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NHKは大河ドラマをもう廃止すべきだ:莫大な税金や受信料を使い「フェイク歴史」を発信するな

2023-02-13 23:20:48 | メディア

 2020年のNHK「大河ドラマ」は明智光秀を描く「麒麟がくる」である。そして、2020年1月8日にはNHKは、2022年放送の「大河ドラマ」について、鎌倉幕府の2代目執権北条義時を描く「鎌倉殿の13人」に決定したと発表した。ところで今日、「大河ドラマ」は、年中行事のように、必ず放送しなければならないものであるかのように位置づけられ、ネタを捜し放送している状況となっているのではないだろうか。そのような状況にある「大河ドラマ」はもうそろそろやめるべきではないかと私は考えるがいかがなもでのあろう。

 「大河ドラマ」は2012年以降、それ以前とは異なり、視聴率は10%を少し超える程度で推移してきた。またその間の「大河ドラマ」が対象とした時代は、ほとんどが「前近代」「前近代末期」であった。加えて侍や武士などに関わる「戦闘物」であった。しかも、事実かどうかを重視したものではなく、見るものを楽しませる事を第一の目的としたもので、極論すると「創作」の娯楽番組として作られてきた近代を扱った「大河ドラマ」もあったが、それもすべて「闘い物」であって、上記の事を目的とした「創作」でしかなかったと言って良い。そして、このような内容を見る者は高齢者の中の高齢者だけになっているのである。その高齢者で見てきた人も認知症発症や死亡により増加するどころか減少してゆくだけなのである。もちろん若者はほとんど見なくなってしまった。これが以前と比べて視聴者が減少している原因であるという事を率直に認めるべきである。この先も同じような内容を放送しても、視聴率は上がらないだけでなく、さらに減少するであろう事は目に見えている。

 また、このような「創作」である「娯楽番組」は、これを好んで見てきた者を洗脳してきたと言って良い。それはどういう事かというと、好んで見てきた者は、この「創作」の「娯楽番組」の内容を「歴史的事実」であると信じて見てきたと言って良い状況が存在するという事である。つまり、歴史的事実であると思って見てきた人が非常に多いのである。NHKは国民の莫大な税金や受信料を使って、公共放送を通じ、「大河ドラマ」で「フェイク歴史」を発信し、国民の知識や判断をコントロール(制御)してきたというべきである。そしてそれは、国民の価値観をコントロール(制御)してきたというべきである。このような点から、速やかに「大河ドラマ」を止めるべきである。

(2022年11月9日投稿)

 

 

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