オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア に限った事では無いけれどエクササイズする前に知っておくこと

2021-12-14 12:26:55 | 日記

1.最初の日

私は京都生まれで、ジムの周りには、お寺も多く、いつだったか、若いお坊さんたちが入会してくださったことがあります。

修行の延長? そんなにやらなくて良いですよ、と言ったのに、頑張ってやってくださったのですが、

3日間耐えただけで、絶えてしまわれました。

"これが本当の、3日坊主だね! " 

と、うちのメンバーさんが喜んだのは、言うまでもありません!

 

最初の日の目安は、自分で十分と思う3分の一くらいで、辞めておいてください。

やり始めると、やり続けたくなるのが、脳の特徴です。

おまけに、運動やり始めは、自分で自分が疲れていることを感じる能力が、限りなく鈍くなっているからです。

やりすぎた次の日は、カラダの自動制御装置が働いて、

二度と再び、動きたくなくなってしまいます。

そしてついに、何か用事が出来て、やれなくなります。

これは、メンバーさんたから聞いて気付いたことです。

 

2.頻度

ACSMの検査結果では、筋トレなら週1回で十分、多くても3回まで、と言われていますが、

 

殆ど毎日、というのが60歳からのエクササイズのセオリーだと私は思っています。

何故なら、1.脳と筋肉へのコネクションが、簡単に切れる

     2.筋肉を超回復させるだけ強度の高い運動が出来ない

     3.仮にやれたとしても、回復させることが難しい、又は日にちがかかり過ぎて、その間に、カラダが忘れる

     4.特に女性は、テストステロンが低く、男性の場合より、なお筋肉が落ちやすいので、

       刺激し続けることが大切です。 

105歳で、スプリントの世界記録を出したジュリアホキンスさんも、108歳で亡くなられましたが、日本人で記録を出された、

宮崎秀吉さんも、90歳すんでから、ランニングを始められたそうで、ほとんど毎日、早朝に走られたそうです。

どういう事かと言うと、余りきつくないエクササイズを、毎日やる、そしてその中で

本当に徐々に(年単位で)、強度を上げて行く、という事です。

徐々と言うと、辛気臭いようですが、例えば、運動しなければ、10年後は、今より良くなることはあり得ません。

しかし、運動すれば、10年後は、今より良くなる!

素晴らしいですね!

 

メンバーさんでも、長く運動を続けている人の一つの特徴は、殆ど毎日やっている、という事でした。

 

3.疲れた体を回復させる

ためには、何よりも、睡眠、が大切なので、早寝を心がけましょう。

しかしながら、ホルモンのバランスや、分泌が少なくなるなどの原因で、

眠りにくくなることもありがちです。

私自身、眠れないことなど皆無であったのに、ある年齢から、急に、眠れなくなる夜が出現しました。

眠れないからと言ってベッドで悶々とするのは良くなくて、

ベッドから出て、眠くなるまで何かしましょう、というのが、多くの睡眠スペシャリストの意見です、が、

此の頃眠れない時は、" 寝落ち用朗読 " を聞きます。

私人魚姫のお話好きなので、聞こうと思いますが、最初の1分くらいしか聞いてません! ⇓

https://www.youtube.com/watch?v=985X4K__UA4&t=9s

英語版だとこれ?聞き取ろうとして、疲れて寝てしまいます ⇓

https://www.youtube.com/watch?v=V4fBgXgxjjg

他にも幾らでもあるので、Google したら、きっと、お気に入りが見つかるかも???

 

4.栄養のはなし

タンパク質は筋肉を作るだけでなく、ホルモンや消化酵素を作るのにも必要なので沢山必要だけれど、

あなたのカラダが、どれだけ吸収できるのか、工夫して食べないと、未消化のタンパク質は、アレルギーの原因になります。

栄養は、口に入れたら、そのまま、カラダに入る訳ではありません。

 

消化不良になったタンパク質は、腸のゴミになり、腸壁を傷つける原因になります。

腸の異常は、アレルギーだけでなく、アルツハイマーの要因になりうることが、近年証明されているのは周知の事実。

簡単な検査方法は、ビートルートを食べてみる方法があって、次の日の便にビートルートの色が出る人は

タンパク質の消化能力が弱い証拠になります。

一部のスポーツマンの人が、早死にする原因の一つとして、免疫力の弱さがあります。

タンパク質は、筋肉を作ったり、修復するのに必要なだけでなく、胃酸、

各種ホルモン、免疫機能も、タンパクしてからできていて、

たくさんのタンパク質が必要ですが、胃酸の働きが少なければ、たんぱく質は足らなくなり、免疫機能も落ちます。

免疫機能が落ちれば、ガンなどにもなりやすくなります。

腸のコンディションが大切なことはよく言われますが、

血液検査で、白血球は5000、血小板は20 が基準で、これより多くなると腸や、体のどこかに炎症がある可能性が高く、

特に腸に炎症があると、栄養不足になりやすくなります。

油の分解は胆汁で出来ますが、これもタンパク質からできていて、

油っぽいものを食べて、もたれる人は、ビタミンA,D,E,K や、オメガ3を沢山とっても、不足になります。

けれど、脂溶性ビタミンは、吸収されにくいが排出されにくく、肝臓にストックされるので、

血液検査で血中濃度を見て、足りていない時だけとるようにしましょう。  

タンパク質は、体重1キロに対して1gいると言われていますが、肉100gに対して、たんぱく質は26gほどです。

タンパク質は、アミノ酸スコアで表され、卵は100で、とても良質なプロティンですが、

卵は食べ過ぎると、アレルギーを起こしやすいので、肉、魚、乳製品なども偏ることなく、

よく噛んで、色々な種類のタンパク質をとるようにすると、リスクが下がります。

しかし、タンパク質のアミノ酸スコアが低いたんぱく質は、幾ら沢山とっても、

一番低い値のアミノ酸にタンパク質としての吸収が下がってしまうので、結局、少ないたんぱく質しか取れません。

皆さま、ご存知の当たり前の話、そんなもん分かってるわ、と思われるかとも思いますが、

実際、栄養改善することで、長年のアレルギーが治ったとか、自閉症や、多動症の子供が良くなったとか、

お母さんが、母乳で育てた方が、子供の知能指数が高くなるとか、という実験結果も多く出ています。

栄養、ここは是非、あらためて、大いに気にしてみてくださいネ!

 

次回は、なんの運動するか、ご紹介します。

 


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