オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア コロナ規制緩和

2020-05-08 13:46:03 | 日記

クィーンズランド州では、3段階活用で規制緩和が、15日、今日付けで始まり、

Gymのプールも、10人以下ね、と言う条件で解放されました!

さて、日本でも警戒宣言もかなりの都市で解除され、日常生活へ戻る道すがら、

スーパーでの品物の充実度も元に戻り始めると、

貯蓄する必要もなくなってきたわね、、、と言い訳しながら、

私などを含め、人々は食べ食べしているものでございます。

違いますか???

 

今日はフィットネススペシャリストとして、このシーズンコロナ明けに向けて、太ることを避けるため

の知識を、ホルモンからの見地でお話ししましょう。

先ずは皆さまよくご存じのインシュリン、知っておいた方が何かと得するので’、簡単に。

さて、食べ物を食べすぎると当然太るのですが、それはなぜかというと、

インシュリンと言うホルモンが糖分に反応して出るからなのです。



ご存知のように、インシュリンは 細胞への入場券みたいなもので、インシュリンが出ないことには、

脂肪も糖分も、細胞内に入れません…それはそれは、結構な事のようですが、

それはそれで、危ないことです。

何故って、想像してください、例えば、

 

小さなボールが沢山、狭い部屋で、止まることなくあっちこっちにバウンドし続けると、、、、

1週間や2週間なら大丈夫かもしれないけれど、1年もたつと、部屋の壁はかなりダメージを受けますよね?

血管の中で、細かい粒子が吸収されずに動き回るなんて、ろくなことはありません。 

細い血管が詰まって壊死した結果、目が見えなくなるとか、足を切断しなくちゃいけなかったとか、

言う話には、暇がありません。

 

 


あまいもの、とか、GI が高いものを食べると言う事は、

インシュリンがいっぺんに出て、細胞内に入りきらない、使いきれないものは、

脂肪に変えて、脂肪細胞内に貯蓄されてゆくと言う事なのです。

だから、炭水化物や、甘いものを食べる前には、野菜かたんぱく質の物、肉など食べ、

血糖が上がるのを邪魔して、インシュリンがいっぺんに出ないようにするのが、お得です。

又、食べる前に運動しておくと、運動のせいで、カテコールアミン等が出ているので、

エネルギー消費状態になっているので、脂肪になる前に消費するので、沢山食べるなら、

このタイミングです!

おまけに、なんたって、

筋肉のグリコーゲンが減っているので、当分は糖分だって、脂肪に変換されず、筋肉に補充されちゃいます。




食べ物がこんなに豊富になるなんて、神様も考えてなかったんでしょうねぇ、、、

人間の体で、糖分を下げる働きがあるホルモンはインシュリンだけで、

従って、今日日のご時世では、ついつい、インシュリンを使い過ぎてしまいがちです。

すると、インシュリンを出している、すい臓が疲弊してしまって、よく働かなくなります。

よく働かなくなると、当然、インシュリンが出にくくなり、大変危険なことになります。


次。

あとの血糖値関係のホルモンはグルカゴン、アドレナリン、コルチゾールなどがありますが、

何れも血糖値を上げようとするんですから、血糖値というものは上がりやすいという事です。


血糖値があがるということは、すぐに動ける状態に体がセットされているということで、

動物的に言うと、戦いの準備と言うことなのです。

これも、洞窟に住んで狩りをしていた頃には、大切なことでした。

食ってる場合では無いという状態ですね。



従って、副腎皮質ホルモンを刺激するホルモンが出ると、血糖値は上がり、炎症を抑える力が働き、

胃液の分泌は抑制され、食欲が無くなります。

グルカゴンが分泌され、糖分がエネルギーとして代謝されます。

(脂肪ではない所に注意!)

と言う事は、甘いものを食べたら、すぐに動くと、

脂肪として蓄えられる前に消費されるという仕組みですね!

 

コルチゾールは、抗ストレスホルモン。

実際、絶食させたネズミに、この手のホルモンを注射しても、経口でも、食欲を無くさせることが出来ます。


でも、このホルモンが出ると、糖分は消費できても、脂肪代謝は落ちるので、ほどほどに…。


反対に、脳内に、エンケファリン、や、ベータエンドルフィンが出ると、

いっぱい食べた後でも、食欲が出て、食べ続けるそうです。

しかし、このエンケファリンやベータエンドロフィンは、

マラソンなどする時に、出ていると発見された物資で、他にも、瞑想したり、熱めのお風呂に入ったり、

愛しい、と言うような気持ちを持っても出、ストレスも下がり、

脂肪代謝も良くなります、、、、が、

エンケファリンやベータエンドロフィンは甘いものなども食べても出るので、

そういうふうにして出すと、

食べると出る、出ると食べたくなる、食べると出る......

ますでアリ地獄ですね!!!

地獄への誘いには乗らぬよう、取り扱いにはくれぐれもご注意ください。

 

最後に、

人間が食べ物を急にいっぺんにたくさん食べても、最初のうちは

1回で吸収できる量は、限られています。

そういう体に適応するのに、多少時間がかかるからです。

 

ランナーは、ランナー体型、

バレリーナは、バレリーナ体型、

力士は、相撲体型、

レスリングはレスラー体型、

カウチポテトは、カウチポテター体型、

コロナはコロナー体型?

結局のところ、例え、瞬間的に太ったとしても痩せたとしても、

貴方の生活スタイルが、貴方の体型を決定付けします。

でも、その体形に、自然移行し、定着するのには、3か月ほどかかります。

そして、それを辞めると、そこに定着していた長さにもよりますが、徐々に次の体形に移行して行きます。

 

その体型になりたければ、その人のライフスタイルを真似をすれば良いわけで、単純なことです。

そして、その単純なことは、

カラダをできるだけ動かさないでいなさい、と言う脳からの命令が邪魔します。

…と言うのは、大昔、洞穴に住んで狩りをしていた頃なら、

無駄に動いて、危険に身をさらし、無駄にエネルギーを消費しないためには役立ったんだけれど

その命令のせいで、動き始めるのって、すごく億劫ですよねー。

しかしながら、人間の体は、残念ながら動かして使うように作られています。

従って、動かないでいると不具合が出てきます。

 

毎日少しづつ大食いし、動かないのが確実に太り、病気になる方法であり、

どういうメカニズムでそうなるのか、私はよく知りませんが、

たまにドカ食いしても、吸収しきれない、太らない、

(…無駄遣いの上、糞尿にでてしまう、と言う事が分かっています)

 

 

しかしここは、もう限界の3か月も間近のあなた!?…と、私?!

 

 

 

カラダがその道のプロに変化する前に、手を打ちましょうね!

 



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