ!」
味が濃くて脂が多い
それが家系なり