オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア に来て得したこと 8連発

2020-12-17 20:26:58 | 日記
オーストラリアに来て、文化の違いに戸惑い、困った事とかもあるけれど、実は、

お、これは得?したな、何てこともあります。
 

1.仕事柄、一番思うのは、フィットネス。

私が日本に居た頃、あんまり熱心に健康の事やっていると、フィットネスクラブ以外では、

何だか変人扱いされちゃうような所もあったりして、
 
仕事や、仕事の付き合い、主婦なら、旦那様が働いている間に、
 
自分だけ健康になろうとして良いのか???
 
みたいに思われるお客様もいらしたので、
 
” 健康は何より大切、アナタが病気になれば、却って迷惑かかるんですよ ”
 
などといさめたりして、運動することを正当化するために、気を使ったものです。

こっちは、政府が、医療費削減のため、運動やれやれ状態なので、運動やっている人は、

  ″偉いねー!”って言ってもらえるし、

フィットネスをしないほうが、肩身の狭い思いをしたりするくらい、
 
皆、フィットネスや健康に、熱心なので、堂々と、フィットネスオタクでいられます。
 


2.食べ物だって、日本では、野菜ばかり食べていると、ゴハン、食べなきゃね、
 
なんて心配されたりしますが、

こっちはベジタリアンも多いし、究極の、ビーガン、なんて方もいるので、
 
何をどう食べたって、放っておいてもらえます。

道を歩きながら、ものを食べるのも、全くOKです。

ちゃんと正装した大人の人だって、何か食べながら歩いている事なんて、珍しくもありません。
 
関係ありませんが、
 
私は、その昔、京阪電車の中でお弁当を食べているところを、上司に見つかって、叱られました。
 
国鉄だったら、良かったのね???
 



3.お酒だって、今でこそ、日本でも強要なんてされませんが、

オーストラリアでは、人に酒を勧めるという文化も無く、
 
従って、ウーロン茶を飲んで酔ったふりしなくても、

″飲めないのぉーーーー!!!??″

と、がっかりされる事も無く、
 
” 俺の酒が飲めんのかぁ!” と、酔った先輩にからまれることも無く、
 
堂々と水を飲みながら、酔った人を観察しいしい、一緒に、楽しめます。
 

4.タバコだって、今でこそ日本でも禁煙のところが多くなりましたが、

私が日本の会社にいた頃は、吸わないほうが、肩身の狭い思いをしたものです。
 
” ええっ、君、そんなにカラダ鍛えてるくせに、タバコぐらい、ダメなのぉ!?軟弱だねぇ~”
 
と、営業の皆さんから、イブシ攻めにあい、一人寂しく、外に避難したものです。
 
 
こっちでは、タバコ吸う人の方がこそこそ集まって、隠れて吸っているのは、
 
まるで日本のヤンキー集団の様です。
 


5.それから、町を歩くときの気楽さ。

日本だと、何か人と違うと、上から下まで、ジーっと見られたり、何かいわれたりするので、
 
周りの人々にとけ込んで、目立たないようにしないといけませんが、

こっちだと、きっと、紋付はかまで歩いていても、見て見ぬふりしてくれます。多分。




6.誰でも気軽に名前で呼び合うのも楽チン。

英語は丁寧な言い方はあるけど、特に謙譲語とか敬語が無いので、そういう精神も薄い?

上司だって、先生だって、名前を呼び合うし、日本流に、苗字に、ミスターやミセスを

つけて呼ぶより、名前を呼んだほうが喜んでもらえるみたいで、へりくだったり、
 
奉って、気を使っても、気が付いていない???

今まで、年上で、お世話にもなってるので、尊敬の意を表して、ミセス○○と呼んでいたのを、
 
名前呼び捨てに変えたとたん、

急に親しくしてもらえるようになった事も、あります。
 
日本の、由緒正しいカスタマーサービスに従事されている方は、羨ましい話だと思うと思いますが、
 
カスタマーサービスだって、お客様を、馴れ馴れしく名前で呼んで(最初に名前を聞かれる)
 
気に入らないことがあれば堂々、たてついてます。


他にも、
 
昨日うちに遊びに来た、LUKE 君、
 
”今、ママが、ジョンと内緒で旅行に行ってるんだ”
 
”ええ? ジョンって誰?” 
 
” ダディ” 自分の親でさえ、名前で呼んだりもするのにも、びっくりしました。
 


それにしても、こっちの人は全ての人を名前で呼ぶので、日本の様に ”奥さん” とか ”おねえさん”
 
果ては、主語無し、では済まされなくて、子供同士でも、学校中の子供の名前をフルネームで言えます。
 
オーストラリア人の記憶力は、凄いもんがあると思います。
 

7.他にも、小さなことは色々あるけれど、

この、物事に対する鷹揚さは、子供の頃からのインターナショナルな環境のせいかもしれません。

だって、クラスメートだって、色々な人種で、見た目だけでなく、習慣も食べ物も違うのですから、

自然と、皆同じじゃないって、学ぶし、気にもならなくなるのではないかと思うのです。

長男の友人は、インド人だったので、お昼にカレーを持ってくるそうで、あまりに美味しそうなので、
 
お願いして、いつも分けてもらっていました、し、私もあちこちで、インターナショナルな家庭料理を

いただく機会が往々にしてあり、それはそれは、美味しいもんです。
 
 
 
8.ああ、この鷹揚さ、少し控えめに言うと、ええ加減さが伝染したせいで、
 
今回、ブログが2週ほど飛びましたこと、お詫び申し上げます。
 
失礼いたしました。
 
 


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