この花の名は、「スイカズラ」 花を取り、元から吸うと甘い蜜が
出てくることから、吸葛(スイカズラ)と名付けられたようです。
学名は、「ロニセラ・ジャポニカ」 スイカズラ科の常緑つる性植物です。
別名は、ニンドウ(忍冬)冬場を耐え忍ぶことから、この名がついています。
花の色が、白から黄色に変わるため、「金銀花」ともいわれます。
この上には、イングリッシュローズ第1号のコンスタンス・スプライが
咲いていました。
咲いていたのは数日で、数輪だったため、見落とすところでした。
英名は、「ジャパニーズ・ハニーサックル」
ヨーロッパや北西アフリカが原産の「ハニーサックル」はピンク色に黄色の
しべが綺麗な花。いつか植えてみたい花です。
この赤紫の花は、クレマチスの一種です。蕾から日に日に花が大きくなっていきました。
このあたりには、ピエール・ド・ロンサールがありました。
次の花は、「ジギタリス」 きつねのてぶくろです。
実は、これは植えたものではなく、随分以前に植えたものから飛んだ種がここで発芽し
咲いたものです。よく見ると、花に毛がいっぱい生えています。
ジギタリスは、ギリシャ語の「ゆび」を表すdigitalに由来し、花の形が指サックに
似ていることから。また、「きつねのてぶくろ」は、fox gloveからきている
ようです。
『花の西洋史事典』によると、
「英語名は、アングロ・サクソン語の「フォックス・グルウ」
(Foxes-gleow)からきていて、グルウは鈴をアーチ状の支柱に大きさの順番に
並べてある楽器のことである。」
とあり、ノルウエー語でもやはりキツネに関係して、「キツネの鈴」とか「キツネの音楽」
という名だそうです。
ほかにも薄いピンク色のもあります。そばにあるバラは「ローズ・ポンパドール」
「コント・ド・シャンボール」5月16日の蕾の姿。そして5月22日に咲き始めました。
そして下の方の枝にも、沢山蕾がつきました。
すかしゆりが知らない間にバラの後ろで咲いていました。あまり香りはありません。
「コント・ド・シャンボール」の下の方に咲いた枝と一緒に飾りました。