この前、マッサージの勘違いさんについて書きましたが、
実はあれはごく最近の話で、サウナであった同じアパートの住人に、
”すっごく疲れてるから、是非お願い!”
とお願いされて、行ったら、見て見て系の勘違いさんだったというお話なのです。
レセプションの女性に ”この辺うろうろして、出会いたくないからねー” (殴ってしまいそうで…)
と、世間話みたいに話したら、マネージャーに伝わって、呼び出されたのです。
”貴方は、その人のせいで、このマンションにいることが、快適でないのなら、その人には出て行ってもらうしかありません”
ええぇぇ! その人、最近マンション買って、引っ越してきたばかりだし、、、
そこまでは思ってなかったので、ちょっとびっくりしたのです。
そういえば、オーストラリアは、セクシャルハラスメントに凄く厳しい国で、
例えば、私の知り合いの男性ですが、
離婚寸前の奥さんが、離婚裁判の時、夫に強姦された、と嘘を訴えたので、
妻ばかりでなく、子供からも隔離されて、子供に会う時は警察管理の下で、1時間しか会えない、
と、嘆いていました。
彼曰く、”嘘だ、はめられた…”
彼の性格からも、そうは思うし、そうでなかったとしても、そういうことは、
結婚する、と言う契約の中に含まれてるんだと思ってたので、驚いたものです。
私のお友達が、”私全く気が無いのに、もう、旦那ったら、まるで強姦!”
なんて嘆いてらっしゃいましたが、そんなもんじゃないですか?
もう一つ、これは Gold Coast に住んでらっしゃる方なら、ニュースで聞いたことあると思うのですが、
彼氏の家に遊びに行って、関係をせまられたので、バルコニーに逃げて、誤って(?)転落しした、と言う話。
彼氏に強姦されそうになって、命がけで逃げたんだ…
オーストラリアじゃ、彼氏って言うと、そういう関係のある人の事を言うんだと聞いていたけれど、
そうじゃない時もあるのね?
日本じゃ昔は、6歳にして同席せず、みたいなことを女性が物心ついたら、教えられていたせいか、
良家の子女は、嫁入り前に男性の家に上がり込んで、2人きりになったらいけないと、親から言われていているけれど、
だがしかし、オーストラリアでは、
シェアハウスなんて、他人同士の男女が一つ屋根の下に住んでいて、女性がそこらをネグリジェで歩いたって、
襲うなんてとんでもなくて、その上、
驚くべきことに、ベッドシェア、なんていうのもありで、一緒に寝て大丈夫なんですか?
と聞いたら、
私は上から寝て、彼は下から寝るので、大丈夫なんだ(ホント?)
なんて、私には信じがたいことを言っていましたが、
とにかく、道を夕方、ビキニで歩いてたって、ビーチでトップレスで寝そべってたって、
襲われない、襲うなんて、考えちゃいけません。
日本のレストランのオーナーが、可愛いオーストラリアの女性に誘惑されて、鼻の下を長くして、
気があるんだと思って仕事のあと、うっかり交渉を迫ったところ、訴えられて、罰金を払わされた、、、なんてことも。
うかうか乗った、あなたが悪い、という事なのです。
オーストラリアでは性差別禁止法によって、相手に性的嫌がらせをすることを禁止しています。
2014年8月、豪州連邦裁判所は、会社内ではなく、従業員が仕事関係で出向いた場所で起こしたセクハラについても、
雇用主(会社)に責任があるという判断を下し、その結果、セクハラ被害にあった女性は、
賠償金としておよそ$500,000(5000万円 くらい)を受け取りました。
そもそも、何処までがセクシャルハラスメントになるのかは微妙なところであり、
女性は、全ての男性に対して、微妙なボーダーラインを持っているわけで、
例えば、世界一セクシーだと言われるイドリス・エルバになら、キスされようが、抱きつかれようが、
ボーダーラインを越え、セクシャルハラスメントになる確率は少なく、
反対に、生理的に受け付けないと思っている男性なら、近づくだけでも、ボーダーラインを越えてしまうのです。
モテる男性なら、いきなり下ネタで近づいても、笑ってもらえるわけで、
それを自信過剰で、勘違いする男性ほど、ボーダーラインを越えてしまい、
セクシャルハラスメントになってしまうわけなのです。
これはすべて、女性が卵子を月1個、男性は精子100000…個、という不平等から発したもので、
男性はとにかく使わなくてはいけないし、
女性は、とにかく、守らなければならない、からなのです。
もしも、女性が男性と同じく、100000…も持っていて、とにかく使わなくてはならなかったら、
世の中に強姦ナンて無くなるでしょう、が、
人口が増えすぎて、えらいことになります。
男性のみなさん、モテると思っている方も、ここは良く事情を把握してから、自分が男性であることを理解し、
自然の摂理には逆らわないでおきましょう。
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