オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア 女性の話

2020-06-27 13:47:25 | 日記

近年の日本の女性も、強いですが、

オーストラリアの女性は、ものすごく強いです。

きっと、日本の痴漢電車に乗ってもらったら、全ての痴漢はモノの3日くらいでいなくなると思います。

こういう強い女性がいるから、女性の歴史が変わったんだとは思うのですが、

実は私は、すごく危惧しているのです。

 

今日は、凄くまじめなホルモンの話をします。

さて、最近の女性は、男性と同じように、中には男性以上に、

外に出て稼ぎ、家族を守り、養っています。

外に出て働くという事は、スピード、緊急、目的達成、等が求められ権力や統制力とも関係していて、

それらはすべて、女性にもできるという事も証明されています。

社会に出て働き、報酬を受けること、これはテストステロンを高くします。

 

これは、今まで1000.........年間、ずーっとやっていた、役割にはあり得なかった状況で、

ほんのン十年前だって、”寿退社” と言う言葉があり、

女性は結婚したら、家庭に入るというのが当たり前。

これが変わってきたのは長い歴史の中で、たったの50年くらいでしかなくて、

従って、ホルモンの働きは、大昔、洞穴の中に住んでいた頃と、変わっていません。

人間の体は、男も女も、作りには大差ありませんが、ホルモンと役割には大きな違いがあります。

テストステロンとドーパミンは相乗する関係があり、テストステロンは女性にも、やる気と快感を与えます。

しかし、

女性の職場でのストレスレベルは、男性の2倍。(Stanford University コーチゾルによるストレステスト)

更に、家に帰ると、そこからさらに2倍になっています。

元々、

家でする様なお仕事、家事とか子供の世話はもともとはエストロゲンが上がることでしたが、

家を掃除して、ゴハンの用意をして...と言う事は忙しい女性には、デッドラインとなり、

女性にとって時間がないということは、非常事態。

コーチゾル値が上がり、テストステロンが上昇し、益々エストロゲンは下がります。

テストステロンは、男性のストレスを下げてくれますが、女性のストレスは下げません。

 

生物学的に、女性は母体を守らなくてはならないから、ストレスを感知しやすくできていて、

コーチゾルが高くなってくると偏桃体の感情を司る領域が男性の8倍も血流量が増え、

そうなると今まで、貴方がした失敗、不満だったことなど

悪いことしか思い出せず、一時的にですが、

貴方が彼女にしてあげたことを含めて良いことは、何一つ思い出せなくなります。

 

自分が不快だったことから、自分を守らなくてはいけないからです。

 

それに反して男性は

男性は、家族や種族を守るために、犠牲になって戦うとテストステロンは上がり、

ストレスは下がるように作られています。

男性は女性よりストレスに強く作られていて、命がけで戦い、餌を仕留めます。

ライオンやオオカミと戦って、一人や二人死んでも

Yahoooo-------!!! 彼はヒーローだぁーーーー!!!!!

1人でもオスが残れば、種族は絶えない、、、と言う事。

 

今は、家の外に出てもライオンも怪獣もいないので、女性は男性に守ってもらう必要もなく、

餌だって、自分で取りに行くことができます。

守ってもらえないと、エストロゲン値は下がります。

更に、男性はお仕事で疲れ果てていて、テストステロンも下がっていると、愛情も示してもらえなくなり、

エストロゲンは下がる一方です。

 

権力やお金だってある女性も多いし、男性に何を求めて良いのかもわからず

結婚しない人も増えてきています。

 

女性が、ストレスを下げるには、Oxytisin と言うホルモンが必要です。

Oxitosin は、エストロゲンが上がらない事には上がりません。

そして、Oxytosin 無しには、性欲も、クライマックスもありません。

コーチゾルだって上がりっぱなしで、ストレスは無くならず、

そうなると、体の酵素がよく働かなくなり、やる気力を起こさせるドーパミンや

リラックスさせたり、良い睡眠を得るための

セロトニンを作る元のタンパク質も消化されなくなります。

そうなると、太り始め、

甘いものや炭水化物ばかり欲しくなり、免疫力も落ち、ガンにも罹りやすくなり、

男性よりも短命になってきています。

本来、女性は、男性より25%も脂肪細胞を多く持って生まれていて、本来ストレスが無ければ

一日中動き続けるだけのエネルギーを作ることができ、

男性より広い領域への血流が必要な脳へのエネルギー供給も無くならないという事です。

これらはすべて、

家事をこなし、子供の面倒を朝昼となく、見ていなければいけなかったからです。

意識していないにせよ、誤解を恐れずに言うと、基本的に、

男性は女性に美しさと愛、

女性は男性に、献身と、権力を求めているのです。

 

女性が女性である為には、栄養バランスや運動も大切ですが、その前に、

今の時代、本当は、男性の助けが、特に必要です。

ルーチン、養育、愛し愛されること、安全を守られること、慈しみ、慈しむこと、

見られること、聞かれること (昔々、女性の仕事は 何か問題を見つけてきたら 

”聞いてチョウダイ、注目してチョウダイ!オオカミがきているわ!!!”

と知らせることで、完結。それが彼女の仕事だったから、ではないかと言われています)

等が必要です。

そして、中でも、ロマンス、男性が優しく触ったり(Non sexal) することは、

とても必要です。

女性が男性にTurn On するためには、男性の10倍のエストロゲン、更に恋におちようとすれば

20倍のエストロゲンが必要だと言われています。

 

男性は、

結婚して財産分けてやってるんだから、毎日いちいち、

”おはよう、念の為いっておくけど、僕は君と結婚したんだよ” 

と言ってるようなもんで、

もう長年恋人やってるから、分かってるだろうから、

何を当たり前なこと、、、

何をあほらしいこと思われるであろうとお察ししますが、

愛をささやいたり、ほめたり、ロマンスは、毎日必要なんです。

何故なら、女性は毎日、Oxitosin を作らなくてはいけないからです。

 

女性にとっては、

洞穴に住んでいた頃、もし、

自分の男性に保護してもらえなくなったら、もし、帰ってこなくなったら、

自分と子供の命に係わる事だったから、意識はしてないけれど、

今でもそういう恐怖が脳のどこかにあります。

これは、働いている女性でも、主婦してる女性でも同じです。

 

 

”愛してるよ”

とか、

”君は美しい”

とか、

”なんて素敵なんだ”

とか、

”君無しには地球は成り立たない”

とか、

”君は世界で一番美しい”

とか、

”なんて美しい瞳なんだ”

とか、

”なんて素敵な、寝顔なんだ”

とか、

”なんてかわいらしい顔なんだ”

とか、

”なんて素敵な、太り具合なんだ”

とか、

”なんて素敵な食べっぷりなんだ”

とか、

”なんて素敵な、ことなんだ”

とか、

”君は○○さんより美しい”

とか、

”君はバラより美しい”

とか、

”なんて、何でもいいから素敵なんだ”

とか

”君はとにかく、素晴らしい”

何でもいいから優しく、言ってみてください。

 

エストロゲンが上がると、信頼感が生まれ、何でも許したくなります。

きっと、世の女性は救われ、貴方は感謝されること、間違いなしです。