オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア 味覚の違い 事情

2015-06-22 21:59:52 | 日記

以前にも書いた事がありますが、国際結婚で、障害になる事と言うのは、些細な事もあるんです。


離婚した私の友人が 2人で、 ”美味しいね” 


って言えないのは、大きな問題だって。



私は、特別に、お茶漬けとか納豆に、こだわるのじゃなくて、”健康食”にこだわるので、失望する事は有りませんでしたが、


それでも、結婚している時は、自分の食べるものと、元夫の食べるものと、子供の食べるものは、

殆ど毎食、違うものを用意していました。

だって、みんな、美味しく食べたいでしょう?



お肉なんかでも、こっちの人は霜降りなんて食べないし、


私に言わせると、パサパサのお肉、が好き。


お姑さんに言わせると、”お肉やハムはドライなのが美味しくて上等” なんだそうなのです。

…まあ、お味が濃い?とも言える?



京都のように、ちまちまと色とりどりのおかずがいっぱい
食べたいとはいわないのです。


結婚仕立てのころ、毎日当たり前のように、何品も作っていたら、


ある日、邪魔くさそうに ”一品でいいんだよ、お肉と野菜が少しあればそれで十分”


こっちの人の晩御飯って、いつもそういう感じみたいで、



お料理だって、焼くだけ、併せるだけ、で、何にも技術なんていらない?


そのものの、持ち味が勝負。

ある意味で、贅沢?

調味料だって、殆ど塩コショウだけ。

みりんも醤油も、出汁も、味噌も使わないし、流しだって、狭い、、、台所でする事、無いからいいよねー。

でも、この狭い流しで、まな板、どうして洗うんだろうといつも思うのです。


秋刀魚を焼いたとき、管理人さんに ”変な臭いがするって苦情が出てるから、魚焼く時は臭いが漏れないようにしてね”

と言われた時は、逆立ちしそうになりましたけど。


誰でも、食べ慣れているものを美味しいと感じるんだろうけど、


何を食べても、それも美味しいかもしれないと、すぐに慣れることが出来るのは、


ひとえに、運動をしているお陰かな、と思うのです。


だっていつでも、お腹がすいてますから。


あ、一つどうしても美味しいかも,と思えないものがありました!


ミントチョコ…どうしても、歯磨きしながらチョコを食べてるような気になってしまうのです。


じゃない?