オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア ホリデー事情

2016-01-10 17:51:28 | 日記
オーストラリアでは、休むことに罪悪感ナンて無い、と思うのです。


行きつけのお医者様だって、何週間もホリデーなんて言って居なくなてしまうし、


病院の受付のお姉さんだって心得たもので、”先生ホリデーに行っちゃうから、今週中に来ないと、随分先になるわよ”


等と教えてくれます。


弁護士だって、”時間が無い、締め切りが迫っている” と言って人を突然呼び出すくせに、


私の仕事しないで、さっさとホリデーに行ってしまったし...高いお金払ってるのに、


カヌーに乗ってる写真を得意そうに見せられた時には、あの禿げ頭を思いっきり殴ろうと振り上げた手で、


眩暈を抑えたのですが…



日本じゃ頑張っている人を見ると、後ろめたくて、ホリデーなんて易々取れないなんて思う、


日本人の ”まじめな国民性”と言うのが、大きな原因の一つとしてあると思うのです。


だからこそ、日本の産業は優れ、資源が少なくても、世界でも有数の先進国であるわけですが、


そこまで働きたくないと思っている人や、


そこまで働く必要の無い人まで、ホリデー取れなくなってしまう訳なのです。






多くのオーストラリアの人が自分のことを言うときは、”Fun Loving"であるといいます。


仕事はお金儲けの為、Fun をする為にする、


と割り切っている人が多くて、仕事のために自分を犠牲にするなんて、基本的にあり得ないし、


日本人の様に、自分の仕事に誇りと責任を持っている人は、少数の、仕事に才能ある人だけ。


Fun の為の時間が仕事で減るなんて、とんでもない事なのです。



オーストラリアでは、何と言ったって、休まないことへの報酬が大きくて、


土日や祭日に働くと、普通の日の倍払わなくてはいけないことになっています。



日本は単に、休みや残業に対する事に対する尊敬が少ないからじゃないかな?


ウチの次男の友達が、大手スーパーで働いていて、(14歳から働いてもOK)


普段は時給10ドルなんだけど、土日に行くと17ドル、祭日だと、23ドルになるそうで、


もう、ホステス並? 行かないと損みたいな。





働かなくていい人はさっさと帰れるようになればいいし、


働き手に当たる人には、うんと尊敬の念を込めた勤務手当を出せばいいのじゃないかなぁ! と思うのです。


残業する人(ホリデー延期する人)を会社から指定すれば? 〝あの仕事、貴方がやってね”と。



後の人はとっとと帰ってね、と。




もう、長い事日本離れててわかんないけど、


全部同じにするから、皆、不自由な思いするんじゃないかなぁー。


違う?
















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