オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア (;´д`)トホホな英会話

2019-06-09 12:58:29 | 日記

もちろん、

日本とは離れた地に住むのですから、そこには違いがあり、

よって、勘違いや、間違いも多く発生するわけです。

それだけでなく、下手な英語で意思相通をしなければならないのですから、色々、いらぬ努力もしたものです。

 

例えば、”What up to?" や ”How’s it going?” は オーストラリア人が良く使う言葉ですが、

"How are you" と同じような感じで、

別に、特別な意味は無く、様子を聞いているわけでも無いのですが、

私が日本から来た外人なので、いちいち、気にしてくれるんだと思って

相手を引き留めて、延々と、状況を相手に説明していたものです。

 

”See you soon" とか、 ”See you later" もいけません。

これは、”またね!” に各当しますが、

私は、又、すぐ戻ってくるんだと思って、いつだ、いつだ、と、化粧も落とさず、寂しく待ちぼうけていたものです。

 

 

ホテルに実習に行った時は、

”Can you help me, if you like?" と、言われたのを超直訳して、

” 手伝うの好きだったら、手伝って” だと思ってたので、

”そんなもん、好きじゃ無いに決まってるだろ!” と、慣れぬ業務に疲れていたのもあって、狂暴に、

 ” I don't like to help your work  but I help you!" 手伝うの嫌だけど手伝ってあげるわ!

などと、噛みついていたものです…実習評価、下がってますね…(;´д`)トホホ

本当は ”もし良かったら、手伝ってくださる?” と、遠慮がちに聞いていたんですよね。えらい違いです。

英語では、丁寧語は無いと言いますが、実はあって、

日本の様な、丁寧語、謙譲語、尊敬語とかは無いのだけれど、やたら文章が長くなるのです。

たとえば、please をくっつけるだけでなく、If you like や、would you like, if you don't mind, 

would you mind, I'm afraid but、May I ask you, coulld you.....などを引っ付ければ付けるほど、

丁寧になります。

 

 

オーストラリアの男性はよく、とくいげに、” I am EASY-GOING" だといいます。

辞書には、のんきとか、気楽とか書いてあって、

私は心の中で、” おまえもか! なんでオーストラリア人の男は皆、緊張感がないんだ!” 

と、当時、ビザ問題等々で、溺れるように、必死で暮らしていた私は、

鬱陶しく思っていたものですが、

実際、EASY-GOING は、

何でも、尻込みせず、積極的にやる、と言う意味だと、オーストラリア人から聞きました。

このように、辞書と違う事は、時々あります。

又、オーストラリアでもよく、”どっちがいい?” と聞かれますが、日本でよく言う、

”どっちでもいいよ” はいけません。

“Whatwver” は投げやりで、そのことには興味がないよ、と言う意味となり、

相手は失望して、そこで会話を終わって引き下がってしまいます。

 

また、全体的に、私には、語尾の ”んと” がほとんど聞こえません。

例えば、 Don't なのか  do なのか、 とか、   Have なのか  Haven't なのか。

従って、全く反対の事をやって、恐縮頂くこともしばしばです…(;´д`)トホホ

 

特に、口をあまり空けず、もごもごと早口でしゃべる奴には、泣かされます。

” ゆっくりはっきり、しゃべらんかい!!!”

と、胸ぐらをつかんでやって、叫びたいのを我慢して、ここは大人しく、

まゆをひそめひそめして、耳に全神経を集中しますが、

それでも、わかりましぇん。(;´д`)トホホ

 

 

別れた夫は、”お前は英語が下手だから、ストレスがたまる!” と、のたまってましたが、

”弁護士のくせに、英語のへたな人と言い合いして負けるな!”

 ”私が、細かいことが分からないおかげで、何年も結婚生活を維持できたんだからね!”

…わかってます…このかわいげの無さが、離婚x2 に直結したのよね (;´д`)トホホ

 

沖縄に3年ほど住んだことがあるのですが、

一緒にバスに乗っていた時、会計係の金城さんが ”ここでおりましょうね!”と私に言ったので、

ついて一緒に降りたら、

”何でついてきたの❓!” と驚かれました。

沖縄人は、なんでも会話の後ろに、”しょうね!” を付けます。

”お昼にしましょうね”

”もう、出かけましょうね” 

”お休みにしましょうね” 

とかとか。

誘ってると思いますよね?

 

ああ、日本語の、あの柔らかな勘違いが懐かしい…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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