初春を祝う~楽未央 ~

2015年01月03日 | 日記
2015年 初春のお慶びを申し上げます。

  
黄色のラナンキュラス・ミニミニ葉牡丹・桜草・開きかけのアークトチス

冬の庭。バラの剪定は、12月に終えました。これから2月上旬までに、
剪定すればよく、植木鉢のものは、植え替えを行い、肥料をやることに
しています。

2年目となる地植えのものは、剪定と同時に、穴を掘って施肥も行いました。
 



元旦の昼から、雪が積もりました。2日の朝、お腹がオレンジの可愛らしい
小鳥が飛んできました。「ジョウビタキ」の雄です。
 

2日の夕方からまた雪になって、3日の朝、京都の積雪22cmに。昭和29年以来とのこと。
測ると14cm~30cmのところも。夕方までに大分融けましたが、外はまるで冷蔵庫のようでした。

   

しかししかし~子供さんは元気です~ご近所でこんな傑作が出来てました。

雪でも何でも、楽しみに変える。そんな心を持ち続けたいものです。


さてさて 「楽未央」ですが・・・・・お正月のおめでたい時期ということで、選んでみました。

「楽未央」とは、「楽しみが尽きない」という意味です。

これは、平安時代中期の公卿であり、歌人の藤原公任の撰による「和漢朗詠集」(1018年ごろ成立)の巻下
774にある、「祝」から採ったものです。ちなみに公任は紫式部と同時代の人で、一条天皇に仕えていました。

 祝(いはひ) 

 嘉辰令月 歓無極 (かしんれいげつ くわんぶきょく)
 万歳千秋 楽未央 (ばんせいせんしゅう らくびやう) 謝偃


この漢詩は、謝偃(しゃえん・不詳~643年)のもので、隋から唐初にかけての政治家、文化人です。(wikipedia)

〔現代語訳〕
このめでたいよい時節にあたり、私たちの歓びは果てしがありません。
万歳千秋を祝って、私たちの楽しみは尽きることがありません。(川口久雄『和漢朗詠集』全訳注より)

「和漢朗詠集」は、藤原道長の娘、威子が、後一条天皇に入内するときに、贈り物の屏風絵に添える歌として
編纂されたもので、公任の娘と、道長の五男である教通と結婚する時の祝いの引き出物として贈られたもの。
またそれは、平安時代の能書家で、三蹟の一人、藤原行成によって書かれたとのこと。
(wikipedia抜粋)


今年の家の中は、春から夏までさきどりです。
 

  

きっと遠くから、はるばる来た花が正月を飾っています。楽しみは続きます。今年も良い年に~♪
  


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