オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア  で、子供を育てるメリット

2020-05-31 21:03:03 | 日記

さて、これを読んでいただいている方の中には、

将来は、オーストラリアに住んでみようかな、などと思ってらっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんか?

そこで、最も気になることの一つ?子供をこっちで育てる場合のメリット、

などを、今日は書いてみます。

 

先ず、子供をこっちで産む場合。

妊娠発覚してから、定期的に産婦人科に通って、おなかの子供を調査するのは多分日本と同じような

感じでしょうが、日本と違って、どんな産み方でもさせてくれるようで、

ドクターはにっこり微笑みながら、好きなようにおやりなさい、と、

すごい挿絵のあるカタログを下さって、

水中出産とか、座位出産とか、、、、あと何だったっけ?

産んだことないし、分からないので、私はオーソドックスなのにしましたが、あとのが気になります。

いらした折には、是非新しいのにチャレンジして、私に教えてくださいネ!

病院食は豪華で美味しく、おやつとお茶も、いつも団らん室に用意してあって、

看護婦さんが、上げ膳据え膳してくださって愉しいんだけど、

普通は、産んだ次の日に、退院させられます。

さて、めでたく退院、こっちは里帰りと言う習慣はなく、床上げ、なんていうSweet な言葉もなく、

帰ったその日から、普通の主婦に戻れます。

 

更に、働きたい場合は、

オーストラリアでも乳児保育があり、ミルクボトル、おしめと、乳飲み子を預けて、働くことができます。

日本の様に後ろめたさを感じることも無く、誰に非難されることも無く、

堂々と、”私、外に出て働く方が向いてるのよねー” 等と言えます。

保育園も、幼稚園も、政府はあなたの収入額によって、援助してくれます。

あっちこっちの幼稚園や保育園を子供と一緒に見に行って、

先生とお話などもして、各園の様子は垣間見ましたが、文化の違いはあるものの、基本、

どこも、日本の幼稚園や保育園と同じようなものだと思います。

それでも、

保育園や幼稚園、果ては学校も、人気のある所に入れたいと思ったら、

実は生まれる前から、Waiting list に入れてもらわなければ、まあ、入れません。

私も、ウェイティングリストに載せておいて、空きがあった時に某有名保育園に、変わりましたが

前の、有名じゃない保育園の方が良かったかな?

と思うくらいで、あまり気にしなくても良いかもしれません。

 

産んだ子供は、今現在の法律では国籍は、二重国籍はできなくて、

20歳になったら、選ぶと言う事になっています。

 

さて、日本なら、新ママは、子供を連れて公園デビューと言うのがあり、子供より

ママ同士の人間関係が難しいようですが、

こっちでは、そんな邪魔くさいものはありません。

公園はそこら中に山ほどあるので、そこによく来るママと気が合わないなら、とっとと、

他に行けばよいことで、それもダメなら、ビーチで遊ばせると言うオプションもあります。

少し山の方などにドライブすれば、川や湖で遊ばせることもできますが、

でもまあ、何処の親も子供同士遊ばせたいと思っているので、

気軽に声をかけてくれるし、私自身は、困ったことありません。

公園も、色々な遊び道具があって、これ、タダで使っていいの?

なんていう、素敵な公園もいっぱいあります。

大抵どこの公園にも、バーベキュー設備が付いていて、

暑さ寒さ、警察の尋問をものともせず、世間体を気にしないなら、

あなた、公園で生活できますよ!

日本語にこだわるなら、日本人のプレイグループも色々あって、新聞などに載っているので

適当に電話して、日本の子供と遊ばせることもできるし、

日本人のお母さんたちと、交流することもできます。

もし、合わなければ、ほかにいくらでもそういうグループはありますし、

親分な方は、自分が、主催して仕切っても結構です。

幼稚園も保育園も、週1回から、何回でも好きな日に通えます。

特に保育園は、登園時間も、勝手が効きます。

学校は、こちらでは6歳からで、PreschooL と言う、

幼稚園と小学校の中間なことをするものがあったりしますが、

オーストラリアでは、学年皆同い年、と言う訳ではありません。

よっぽどできる子は、学年をスキップすることもあるだけでなく、

親や子供の都合で、1年遅らせても構わないと言う気楽さです。

大体は、生まれが、年度ギリギリに入ってしまう子供とか、いじめっ子と離したいとか、

家族でしばらく旅行に行くとか、言う理由ですが、

クラスのリーダー格にしたいから、というもくろみで、遅らせる親もいるそうです。

 

授業形態も、自由で、座ってじっと聞いているというような授業は、少なくとも低学年では全くありません!

アクティビティを通して、物事を習うのがこっち流。

又、幼稚園のうちから、自分の意見を発現すると言う事が奨励されていて、

Show&Tell という、自分のお気に入りの逸品(多くの場合、おもちゃ)を持って行って、

皆にご披露(みせびらかす)説明するという事も、

毎日行わているので、子供を積極的な人に育てたいと思うなら、もってこいです。

 

殆どの学校で、給食は無く、お弁当を持たせるか、購買部で買わせなくてはいけません。

しかも、日本の様に、みんな座って、一斉に食べるというのではなく、先生の監視も無く、

昼休み中に各自食べることになるので、特に低学年の子供たちは、

昼ご飯も食べず、折角、親が作ってくれたお弁当を、ごみ箱に捨ててしまって、

遊び惚け、やせ細っている子供がいるかと思えば、

購買部でおやつを買って肥満になっている子供なども多々いるようです、が、

こちらの親は、さほど気にせぬようでございます。

 

学校の行事は、まあ、、、凄くたくさんあって、子供の心に残ること、間違いなし、

ここでは省きますので、興味のある方は

私のブログ、見てね!⇊

オーストラリア 学校イベント事情

https://blog.goo.ne.jp/2002kai/e/ab1f7ee6bf567e18e4c5756eb01c78ac

https://blog.goo.ne.jp/2002kai/e/ff958876b96b19de48e7dc794bff7f69

嫌でも、学校の様子はOPENです。

https://blog.goo.ne.jp/2002kai/e/e81ab4c02e6781e1912eba7a1e141526

 

以上の様に、日本式詰め込み式では無いですが、学習内容の高さは、悪くないと思います。

お受験は無いので、一発勝負、一発逆テンは出来ないけれど、

日頃のテストや一斉テストが行われ、それをもとに、行く大学が決められます。

 

https://blog.goo.ne.jp/2002kai/e/68965bfb6714d6d222ece0ccab1cb25a

 

最後に、

いじめ問題ですが、オーストラリアでもあるそうですが、私の行かせている学校では、

見たことも聞いたこともありません。

子供がPrep の頃、一度、宅の息子が、”僕は黒い髪と目をした子供とは遊ばない” と言われたことがあって

それを先生に言ったら、大問題になって、直ちに親御さんが呼ばれたようですが、

イジメ?らしきものはそれっきりで、

校内は先生がけっこう見回っているし、何と言っても、警察が介入して良いことになっているので、

学校に言うより先に警察に言うと言う手もあり、それが人種問題に絡んでいたら、

民事問題になり、刑罰罰金、と言う事になっています。

 

一度書いたことがありますが、子供たちは、自分や友達の学習レベルが、A なのか、果ては

Eなのかお互いに知っていて、それでも、別にそれが友情、人格に影を落とすことなく

一つの個性として認めあっているようで、テスト前など、勉強のできる子供は、

惜しみなく、他の子供たちに勉強を教えてやっているので、皆、その子のうちに集まったり

しているのを見ると、私の受験の頃とは違うな、と羨ましく微笑ましく思います。

移民国家なので、小さな子供の頃から、学校でも色々な人種がクラスにいて、

自分とは違う事をする人々に慣れていてるので、日本とは違って、

個性や違いに鷹揚なのかもしれません。

貴方がもし、紋付きハカマで歩いたって、放っておいてくれるでしょう。

長男の一番のお友達は、インド人だったので、彼の昼ご飯のカレーをよくご馳走になっていて、

たいへん美味しい、と申していたので、

私もいただきたいものだと、思ったものです。

 

楽しく、自由な学校生活ですが、

厳しいクラブ活動のしごきや、お受験戦争がないので、

日本の子供のような、強靭な根性は培えませんので、

途中で気が変わって、帰国するとなっても、

オーストラリアから、日本の学校生活に子供を入れることは、難しくなるかもしれません。

しかしながら、

親子ともどもノビノビと、個性的に、育つことができるオーストラリア、

ざっと書いたつもりが長くなりましたが、

子供が育つなんて言うのはほんの16年か、そこらです。

そこからあとは、リタイアして住みたいまちのベストテンに入っているお気楽 Gold Caost.

 

是非、移住してらしてくださいネ ;)

 

 


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