自慢じゃないですが、
私がPCのライセンスをオーストラリアで取った10年くらい前、
パーソナルトレーナーになれる4級ライセンスは難関で、取れるのはほんの3パーセント程でした。
何故そんなに取るのが難しいかと言うと、単に学科や実技が難しいと言うのではない、ある理由があるのです。
今日はそのお話をします。
日本でも一応資格はありますが、資格無しでもフィットネス界で働けます。
私は多くの国で通用するライセンスは持っていたのですが、そのライセンスではオーストラリアのフィットネス保険に入れないので
こっちのを取る事にしたのです。
勉強は、殆どが知ってる内容なんだけれど、英語なので、特に、名前を覚えるのが大変です。
こちらに来て未だ数年だったので、頭が新しい英語単語で、飽和状態の上、
ジョンとか、テイラーとか、ミシェルとか、こっちに来て出会った、身の回りの人の名前すら覚えきれないくらいなのに、
そこへ、骨や筋肉や、果ては、くだらない冗談まで英語なので、何処から何処までが授業なんだか判らないし、
頭が英語に拒絶反応を起こして、それはそれで、たいへんだったんですけど、
問題は卒業課題なんです。
何処かに行って、パーソナルトレーニングをして貰えとか、
夏の炎天下、良いタイムが出ないひとが一人でもグループにいる限り、その人が良いタイムを出すまで一緒に何回も走らされたりとか、
自分で出来る事は問題ないのです。
私自身困ったのは、協力のいること。
人を10人集めて、1週間、運動指導して、その成果を書いてもらえ、とか、
5人の人の、パーソナルトレーナーをやらせてもらえ、とか
果ては、プロのスポーツ選手に御願いして、パーソナルトレーニングを3日やらせてもらえとか。
それって、トレーナーの仕事じゃなくて、営業の仕事じゃないですか????
それだけ、人を集められるなら、どこかのジムで働かなくても、自分で開業できるじゃないですか?!
これらのうち、一つでもできれば、それだけで十分、やってゆけるじゃないですか?
こうして、
情熱と高い理想に燃えて、難しい授業と、筆記試験をこなしても、この、借り物レースのような課題をこなせず、
明日伸ばしにしているうちに、卒業課題提出期限の約1年が過ぎ、殆どの人が取れずに
終わっていったのだと思います。
きっと、高い授業料の元を取れなかった人が、苦情をいったのでしょうか? 今では97%が取れます。
いったい誰があんな無理難題を考えたのでしょうか???
因みに、パーソナルトレーニングは、同じクラスの人と協力しあい、
グループエクササイズは、よそのスポーツクラブの採用試験を使い、
プロのスポーツ選手は、何処に行っても誰か知らないか、回りに人に聞きまくり、つてのつてのつての、その又、つてで、
某テニスプレーヤーに教えさせて頂きました。
私がPCのライセンスをオーストラリアで取った10年くらい前、
パーソナルトレーナーになれる4級ライセンスは難関で、取れるのはほんの3パーセント程でした。
何故そんなに取るのが難しいかと言うと、単に学科や実技が難しいと言うのではない、ある理由があるのです。
今日はそのお話をします。
日本でも一応資格はありますが、資格無しでもフィットネス界で働けます。
私は多くの国で通用するライセンスは持っていたのですが、そのライセンスではオーストラリアのフィットネス保険に入れないので
こっちのを取る事にしたのです。
勉強は、殆どが知ってる内容なんだけれど、英語なので、特に、名前を覚えるのが大変です。
こちらに来て未だ数年だったので、頭が新しい英語単語で、飽和状態の上、
ジョンとか、テイラーとか、ミシェルとか、こっちに来て出会った、身の回りの人の名前すら覚えきれないくらいなのに、
そこへ、骨や筋肉や、果ては、くだらない冗談まで英語なので、何処から何処までが授業なんだか判らないし、
頭が英語に拒絶反応を起こして、それはそれで、たいへんだったんですけど、
問題は卒業課題なんです。
何処かに行って、パーソナルトレーニングをして貰えとか、
夏の炎天下、良いタイムが出ないひとが一人でもグループにいる限り、その人が良いタイムを出すまで一緒に何回も走らされたりとか、
自分で出来る事は問題ないのです。
私自身困ったのは、協力のいること。
人を10人集めて、1週間、運動指導して、その成果を書いてもらえ、とか、
5人の人の、パーソナルトレーナーをやらせてもらえ、とか
果ては、プロのスポーツ選手に御願いして、パーソナルトレーニングを3日やらせてもらえとか。
それって、トレーナーの仕事じゃなくて、営業の仕事じゃないですか????
それだけ、人を集められるなら、どこかのジムで働かなくても、自分で開業できるじゃないですか?!
これらのうち、一つでもできれば、それだけで十分、やってゆけるじゃないですか?
こうして、
情熱と高い理想に燃えて、難しい授業と、筆記試験をこなしても、この、借り物レースのような課題をこなせず、
明日伸ばしにしているうちに、卒業課題提出期限の約1年が過ぎ、殆どの人が取れずに
終わっていったのだと思います。
きっと、高い授業料の元を取れなかった人が、苦情をいったのでしょうか? 今では97%が取れます。
いったい誰があんな無理難題を考えたのでしょうか???
因みに、パーソナルトレーニングは、同じクラスの人と協力しあい、
グループエクササイズは、よそのスポーツクラブの採用試験を使い、
プロのスポーツ選手は、何処に行っても誰か知らないか、回りに人に聞きまくり、つてのつてのつての、その又、つてで、
某テニスプレーヤーに教えさせて頂きました。
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